TRMM

よく使うTRMMデータ(当然全部の要素ではない)

HDFなのでライブラリを使って、Fortranなどで読む方法もあるが、hdpコマンドを使って出力すると簡単。

軌道データ
2A25 (PRの降水強度とプロファイル)

要素名 レコード長(byte) データの次元数 スケール 単位 備考
geolocation 4 49*4289*2 - latitude and longitude (degree) 緯度、経度の順番でデータが入っている
rain 2 49*4249*80 100 rain rate 0-300mm/h undef=-8888



TRMMのorbitデータの図化

1. NCLを使う方法

nclのサンプルスクリプト(HDF-EOS Tools and Information Centerで)が公開されているので、それを修正して使う。
水平面図を描くだけならこれで可能。ただし、1つのorbitを表示するだけでも、非常に時間がかかってしまう。

2.hdpで出力したデータを自前で内挿する方法

hdpでgeolocationと見たい変数(reflectivityやrainなど)を出力し、GMTで内挿する。
GMTで内挿する必要はないが、簡単にできるのでこの方法を使う。 詳しいやり方は、TRMM orbitデータのGrADSによる図化

グリッドデータ
3B42と3B43プロダクトはNetCDF形式でダウンロードできる

プロダクト名 要素 単位 空間解像度 格子数 時間解像度 備考
3B42 日降水量 mm 0.25×0.25° 1440×440 3hとdaily TRMMとその他の衛星データをマージ
3B43 月降水量 mm 0.25×0.25° 1440×440 monthly TRMMとその他の衛星データをマージ

ウェブ上でのTRMMデータの解析ツールとしてTOVASがNASA Goddard Earth Sciences, Data & Information Services Centerから提供されている。
TRMM Online Visualization and Analysis System (TOVAS)

最終更新:2013年07月16日 15:19