バイナリデータを入力として、等間隔グリッドでないデータを内挿することができる。
最も大切なのは
-bi
オプションである。
以下のようなFortranプログラムで作成されたデータがあるとする。
: siz=data_num*3*4 OPEN(210,FILE='tmp.bin',ACCESS="direct",FORM="unformatted",STATUS="REPLACE",recl=siz) WRITE(210,rec=1)(lon(i),lat(i),z(i),i=1,data_num) CLOSE(210) :
ここで、作成されたtmp.binをGMTで読み込むにあたってもしデータが単精度実数ならば
surface -R60/120/10/50 -I0.2 -fg -bis tmp.bin -Gtmp.grd
のように
-bis
とする。
もし、倍精度ならば何も付けないで
-bi
でよい(GMTのデフォルトでは倍精度実数だと思っている)
結果をテキストで出力し内挿する場合に比べて、大幅に時間短縮ができる(テキストはサイズが大きいので、一度ファイルに書き出すのに時間がかかる)。