nclは、インタラクティブにもスクリプトから実行することもできる。GrADSもどちらもできるのと似ている?
GrADSに比べて、機能は非常に多くスクリプトの文法もオブジェクト指向を意識したものになっている。
ncl hoge.ncl
nclでは、beginで始まりendで終わる。なお、loadコマンドはbeginより前に来る。
;(セミコロン)で以降をコメントとして扱うことができる。GrADSと異なり行の途中でも使うことができる。 つまり、コマンドの後に説明を付けることができる。
load: FortranやCのincludeに相当 基本的に全てのスクリプトの最初でgsn_code.nclとgsn_csm.nclへのパスを指定すればよい。
load "$NCARG_ROOT/share/ncarg/nclscripts/csm/gsn_code.ncl" load "$NCARG_ROOT/share/ncarg/nclscripts/csm/gsn_csm.ncl"
Workstation=出力先の指定をする。慣例上、出力先に対するオブジェクトはwksとする。
wks = gsn_open_wks(“<出力形式>”,”<出力の名前>”)
出力形式: X11=画面上、ps=postscriptに出力 出力の名前: psなら出力ファイル名 (例) wks = gsn_open_wks(“ps”,”hoge”)だとhoge.psが出力される
nclでは、要素区切りにコンマ(,)を使う。つまり関数の描き方は
オブジェクト名 = 要素 1つの場合
オブジェクト名 = (/要素,要素, .. 要素/) 複数の場合
なお、1つだけ指定することは全てに同じ要素を代入と同じ意味になる。