補完データの作成とテキスト出力

grdsampleによる補完

grdsampleは、grdファイルがすでに存在するときに使用できるコマンドである。

grdsample <入力grd> -G<出力grd> -R<範囲> -I<補完後のグリッド間隔>

補完後のグリッド間隔を指定するに当たっては、ncdumpでグリッド間隔を確認する。
例えば、元がx方向に0.01、y方向に0.009間隔の場合で、格子を2倍粗くしたい場合には
I0.02/0.018と指定する。 指定すべきオプションがもっとあるようです..

grd2xyzによるgrdファイルのテキスト化

grdファイルをテキストに戻せば補完データの生データを手に入れることができる。
まず、出力前に出力の桁数を指定しておくこと。例えば、2桁にしたいならば

gmtset D_FORMAT %.2f

そして、結果は標準出力されるので、リダイレクション(>)で出力ファイルを指定する。

grd2xyz <入力grd> -R<範囲> > <出力テキストファイル> 

ファイルは、x,y,zのカラムで出力される。

GMTで使える補完手法(コマンド)は、triangulate、nearneighbor、surface、greensplineである。
ヘッダーを持ったアスキーファイルならば、 -Hi オプションで無視できる(デフォルトは1行)

最終更新:2011年07月19日 18:13