2016年も一月が過ぎようとしている。時が経つのは本当に早い。トイレの個室が空くのを待つ時間はとても長く感じるのに。
そんなどうでも良い話はさておき、いつものように飲食
イベント探しをしていると、私の目にとある記事が飛び込んできた。
- 新宿大久保公園で1/28~31の間「NB-1グランプリ鍋奉行決定戦」が開催決定!
- 和光市役所で「ニッポン全国鍋グランプリ」が1/30~31の日程で今年も開催!
前者は・・確か、去年の12月に代々木公園で開催されるはずが延期となったイベントだ。場所と日程を変えてきたって事か。
提供される鍋は10品程度で、全国有数酒蔵の日本酒や焼酎の数々が提供される 日本の酒蔵~大盤振る舞い2016 in Tokyo に加え、 うどん食文化をとりまくご当地グルメ博2016 in TOKYO も同時開催というおまけ付き。鍋以外にもアルコール&ご当地グルメも一緒に堪能できるのか。
流石に鍋が相手だと、今の私では2~3杯位が限度だろう。それに加えて、1~2品程度、鍋以外のものも食べられれば充分満足できるのではないか。
後者は毎年この時期に開催されているようだ。去年の飲食イベント第一号はこのイベントだった。
60品以上の様々な鍋/汁物が提供され、鍋以外のグルメも多数提供されていて、交通費はいつもの数倍かかるが、かなり満足度の高いイベントだ。
折角なので両方行きたいのだが、週間天気予報では東京も埼玉も1月29日~30日は雨天であることがほぼ確定している。土曜(30日)が雨なのはかなり痛いが、流石に天候まではどうしようもない。
夏季ならばカメラの雨濡れさえ気をつければ雨天だとしても特に問題はないだろう。しかし、冬季に雨の中で飲食などしたら、何か嫌な フラグ が立ちそうで怖いのだ。
色々と検討した結果、快晴予報となっている木曜(28日)を有休にして大久保公園へ、曇り予報で雨は降らない予定の日曜(31日)に和光市の方へ行くのがベストだろうという結論になった。
ここで一つ問題がある。自分が担当している作業が木曜の朝にもあるのだ。サーバのトラブルで問題が発生してしまった場合に、資料の復旧作業が発生する。もちろん、問題が発生することは稀で、問題がなければ何もする必要はない。
そんなに難しい作業ではないので、手順さえまとめておけば誰でも対応可能だ(と思いたい)。それ以外の作業も少しあるが、直近に終わらせる必要はないのでこちらは問題ない。
よし、これでNB-1グランプリ鍋奉行決定戦に行く手筈は整った。
1月28日朝。快晴。特に体調が悪いとかそのような事はなく、正午少し前に新宿の大久保公園に到着した。
会場内を見渡す限り、食券売り場はない。全ての品が現金で購入可能のようだ。
何故、食券の話を出したかと言うと、料理を購入する為の待ちならば別に構わないが、食券がある場合、料理と引き換え待ち以外に食券を買う為の待ちという無駄時間が発生する為、食券制はそんなに好きではないからだ。
少し補足すると「殆ど待たずに食券が買える」「前売券がある」なら食券制でも良いが、「会場内でのみ食券を販売するが、売り場が少なくて長時間待たされる」が一番嫌いなパターンだ。過去に行ったやつだと
朝食フェス@2014 とか
第1回湘南茅ヶ崎ラーメン祭 あたりか。
今挙げた両イベントは、前売券が販売されたり、開催期間が大幅延長(客足を分散させる)になったりと、私が行った回以降は若干改善されているようだ。
ただ、このイベントは食券制ではないことがわかったので、その点は特に気にする必要はない。
しかも、開催初日かつ平日の昼間ということで、客はまだ少ししかいない・・・というか全然いない。これなら長蛇の列で購入まで数十分かかるようなこともあるまい。
しかし、客がいなさ過ぎて本当に始まっているのかどうか不安になった私は、会場奥にあるステージ前に用意されているベンチに腰掛け、各店舗と飲食用テーブルがあるテントを観察してみることにした。
まず、このイベントで提供される鍋は以下の11品だ。
| 都道府県 |
鍋名称 |
| 山形県 |
日本一のやまがたのいも煮 |
| 山梨県 |
ほうとう鍋 |
| 静岡県 |
しずおかおでん |
| 北海道 |
ほっかい蟹鍋 |
| 大阪府 |
カレー豚しゃぶしゃぶ鍋 |
| 兵庫県 |
神戸 牛すじ鍋 |
| 宮城県 |
東北の味噌味 いも煮 |
| 秋田県 |
きりたんぽ鍋 |
| 福島県 |
東北の茸たっぷりいも煮 |
| 山形県 |
亀之助とん汁 |
| 青森県 |
せんべい汁 |
各店舗の前にいるのは店舗/運営関係者と報道関係者(この日はテレビ東京とフジテレビ)。そして、客らしき人が数名。
かなり寂しい状態だが、本番は土日(1月30日~31日)だろうから、この日は報道陣向けに予行練習しているような感じだろうか。
ここで気になったのは100cm以上の大鍋で調理している各店舗の鍋だ。夕方~夜にかけて客足が増加すれば捌ききれるだろうが、今のままだと到底無理だと思われる。
「うどん食文化をとりまくご当地グルメ博」の方は、手前のおねえさん達が牛タン串食べているので、大丈夫そうだ。しかし、店員不在のところもある。
確かこのイベントは11時からだったはずだ。既に12時をまわっているが、客がいないため、休憩または昼食にでも行っているのだろうか。
「鍋」と「ご当地グルメ」のちょうど中間に「日本の酒蔵~大盤振る舞い」の店舗がある。昼間から飲酒をしようと企む男達が既に群がっている。今はこれだけだが、ここが賑わうのはやはり土日だろう。
さて、見ているだけではつまらないので、そろそろ何か食べに行こうか。テント内で鍋を食べている人・食べ終わった後の容器をゴミ専用テントに持っていく人が見えたので、ちゃんと始まっていることは確認できている。
時間帯的にも近所のビルから腹を空かせた会社員たちがなだれ込んできてもおかしくないと思うのだが、まだ人は多くない。
過去に日比谷公園でやっていた
カレーイベント時 は同じような時間帯でかつ平日で、会社員と思われる人が結構沢山いたのだが、こちらはそういう感じの客は全然いない。
日本一のやまがたのいも煮
鍋の店舗の端から端までを行ったり来たりして、一番最初に選んだのは「いも煮」。
去年末、日比谷公園でやっていた
鍋フェスティバル の時も同じような鍋があり、食べるかどうか迷っていたのだ。この時は結局食べていない。
今回も鍋フェスティバル時と同様に、自作一味唐辛子(島とうがらし)と18禁一味唐辛子(ジョロキア)は・・家で留守番をしている。会社用の鞄から出すのを完全に忘れていた。
この鍋を購入した際も「七味入れますか?」みたいな会話はなかったので、店舗側も特に用意していないようだ(以降に出てくる各鍋を購入時も同様)。仕方ない、今回はプレーンな鍋を楽しむことにしよう。
温かくて旨い。量も思ったよりある。
最初の鍋も食べ終わり、次の品を求めて、ご当地グルメ博の店舗の方にやってきた。そこで一番気になったのは山積みとなっているこの牛タンだ。
他にも、焼き小籠包、カニクリームコロッケ、大分唐揚げ・・。気になるものが沢山ありすぎだ。
もう10歳ほど若かったならば、上に挙げた品を全部平らげることも可能だっただろう。今はもうダメだ。そんな元気はない。
塩タン焼き
まだ食べ始めたばかりなので、牛タン串を1本だけ頂くことにした。先ほどの山積みされているものはまだ生で、網の脇に焼いたものが何本かストックされている。
注文するとそこから取り出して温め直してから提供するようだ。焼きたてで熱々、歯ごたえがあってなかなか噛み切れない。
そういえば、某厚木の
大道芸イベント では、皿盛りの牛タンを食べた際に前歯を奪われることがあった。
その後、土台部分から作り直してもらっているので、今回は大丈夫だったが、噛み切れないものにはちょっと抵抗があったりする。
喫煙所付近にはテレビの取材らしき一団が来ていて、イベントの説明をしている所を撮影している。私が座っているテーブル席の後ろの方では各店舗の鍋を並べて何やら説明しながら撮影していたりもする。
カレー豚しゃぶしゃぶ鍋
その合間に、本日二杯目の鍋を調達してきた。カレー鍋ということで、100円増すると白飯がセットについてくる。
スープカレーのように白飯を浸して食べるのも良いと思ったが、出来る限り沢山の品を食べたかったから、敢えて白飯はセットにしなかった。
テーブルにおいてあるパンフレット見ると、うどんが入っているが「写真は全てイメージです」と書かれているので、文句は言えないな。実際のところ、うどんは入っていない。
食べている最中も隣では取材の真っ最中だ。テーブルには5つの鍋が並べられていて、撮り終わったら帰るとか聞こえてきたので、全部の鍋ではなく幾つか選んで撮影していたと思われる。
飲食用テントの位置だと完全に日陰となり、肌寒さを感じたので、日向になっているステージ側のベンチに移動してきた。
ステージ脇では運営がなにやら旗を用意したり、偉そうな口ぶりの男が「各店舗の代表者を早く集めろ」とか何とか言っている。どうやら13時から「開会式」が行われるようだ。
既に鍋を提供しているのに「まだやってなかったのかよ!」と突っ込みを入れたくなる気持ちを抑えて、様子を伺っていたところ、
13時10分位に開始された開会式は、客席の最前列に陣取っていた運営関係者が大盛り上がりして、10分程度で終了。あの場にいた運営とは全く関係ない一般客は、寒さから逃げてきた私 + 後ろの方に座っていた2~3名位だったと思う。
終わった後は、開会式でスピーチをしていたお偉い方と運営のお偉い方が名刺交換したり記念撮影とかしている。なんだこの光景は・・。
青森せんべい汁
せんべい汁はB-1グランプリではお馴染みの品だが、まだ食べたことがなく、折角の機会なので頂いてみることにしたのだ。
薄味でさっぱりとしているので、これこそ唐辛子を大量に入れたい衝動に駆られるも、ないものはない。
鍋のイベントなので、七味唐辛子くらいは店舗側で用意しているだろうと考える客も当然多いはず。
こんな感じ で
My唐辛子 をわざわざ持参する変態はいないと思うので、客からの要望で最終日までには用意されるだろう。
飲食イベントに行くと必ずエンカウントする鳥系モンスターだ。こちらに向かってくる。
こいつらは群れで大量に来られると厄介だが、1匹なら大したことはない。
くくく、残念だったな。先ほどのせんべい汁は既に食べ終わっているので食べるものはもうないぞ!
大分唐揚げ
鳥系モンスターが立ち去った後、とある物産フェアへ行った後に思いついた「その日に行ったイベントを家でも楽しめる裏技」を発動させてみた。
頑張れば食べられなくもないが、そこまで無理をする必要もないだろう。この日の夕食にすればよい。
まだ14時少し前だが鍋も充分堪能したので、私はそろそろ撤収することにした。まだ「日本の酒蔵~大盤振る舞い」の店舗には寄っていないが、今回はパスだ。
日曜に行く予定のニッポン全国鍋グランプリでは、My唐辛子たち(自作一味唐辛子、18禁一味唐辛子) を忘れないようにしよう・・・と思っていた矢先、
帰宅後に体調が優れないので布団にもぐりこんで暫く寝ていたところ・・・体が・・あ、熱い。体温を計ってみたところ、
熱が見事に38度超!!!
翌日の朝、病院でインフルエンザA型 と診断されてしまい、木曜のみ休みのはずが最低でも翌週の火曜まで休むことになってしまったのだ。
なんてことだ。もし、熱がなかなか下がらず、翌週の火曜(ちょうど五日目)に下がった場合はさらに2日間の療養期間が発生してしまう。かなりヤバイ状態だ。
病院で処方されたのはインフルエンザ薬として有名な「タミフル」「リレンザ」ではなく、粉末の薬剤を1回吸引することで効果が5日間続くという「イナビル」。
これは発症してから48時間以内に服用(吸引)しないと効果がないらしい。私の場合は発熱してからまだ12時間程度なので、効き目はありそうだ。
翌日(30日)はまだ38度超で、さらに翌日(31日)は無事に平熱に戻ったのは良いが、この日は和光市でやっている「鍋グランプリ」に行く予定の日ではないか。
熱が下がっても最低2日間は外出禁止で、これを無視して外出して再発したら嫌だし、周りにうつしてしまう可能性もあるので、今回の鍋グランプリは・・諦めるしかない。
去年は運営の都合で鍋イベント2連続は叶わず、今年は病気で鍋イベント2連続は叶わず・・。
そういえば、最後に「大分唐揚げ」を買っていて、帰宅後に冷蔵庫にしまっておいたのだ。とりあえず、それを食べるかと冷蔵庫に向かうと・・ない!?
どうやら最初に発熱した木曜の時点で、家族に夕食として食べられてしまっていたようだ。
結局、体の所々の痛み(特に頭痛)は、外出可能になっても暫く続き、復帰後の最初の土日も家に引き篭もって布団にもぐり込む始末。
もし、木曜に休まず出社していたらどうなっていただろう。同じようにインフルエンザを発症させていたのか、ウィルスは保有していたはずなので、後日発症させていたのか。今となってはわからない。
今年も数々の美食イベントが開催されると思う。その中の1つが急に行けなくなっただけと考えると、そんなに騒ぐほどのものではないか。
食べられなかった唐揚げも、秋頃に代々木公園で開催される(予定の)某九州観光物産フェアに行けば同様の品が確実にある。それまでお預けだ。
そう、私の飲食イベントとの闘いはまだ始まったばかりだ!
すぎ先生の次回作にご期待ください。
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新年1回目の食イベントは今までとちょっと趣向を変えてちょこっと小説風にしてみました。そのせいで写真より文字がかなり多めになっています。最後のインフルエンザのくだりはノンフィクションです。辛かった。
ただ、和光市の鍋グランプリはかなり楽しみにしていたので、行けなかったのは残念でしたね。また来年を期待します。
最終更新:2016年02月21日 20:08