那由他 vs 棗
那由他 > (ここはとある忍の里にある館。夜も遅いと言うのに館の周りには多くの忍者が見回りをしている。館の中には妙齢の女が一人、年のころは25、6であろうか、目を伏せたままただずんでいる。) ・・・・・・・最近この里に侵入者がいるらしいけど、まさかこの館を狙うとわねぇ・・・フフッ、面白い、どんな奴かしら・・・(女、那由他が小さく笑う。その笑みには自身が満ちている。)
棗 > 「ふぅ・・何とかここまで来れたよ・・」(館の屋根裏に忍び込んだ少女は、誰にも気付かれないよう心の中でほっと一息する)「それにしても・・一人しか居ないなんて・・・これならなんとかなるかな?」(下を覗くと部屋には一人しかおらず、少し警戒はしたものの、経験の無さからか、さして気にも留めずに居る)
那由他 > ・・・・・・!来たわね・・・(屋根裏に何者かが忍び込んだことを直感的に悟る那由他。すぐに攻撃しても良いのだが、どうせならと遊び心をだす)あ~あ、ちょっとお腹が張っちゃったわね~、そうだ、少しオナラしようかな~、えいっ♪(お尻を天井に向けると、ぷしゅぅぅぅ~~~と異臭が噴出す。そしてそのガスはそのまま天井に染み込んでいく・・・)
棗 > ふぇ?・・・・っっあうぅ!!?(那由他にお尻を向けられ、キョトンとするが、激臭ガスが放たれ屋根裏に充満すると、鼻を覆って悶える)うぅ・・もう、限界・・・(匂いに耐え切れず、屋根裏から脱出して那由他の前に姿を現すが・・)い、いったぁ~・・うぅ、お尻打っちゃった・・(焦って抜け出したため、お尻から落ちると言う忍者らしからぬことをしてしまった棗はお尻を擦っている)なんで、私が居るってわかったの~?
那由他 > あら、天井裏に大きなネズミがいましたわ。やっぱりネズミは煙で炙り出すに限りますわね~(尻餅をついた棗をさも愉快そうに見つめる那由他)フフフ・・・気配の一つも綺麗に消せないようじゃ忍者失格ね。そんな腕でこの屋敷に忍び込もうとは、大した勇気だわ。その勇気に免じて、この那由他様が相手してあげる♪(ゆっくりと近付きながら話す那由他。あくまでも余裕のある態度である)
棗 > うっ・・忍者失格・・・(那由他の言葉にショックを受けるが、今はそれどころではないため直に立ち上がる)お、おばさんなんかに負けないんだからっ!(自分よりもふたまわりも年上の那由他に向かって「おばさん」と言う言葉で挑発をするが・・)
那由他 > お、おばさん・・・!!!(年齢的には棗に到底かなわない那由他。年齢のことは本人もかなり気にしているようである)・・・ま、まあ、あなたみたいなガキンチョには、妙齢の女性の魅力ってものは到底分っからないでっしょうけどね!行くわよっ!!!(怒りの余り肩を震わせる那由他。キッと棗を睨むと一気に飛び掛る)
棗 > そうでしょ?!だって、棗から見たらあなたどう見たっておばさんなんだからっ!!(那由他の反応を見て挑発の効果があると判断するや、再び年齢のことで挑発すると、怒りを露にした那由他が飛び掛ってくる)そんなんじゃ棗は捕まらないよ♪(小柄な体を生かした身軽な動きで、難なく回避する)
那由他 > でぇいっ!・・・外した?!(飛び込んで蹴りを放つが、素早い棗の動きに足は空を蹴るのみ)だったら、これよっ!!(腰の辺りに手を回したかと思うと、棗に向かって手裏剣のようなものを投げつける)
棗 > ・・うわぁっ?!・・・あ、あぶなかったぁ~・・今のって手裏剣?じゃないよね・・(攻撃をかわして油断していたところに追撃されたが、寸でのところでかわす。一瞬手裏剣にも見えたが、まったく得体の知れない攻撃に気がかりな棗)今度はこっちからいくよ♪・・・ぷううううぅぅぅ(やられてばかりではいけないため、お尻を那由他に向けて反撃のオナラ攻撃!)
那由他 > チッ、子供だけあって足は速いわね・・・だったら今度は・・・(もう一度同じ要領で手裏剣状の物体を投げつようと腰に手を回すが、その隙を棗のオナラによって攻撃される)・・・?!臭っ?!まさか、こんな小娘までオナラを使うって言うの?・・・でも、まだまだ未熟よッ!(棗のオナラを少し吸ってしまうが、後ろに飛びずさり、再びさっきの手裏剣を投げつける。このままでは再び避けられてしまうが・・・)・・・ハッ!!(棗が避けようとした瞬間に那由他が手を握る。すると、パン!と手裏剣が破裂し、棗の周囲に悪臭が広がる)
棗 > そうだよ、棗は屁忍なんだからっ!(那由他に対し胸を張って自信満々に言う)強がった手無駄だよ~♪おばさんの攻撃なんて喰らわないんだから・・(そう言って、さっきと同じ様に回避使用としたが・・)?!・・はうぅぅっ?!!・・な、なにこれ~?くさぁい・・(正体不明の手裏剣がいきなり炸裂したかと思うと、悪臭に包まれ鼻を覆って後ろに逃げる)うぅ~・・油断しちゃった
那由他 > うふふ、どう?私の特製手裏剣は?おかわりならいくらでも有るからねッ!(棗が見事に引っかかったことに気を良くしたのか、今度はオナラ手裏剣を連続で投げつける)あなたみたいな小娘が屁忍を名乗るなんて10年、いや100年早いのよっ!
棗 > うぅ・・まだ鼻に残ってるような・・(鼻の奥にしつこく残った匂いを取ろうと鼻をごしごしと擦っていると)おかわり?!ぜっっったいにいらないよ!!(力をこめて拒否するが、棗の言葉を無視して大量のオナラ手裏剣が放たれる)うわっ!・・ちょっと・・・いらないって・・いったのに・・・(一度喰らったためか、今度は炸裂にも注意をしながら器用にかわす、更に喋っている余裕もあるようだ。手裏剣を回避しながら少しずつ那由他との距離を縮めていき)いい加減に・・してよっ!!(接近してからの蹴りで那由他の攻撃を止めさせる)
那由他 > そらそらそらーッ・・・・・・え?っきゃぁッ!(その場に留まりながら投げ続けたので棗にあっさりと接近され、蹴りを受けてしまう)げ、げほッ・・・意外と・・・いい蹴りするじゃない・・・!(油断していたためか、棗の蹴りをまともに受ける那由他。そのままお腹を押さえてしまう)
棗 > はぁ・・おばさんがあんなにたくさん攻撃するから、棗疲れちゃったよ・・(流石に若いといっても、あれだけの攻撃をかわすのは相当の運動量、体力には自信があった棗だったが、少し疲れたらしい)まあ、このまま決着をつけちゃえば、後はゆっくり休もうっと・・(そう言いながらその場で逆立ちをすると・・)それじゃあね、おばさん・・(ぶううううぅぅぅぅ~~~!! 棗の尻から大量の黄色い気体が噴射される、那由他が・・いや、部屋全体が黄色くなるくらいのガスを至近距離でかいでしまった那由他は?)
那由他 > (棗の放屁により、部屋中にガスが充満する。那由他はそのまま気絶したかと思われたが・・・)・・・・・・やっぱりまだまだ未熟ね。オナラの使い方に無駄がありすぎるわ。(平然とした様子で那由他が棗に言い放つ)とりあえず、このままじゃ話しにくいからガスを消すわね(そう言うと ボフゥゥゥッ! と那由他がオナラを放つ。無色透明なガスが那由他の周りのガスを巻き込み、衝撃波となって棗に向かう)どう?オナラはこういう風に使うのよ?
棗 > ええ?!・・なんで、棗の全力の攻撃だったのにぃ!?(最大出力のガスを嗅がせたため、もはや那由他は気絶していると思い込んでいた棗は驚愕の表情、それも束の間、那由他がオナラを放つと)へ?なな・・棗のおならが集まってる・・?(那由他の繰り出す未知の忍術に不安げな棗、そんな棗に衝撃波が襲う)よ、よけられないっ・・・うわあぁぁぁ!!!(衝撃波が直撃、棗は吹き飛ばされてしまう)
那由他 > あ、そうそう。そこらへんには予めちょっと仕掛けしておいたから~♪(吹き飛んだ棗に対して言葉をかけるが・・・ ブシュッ! 棗が吹き飛んだ方向から何かが噴出すような音がする)あ~、間に合わなかったわね~♪そのガス、臭いもそうだけど結構目に染みるわよ~♪
棗 > え?(那由他の言葉をはっきり聴く余裕の無い棗は何がなんだかわからないまま、飛ばされているが)んぐっっ?!!(那由他の警告どおり、仕掛けが発動し、棗はガスに包まれる。噴出音を聞いて急いで鼻を覆ったので鼻へのダメージは少なかったが)うぅ・・目が痛いよぉ・・(目は覆えなかったためガスのダメージをもろに受けてしまい、涙が溢れている)前が見えない~
那由他 > あらら、仮にも忍者がそんな醜態をさらしてもいいのかしら?そんな未熟な子にはお仕置きしないとね!(棗の元に近付くと腰から縄のようなものを取り出す那由他)この縄も特別製、私のオナラがたっぷり染みこんでいるわよ~ それっ!(鞭のように縄を投げつけると、棗の周りに異臭を放つ縄が捲きつく)このまま・・・えいっ!(縄をグッと引くと棗がくるくると回転しだす。目が見えないことをいいことに、方向まで分からなくさせるようである)
棗 > お仕置き?!そ、そんなの絶対にいや~!!(実力差を実感し、棗は那由他に怯えてしまったのかその場から逃げようとするが、涙の溢れた目では周りもまともに見えず動きが遅くなってしまう。そうしてる間にも那由他は特性の縄を取り出して、棗に投げつける)うわぁっ?!・・離してぇ!・・臭いよ~~!!(両手を封じられているため、いくら縄が臭くても鼻を覆えずいるが、縄を引っ張られるとこまの要領で棗の体が回転)ふえぇぇ~~~・・・目がまわる~~~~(十数回転してようやく回転は収まったが、棗の三半規管は狂ってしまい)うえ~・・気持ち悪いよぉ
那由他 > あはは、本当にだらしないわねぇ。それじゃ今度はこうしようかしら?(前後不覚に陥っている棗に対し、悠然と笑う那由他。更に棗を苛めようと、棗の周囲に手裏剣を放つ。手裏剣の衝撃によって周囲の仕掛けが再び起動し、プシュッ!ぷしゅっ! と四方八方からガスが噴出す)さってと、お次は直に嗅いでもらおうかしら。(最早、棗が反撃することは無いだろうと予測した那由他。地雷のガスが一しきり止んだ所で棗に近付くと、大きなお尻で顔を包み込む)ふふふ、直は凄いわよ~♪
棗 > へ?・・っっあうぅぅ!!?(那由他の手裏剣によって再び仕掛けが発動し、強力ガスが棗を襲う。先ほどは鼻を覆って対処したが、今は状況が状況なだけに諸にガスの餌食に・・)くさ・・・くさいぃ~~!!(強烈な悪臭に鼻を押さえながら逃げようとするが、その先には那由他の尻が待ち構えており・・・)むぎゅうっ?!・・・ふ、ふむうぅぅぅぅ~!!「やだぁ~!直なんていらないよ~~!!」(首を振って逃げようにも、那由他の大きな尻は逃げるどころか顔を動かすことすら許さない)
那由他 > ・・・そろそろ頃合ね。(怯えた棗の顔にお尻をグリグリと押し付けると、強烈なオナラを放つ・・・のではなく、棗に意外な言葉を投げかける)・・・あなたは忍者としては未熟も未熟、ヒヨッ子もいいところだわ。・・・でも私だったらあなたを一人前にすることができるわ・・・(屁忍は非常に珍しい忍者であるため、まともに相手ができるのは同じ屁忍ぐらい。未熟とはいえ屁忍である棗をできることならこの里に引きずり込みたい那由他)どう?私の元で屁忍として腕を磨く気はない?それとも、私のオナラを嗅ぎたいかしら?
棗 > んっ・・・・・?・・(ガスの発射がくると思っていた棗は目を閉じるが、いくら待ってもオナラは噴射されず、代わりに那由他から里に勧誘されてしまう)「うぅ・・このままオナラを嗅がされちゃうのはイヤ・・・でも、里のみんなを裏切るなんてもっとイヤだよ!」(オナラを嗅ぎたくないという気持ちもあるが、里の仲間を思う気持ちもある。少し葛藤した後、棗は里を選ぶ。つまり、那由他の申し出を断ることを決心する)ぷはっ・・・はぁ、はぁ・・せっかくなんだけど、棗はこの里の屁忍にはならないよ
那由他 > そう・・・残念ね・・・でもあなたに選択権はないのよ。・・・あまり使いたくなかったけど・・・よっ、と(頑なに拒否する棗に残念がる那由他。棗からお尻を少し放すと、プゥ と小さくオナラを放つ)忍法 幻霞、ちょっと卑怯っぽいけど我慢してね。(那由他から放たれたガスを吸うことにより、棗の視界が大きく歪む。そして視界が戻ったかと思うと、棗の目の前に軽く4、5mは超えようかという程のとてつもなく巨大なお尻が現れる)
棗 > え?どういう・・・うっ?!(那由他に何か聞こうとしたところガスに阻まれてしまう)けほっ・・あ、あれ??なんだか変な感じ・・・(ガスを吸い込み視界が歪むと戸惑うが、直に戻る。しかし、目の間に人間とは思えないほどの巨大の尻が現れ)えぇぇぇ?!!・・な、なにこれ?・・お尻・・・?(どう見たってお尻なのだが思わず聞いてしまう)に、逃げなきゃ・・・って、足が動かないよ~(幻術にすっかり嵌ってしまった棗は逃げたくても足が言うことを利かない)
那由他 > ブブゥゥゥォォォオオオォ~~~~~!!!(巨大なお尻が小さく揺れると、棗に向かって強烈なオナラを放つ。)どう~、私のオナラは~。あなたが「はい」って言うまで何度でも嗅がせてあげるからね~。(棗の頭の中に直接那由他の声が響く。実際には那由他が棗にオナラを吹き付けただけなのだが、幻術により棗は追い詰められてしまう)それとも、このままお尻で押しつぶしてあげようかしら~?うっふふ~♪(巨大なお尻が棗を包み込む。お尻を軽く振るだけ棗の体全体が大きく揺れ動き、更に恐怖感を煽る)
棗 > はぁうっ!!?・・あうぅ・・くさすぎるよ~・・(オナラが炸裂し、棗は鼻を覆い悶える。だたでさえ強烈なガスが幻術の恐怖で威力が倍増してしまう。更に那由他の言葉で)やだ・・やだよぉ・・もぉ、許して~(すっかり怯えきってしまい、震えながら那由他に助けを請う。おまけに、棗の恐怖を煽るように巨大な尻が迫ってくる)助けて・・こんなのに潰されたら、棗死んじゃうよ・・・(とうとうその目からは恐怖で涙が零れる。しかし、そんな言葉を無視し、巨大な尻は棗の体をすっぽり覆う)
那由他 > 死ぬのが嫌なら私の部下になることね~。さあ、早く「私は那由他様の部下になります」って言いなさい~!(お尻で完全に棗を包み込み、身動き一つ取れないようにすると、今度は至近距離でオナラを放つ)プシュゥゥゥゥゥブオッブォォォォ~~!!(棗の顔と言わず全身をオナラが包み込む)
棗 > 「死ぬ・・・怖いよ・・・・でも!」そんな言葉、絶対に言わないよッ!(恐怖で心が折れたかに見えたが、やはり里の仲間に対する思いは強く、巨尻という銃口が当てられていても決意は揺るがない。しかし、そんな決意も空しく、至近距離での巨大放屁を受けてしまう)んぐっ!!・・ん・・~~~~~!(完全に身動きを封じられてしまっている今、手で鼻を覆うことが出来ないため、息を止めて堪えるが、そんなものが長続きするわけも無く・・)ぷはぁっ・・・?!!!・・げほっ、ごほっ・・ごほっ・・・(ガスを思い切り吸い込んで咽てしまう)うぅ・・くる・・しぃ・・
那由他 > なかなか強情ね~・・・でも、「はい」って言うしかないのよ~!(あくまで強情な棗に対し、那由他はつい本気を出してしまう)ブッッシュウゥゥゥウゥゥウウゥウウゥ~~~~・・・・・(お尻がキュッと引き締まって更に棗を締め付けたかと思うと、量、臭い共に凄まじいガスが棗に放たれる)・・・しまった~!ちょっと力を入れ過ぎた~!(あくまで仲間に引き込むことが目的。気絶させてしまっては意味がない)
棗 > あうっ・・・(締め付けが強くなり、思わず声を漏らす。タイミングの悪いことに、口をあけた時に今迄で一番強烈なガスが見舞われる)んんっ!!ん・・・・・んん!!??!(直に息を止めるがもう遅い、ガスは棗の脳を犯し・・意識が次第に薄れていく)ん・・・・んぅ・・・・・・・・(とうとう、意識は途切れ棗の体から力が抜ける)
那由他 > (棗が気絶すると同時に術が解け、棗はその場に倒れこむ)・・・まさかここまで耐えるとは思わなかったわ、おかげでちょっと本気になっちゃった。・・・まあ、今すぐ仲間にできなくても、ゆっくり、じっくり教え込んであげるわ。フフッ・・・(気絶した棗の前に立ち、今後を考えてほくそ笑む那由他)・・・それにしても・・・ここまで耐えるってことは、もしかしたらこの子、才能あるのかも・・・・・・な~んて、そんなことないわね~♪(我ながら馬鹿馬鹿しい考えだと一蹴すると、外にいた忍者を呼び棗を奥へと運ばせる。そして那由他自身も悠々と館の奥へ・・・)
最終更新:2007年08月27日 14:20