セシルヴィジョン
セシル「うん・・道は覚えてるから・・きっと、大丈夫。」
半ば自分に言い聞かせて、公園のベンチから立ち上がる
タカ「やけに遅いと思ったら・・」
不意に聞こえる聞き慣れた声・・向こうに居た時も良く電話をしていたし、今度は自信も持って言える・・この人は・・
セシル「タカお兄ちゃんっ!」
タカお兄ちゃん・・私とは義理の兄妹になって、背が高くて・・カッコ良くて・・モテモテでいつも忙しそうにしてるのは少し嫌だけど・・・とても優しくて頼りになるお兄ちゃん・・・でも、このパターンはぁ~・・
タカ「久し振り、セシル・・・4年振りか・・・でも、まあ・・方向音痴なのは変わらないな・・」
うぅ・・意地悪モード・・ため息まで吐かれちゃった・・
セシル「ぁぅぅ・・別に方向音痴じゃあ無いもん・・雪が酷くて・・」
タカ「はいはい・・そういう事にしておこうな・・・ほら、寒いだろ・・それ飲んだら家に帰るぞ」
そういってタカお兄ちゃんは、自分の上着とあったかいコーンスープをくれる・・コーンスープは少しだけ冷えてたけど・・おいしかった・・
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タカ「ただいま・・ほら、セシル大丈夫か?」
雪に手間取っているとタカお兄ちゃんの手が伸びてくる・・
セシル「うん、大丈夫 ありがと、タカお兄ちゃん・・えっと、お邪魔します」
でも、私はタカお兄ちゃんの手は取らずに家へあがる・・・だって、手間の掛かる妹だなんて思われたくないもんっ
タカ「ふぅ・・セシル、自分の家なんだからな・・ただいま、だろ? ほら、もう1回・・」
セシル「え?あ、うん・・ただいま、タカお兄ちゃん・・」
私が帰ってきた野上の家は、今タカお兄ちゃんの1人暮らしらしい・・でも、玄関にある靴が多いよーな・・・
セシル:気のせいかな・・・
タカ「それじゃあ、昔使ってた部屋・・そのままにしてあるから掃除して使ってくれ」
セシル「うん、ありがとね タカお兄ちゃん」
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セシル「わ・・・汚い・・・」
掃除をして使って・・の言葉通り・・4年ほったらかしにされてた部屋は埃が酷かった・・。
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セシル「ふぅ・・これで良いかなぁ・・?」
一通り埃を取り終えるとベッドに腰掛ける・・
セシル「んー、疲れたー・・これから、どうしようかな・・?」
最終更新:2008年07月10日 22:48