2000年代に入るまでは、通信教育により高校や大学を卒業するということは、病気またその他の理由による不登校により、通学が困難なためと、マイナスなイメージをもたれることも少なくありませんでした。しかし、インターネットなど各種通信手段の発達により、時間と場所に縛られない、忙しい現代人にふさわしい学び方として、見直され始めています。
通信教育の授業方法はいくつかありますが、メインとなるのは印刷授業、通信授業と呼ばれるもの。これは、教科書や参考書を送付または指定し、主にそれを用いて学習を行います。それにより、レポートを作成し、レポートが合格で単位認定試験の受験資格が与えられ、その試験に合格すればその単位が認定されるというシステムです。
通信教育による勉強は、何もすでに社会人となっている人が、働きながら勉強するため、あるいは何らかの事情で通学が困難な人が必要な勉強をするためだけにあるのではありません。経済的な不安があるならば、最初は通信教育で勉強しながらアルバイトをして学費をため、試験を受けて通学課程に編入というやり方もあります。
通信教育の場合、講座の内容によるが規定の評価・得点を得た場合、修了することができます。当然、もし成績が悪かったり規定の期間内に課題提出がなかったりした場合は修了できません。しかし講座によっては再提出や期間延長が可能な場合もあります。
通信教育は、通学課程と比較すると、より多くの人に入学の門戸が開かれています。しかし、独学、自習を主体とするため、学生にはより厳しい自己管理が要求されることが多いことは事実です。しかし、個人の学習形態や興味・関心に応じた学習を選択できる学習方法ですから、やる気さえ失わなければ大丈夫です。
最終更新:2008年02月22日 11:15