ripa_ns内検索 / 「第四話」で検索した結果

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  • 第四話
    シンジには大事を取って数日間の休暇が与えられた。だが、これはシンジにとって良い迷惑なのだ。 休暇となると、色気を発散し続けるミサトに加えて、 選りすぐりのメイド達が世話を焼く豪邸の中で過ごすのだ。 内気で純真なシンジにとって、とても心休まる生活空間ではないらしく、 据え膳喰わぬは……という言葉通りに、さっさと好みの子に手を付けてしまえば良いものを、 ますます悶々とした思いに悩まされ、それを処理するためにトイレの中で引きこもり、 むしゃくしゃした頭を抱えて地獄のような筋トレを己の肉体に課す。これでは心も体も休まらない。 そんな遠慮深いシンジであったが、ただ一点、食事についてはあれこれと注文を付けた。 むろん贅沢が引き起こす肉体の変化に恐怖していることもあるのだが、 やはり日々の生活から肉体が欲求するらしい。 日々、数多く廃棄しなければならない息子達を大量生産するため...
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  • 特急 第四話
    こうして地上に降り立った弐号機は、間髪入れずに使徒との戦いに加わった。 そして、手にした戦斧を振るい、 ズガッ!!ズズゥゥゥゥン…… 初号機に迫っていた使徒サキエルをはじき飛ばす。 見事な操縦。かなり手慣れているらしいことは新参のシンジでも見て取れる。 そして初号機を助け起こしながら、弐号機のパイロットは尋ねた。 『あんた、名前は?』 通信モニタが表示されて、弐号機のパイロットと思われる姿が映し出される。 それは弐号機の機体と同様に、赤いプラグスーツに身を包んだ一人の少女であった。 「えっと……僕はシンジ。碇シンジ。」 『お聞きの通り、私が惣流アスカ・ラングレーよ。あんたがサードチルドレンね?』 「さ、サード?」 『そうよ。私がセカンド。あの零号機のパイロットがファーストって訳』 「そうなんだ」 『それじゃ、私はあのデカイのをやるわ。こんなのチ...
  • 虐待 第四話
    もし、本当に母さんと話をすることが出来たなら、 母さんは僕に、ここから逃げなさい、と言ったでしょうね。 もちろん、僕もそうしようとしたのです。 決してNERVに牢屋で閉じこめられている訳ではないのですし、 学校の行き帰りなどでチャンスは幾らでもあります。 あると思ったのです。 ある学校の帰り道で、気が付くと違う方向へと歩き出していました。 具体的に、どうすると決めたことなどありません。 ただ、逃げたい、逃げたい、という朦朧とした気持ちのままに、あてもなく駆け出そうとしていました。 まさに、盗んだバイクで走り出す、自由になれた気がした14の夜。 あ、母さん。別に何も盗んでません。いや本当です。 しかし、そこまででした。 目の前に一台の車がギッと停車して、中の人が僕に言います。 「どこに行くつもり?乗りなさい。」 ミサトさんでした。偶然に僕を見つけたので...
  • 総司令 第四話
    「出撃って、この子がですか?」 ようやく我に返ってから、とでも言うべきだろうか。 どうにも引っかかっていたことをリツコさんに尋ねた。 「そうよ。あなたに見せたエヴァンゲリオン初号機、あれの操縦が出来るのはこの子だけ」 「出来るんですか? この子が」 「出来ないわよ。今、起こしたばかりだから」 「あ、あの、仰ってることがよく判りませんが」 「出来ないから、あなたに来て貰ったのよ。この子、あなた以外の人間の言うことなんか聞かないから」 ふと、レイという名の少女を振り返る。 彼女は僕の腕に捕まり、ひたすら僕の顔を見てばかり。 その様子からして、今の話を聞いてもいないし何も判っていないようだ。 白いボディースーツを着せられていたときも、こうしてどこかに連れて行かれることも、 そして「出撃」させられようとしていることも、何の関心も持とうとしない。 た...
  • 3人目 第四話
    「少年! 喜べえええええっ!」 「ちょ、ちょっとぉ! いきなり大声出さないでくださいよ、監視員さん」 「お前の外出許可が下りたぞ!」 「外出って、散歩ならさせて貰えてる……いや、それじゃまさか?」 監視員はシンジにニンマリと頷く。 そう、その外出とは塀の外、つまり街に出られるということだ。 「さあ、喜べ少年! 制限時間30分で何処へでも行けるぞ!」 「ちょっ……! たった30分で何処に行ってこいと言うんですか!」 そんなに怒ることは無いと思うが。 それに、行くべきところはレイの所と決まっているではないか。 そんな訳で、監視員はシンジを車に乗せて、望み通りにレイの居る収容所へ。 監視員は語る。 「しかし、面会はまだ禁じられている。しかも車で往復20分」 「それじゃ、顔を見ることも出来ないですね……」 「まあ建物だけ見て拝んで帰れば良い...
  • 二人の 第四話
    気が付くと、シンジは先程の居間に寝かされていた。 目を開ければ、和室向けの電灯が淡い光を放っている木製柄の天井が見える。 それはシンジにとって知らない天井……などと言っている場合ではない。 流石に気がとがめたのか、レイはシンジに謝る。 「ごめんなさい。驚かせてばかりで。」 まことにもって、驚かせすぎである。 シンジが起きあがって見てみると、その六畳一間の部屋に合計9名のレイがギッシリと並んでいた。 皆それぞれに着ているものは違っていたが、Tシャツとかカッターシャツとかを裸の上に着ただけらしく、 うっかり見てはならないものを見てしまいそうで、まったく気が抜けない状況である。 そんな彼女たちのおでこに、風呂場で消えたらしい数字を書き直しているのが制服姿のレイ。 その彼女にシンジは尋ねる。 「えーと……ということは君がオリジナル?」 「そう。見分けが付かなくなるから...

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  • LASではない第四話
    言いすぎた気がしないでもない、とアスカは思う。 あれからシンジとは口を聞いていない。 正直なところ、気にならない訳じゃない。 しかし自分から折れるには妙なプライドが許さず、根本的に関心を示したりすら出来るものではない。 そんな状態が続いたある日のこと、シンジが泊まりがけで遊びに行って帰ってきた。 ミサトには「トウジやケンスケと遊びいってくる」と告げていたが……これでは気にせずには居られないではないか。 (女子更衣室にて) おたがい、後ろ向きで着替えをするアスカとレイ。 二人きりになると会話の弾む関係ではない。でも、やっぱりシンジのことも気になる。 シンジとは口をきけない状態なのだ。レイから聞き出そうにも、気安く声もかけられない。 でも、なんとなくチラ見してしまうアスカ……しかし、そこでアスカが気付く。 むしろレイの方がこちらをチラチラと見ているではな...
  • 第拾四話
    「ようこそ、NERVへ!」 歓迎式典、というほどでもないが、その場に居合わせた職員達の拍手によって、渚カヲルは迎え入れられた。 その中で、私の時はこんなに歓迎してくれなかったと、愚痴るアスカのことはまあいいだろう。 歓迎する職員の中央に碇シンジの姿がある。カヲルはシンジにまっすぐに向かい握手を求めた。 「君が碇シンジ君だね?僕はカヲル。渚カヲル。」 「あ、ああ、よろしく。渚く……」 「カヲルでいいよ。碇シンジ君?」 「ああ……僕も、えーと、シンジでいいよ。」 シンジに親しもうと柔らかい笑顔で接するカヲル、しかし何故かシンジの顔は引きつっている。 「それでは、NERV本部をご案内いたします。こちらへ……」 マヤがカヲルを連れてNERV観光へと向かおうとしたところ、 「……マヤ。所用があるから誰かに代わって貰って。」 そう言ったのは、しかめっ面でカヲルを睨んでいた...
  • 特急 第拾四話
    初号機はそのまま動かなくなった。 挙動不審とも見える動きを取った後、弐号機にトドメを刺すと見えた拳を何時までも振り下ろそうとしない。 (……?) NERVのスタッフ達は首を傾げ、そしていらだち、不安にかられる。 もしや初号機は完全に機能を停止したのか、と。 だが、初号機の微妙な動きをミサトの目は捉えていた。 握りしめた自らの拳を、初号機が睨み付けている様子を。 「もしや……マヤ、弐号機の反応は?」 「かなりレベルが下がっていますが、活動は停止していません。パターンは青、しかしこれは弐号機特有の……」 「副司令、もしや弐号機まで使徒のリサイクルという訳ではありませんね?」 その少し皮肉げなミサトの問いかけに、冬月はすまし顔で答える。 「違う。恐らく弐号機は操られていたのだ。つまり、初号機がいま握りしめているもの。それが……」 「……それが、最後の使徒の本体な訳で...
  • 虐待 第拾四話
    母さん!? 僕はハッとなって上を見上げると、一人の女性が立っていました。 その優しくも悲しい表情からして、そう思ってしまったのです。 僕が下半身をむき出しにしてる姿をジッと見下ろしていたのは、ミサトさんでした。 もしかしたら自分の行為に夢中で、僕はノックや呼ぶ声に気が付かなかったのでしょう。 呆れているのでしょうか。 ミサトさんはしばらく何も言わずに僕をジッと見ています。 そしてある瞬間、急に何を思ったのか僕の股間に顔をうずめたのです。 僕はビックリして逃げようとしました。 しかし、僕に伝わるあまりに衝撃的な感触に身動きが取れません。 僕はあっという間に達してしまい、ミサトさんに全て吸い取られてしまいました。 なんだか、ミサトさんに淫らなことをしてもらったように感じません。 変ですね、母さん。いや、母さんに尋ねても困るでしょうね それほどに...
  • 二人の 第拾四話
     スカァァッッ!!! 「ああ……ッ!!」 零号機が投げた「ロンギヌスの槍」、 それは使徒レリエルの球体が幻であったかのように、ものの見事にすり抜けていった。 「しまった……では、あの球体は影なの?そして地上の闇がむしろ本体……」 狭いビルの残骸の上であったため、零号機は投擲した時の勢いで地上へドサリと転落する。 そしてレイの心もまた失意に陥るが、しかしそんな暇などある筈もない。 零号機の元に、使徒ゼルエルの巨体が迫りつつあるのだ。 「……クッ!!」 零号機は必死で立ち上がり、使徒ゼルエルの攻撃を避ける。 禍々しい口中から放たれる閃光、そして二の腕の鋭い刃先を二転、三転して零号機は必死で逃れる。 だが、ATフィールドを再び展開する暇も無く、避けきれずに左腕がバッサリと切り落とされた。 「アアッ!!」 神経接続により伝わった激痛で、思わず悲鳴を上げて...
  • 総司令 第拾四話
    遂に、作戦決行の時が来る。 今や先程まで矢継ぎ早に流れていたアナウンスはピタリと静まりかえっていた。 それは全て準備完了、出来ることは全てやり遂げたことを示している。 もし何か声が上がれば、それは予想外のトラブル発生を示すだろう。 全スタッフはこの急ごしらえにして大規模なプロジェクトの、その全てをやり遂げたのだ。 それぞれの部門、各部署、そして戦自や関係団体、そして緊急避難する第三新東京市とその周辺市街の全住民、 あるいは停電の被害を受ける日本全土の公民全てに至るまで。 その準備が全て完了した。 そして作戦が開始されるのを息を飲んで待っている。 今や日本で動いているのは時計の秒針のみ。 日本の、世界の全人類の想いが、やがてレイの小さな指先へと集約する。 ただ、引き金を引くだけ。ただ、それだけ。 レイがその最後の責任を果たすがために、人類全ての力が…...
  • 総司令 第弐拾四話
    第10使徒、サハクィエル。 天に散る。 その望みのままに。 しかし、このままでは口惜しい。 彼らには知って貰わなければならぬ。 戦いには死が伴うことを。 =- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- 「セーブ、ですか?」 「そう、言うなればね」 僕とレイがマヤさんに案内されたのは、初めて訪れる部屋だった。 なんだか、とても不気味な部屋だ。 そこにあるのは、まるで巨大な大脳のようなもの。 実際の話、それに模した装置だという。 「それじゃ、シンジ君。レイをその中へ」 「あ、あの、大丈夫ですよね? これ」 「大丈夫。読み取るだけだから」 そういわれても、ねえ? 「読み取るだけ?...
  • 総司令 第参拾四話
    第14使徒、ゼルエル。 これが、我らに残された最後の切り札。 =- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- ゼーレ委員会。 キール議長の元に集う、世界中の有力者達で構成された影の支配者。 その彼らが満を持して発動する「人類補完計画」。 シンジが不在の正式な会議が今ここに開催されようとしている。 『如何かな、方々』 と、キール議長は評価を求める。 それを受けて次々と浮かび上がる委員の面々。 これまで議長一人が引き受けていたため、シンジと同席することがなかった者達。 いや、一度だけ出会っている。 シンジが会議に参加したその初回で、子供が何故、と憤慨していた者達だ。 しかし、その評価は一変し...
  • 総司令 第四拾話
    第18使徒、リリン。 復活。 =- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- ゼーレ最高幹部会議。 NERVの背後にある、世界の頂点に立つ者共の組織。 NERV設立は正しく彼らの意志に他ならない。 そして、その目的は達成しつつある。 会議に集う面々は口々に言う。 『ついに我らの願いが叶う』 『使徒は全て滅した』 『もはや、我らを阻む者はない。今こそ、我らが宿願を果たす時』 『いざ、贖罪の儀を』 『して、よりしろは』 『むろん、エヴァンゲリオン初号機。忌むべき存在』 『ならば、彼らに本部の明け渡しを』 しかし、キール議長は焦れた。 『時が移る。彼らには、もはや抵抗する力など無い』 委員の...
  • 総司令 第拾話
    「それじゃ、レイ。始めようか」 「はい」 レイのエヴァ操縦訓練、開始。 以下、僕は「僕」、レイは「レ」で。 僕、「初号機、機動開始」 レ、「はい、初号機、機動開始」 僕、「目標補足、距離500。初号機、ATフィールド影響圏内まで微速前進」 レ、「微速前進」 僕、「ATフィールド、中和開始」 レ、「中和開始します」 僕、「パレットライフル、構え。照準、使徒のコア」 レ、「パレットライフル、構えます。照準、使徒のコア」 僕、「攻撃、開始」 レ、「攻撃、開始します」 僕、「残弾確認」 レ、「……」 僕、「ん? これだよ、これ」 レ、「残弾、3」 僕、「よろしい。使徒接近、距離70」 レ、「……」 僕、「ほら、近接戦闘に切り替えなきゃ」 レ、「プラグナイフ、装備」 僕、「そうそう、近接戦闘開始。目標、...
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