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  • 総司令 第弐拾話
    「よし、判った。アスカ? 諜報部の人がそちらに行くから、来たら電話を替わってくれ」 僕から携帯電話を譲り受けた日向さんはそう言いながら、白地図を格納庫の床に広げ始めた。 そして、話を聞き取りながら定規とペンで線を引き、マーキングを始める。 成る程、アナログなやり方で管制塔を代行しようという訳か。 普段からコンピューターばかりいじっている日向さんだけど、そういうやり方もちゃんと出来るんだ。 流石は作戦部。 「まさか本当に使徒が来てしまうなんて驚きましたね」 と、先程の整備士長は言う。 「とりあえず、準備が出来ているのは初号機だけです。次は弐号機に掛かります。よし、みんな行くぞ!」 すると、そこに居る全ての整備士達は気合い十分に走り出す。 流石は本職、イザとなると顔つきまで変わってくる。 しかし、懸念の声が次々と上がる。 「でも、どうする? 発進...

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  • 総司令 第弐拾五話
    ...=- -=- 総司令執務室。 次の日の朝一番、僕はマヤさんの所に謝りに行こうとしたら、マヤさんの方から来てくれた。 何だか悪い気がするな。 「マヤさん、昨日はすみませんでした。その、大声出したりして」 「そんな、私の方こそこうして謝りに来た側なのに」 「いえ……また、アレを見せて貰えませんか。僕の数少ない思い出だから」 「ええ。そう言って貰えると、私も気が楽になるわ」 そう言いながらも、この部屋の作りに驚いているみたい。 そりゃそうだ。僕もびっくりした。 「アハハ、なんか凄い部屋でしょ。ここ」 「そうね。シンジ君のお父さんがデザインしたのかな」 「何でも、思考を遮らないために壁を無くしちゃった、とか」 「……生命の樹」 「え?」 床や天井の模様を眺めながら、マヤさんはそう言った。 生命の……何? (ビーッ! ビ...
  • 総司令 第弐拾弐話
    総司令執務室。 『さて、ご苦労だったな。シンジ君』 「いえ……」 暗い会議室の中、ただ二人。 僕の正面にはゼーレ議長のキールという男。 『使徒の侵入を許したのか。まあ、仕方あるまい』 「はあ……」 そりゃ仕方ないだろう。 使徒が侵入を許したとか言われても、その責任を追求されても困る。 それとも全て司令の責任になってしまうのかな。 『一杯、やらせてもらうよ。君も何か取り寄せて、くつろいではどうだ』 「いえ」 『そうか。それほど難しい話をするつもりはない。肩の力を抜き給え』 そう言いながら何か飲み出したキール議長。 力を抜けと言われても、こんなおじさんと差し向かえじゃ、ちょっとなあ。 時折、こうして呼び出されてはあれやこれやと話をしてる。 それもNERVの運営とか、そういう難しい話はしていない。するときもあるけどね。 僕の幼...
  • 総司令 第弐拾六話
    ...=- -=- 総司令執務室。 (ぴーっ ぴーっ) 内線がなってる。 どうしよう、出なくちゃいけないかな。 (ぴーっ ぴーっ) うん、こういうときには電話に出るんだ。 そうだ。 電話に出よう。 「もしもし」 『シンジ君?』 ああ、ミサトさんか。 「何ですか?」 『そっちに行ってもいい?』 「え、あの、もうすぐゼーレの人と」 『何いってるの? その予定、夜だっていってたじゃないの』 「ああ、そうでしたっけ」 うん、やっぱりミサトさんだ。 今の時間は? ああ、お昼の1時。 いいじゃないか、別に。 このまま、待っていたって……あ。 「シンジ君」 気が付くと、ミサトさんは目の前にいた。 「どうしたの。あなた、変よ?」 「いえ、大丈夫です。風邪かな?」 「……何があった...
  • 総司令 第弐拾九話
    ...そりゃ。 NERV総司令様なんだから。 僕はレイを伴って立ち上がる。 「じゃあね。君の妹さんの面談は終わり」 「なあ、ホンマか? 手筈するってそれホンマなんか」 「うん、ホンマ。でも、上手くいかなかったらごめんね」 病室から出ようとする僕らを見て、トウジはあたふたとポケットを探る。 「ちょい待て、俺のメアド教えておくわ」 「ん、ああ……それじゃ言ってよ」 「ああ、ちゃうちゃう。赤外で送るから、それで受け取るだけでええねん」 「え? そんなの知らないよ。どうするの?」 「……高そうな携帯もっとって、そんなんも知らんのか。しゃーないのう」 そりゃ知らないよ。トウジが初めてなんだし。 でも、メールすることなんかあるのかな。 無いだろうな、絶対に。 「それじゃね、トウジ」 「おう! 絶対、メールくれよ! 約束やど!」 そして僕ら...
  • 総司令 第弐拾参話
    第3使徒、サキエル。 なんということのない戦い。 ただ、彼らを狩り取るだけ。 ただそれだけの筈だった。 しかし予想外の苦戦、敗北する。 ありえない。信じられない。 しかし、この敗北は事実だ。 第4使徒、シャムシエル。 それならば、と再戦を挑む。 敗北の理由を知るために。 そして、より強く戦えるようにと十分に備えて赴いた。 だが、軽くあしらわれた。 まるで相手にされなかった。 戦うつもりすらなく、まるで寝首を掻くように倒された。 第5使徒、ラミエル。 それならば、こちらも戦うつもりはない。 誇りなど捨て、力で潰す。 我らの力、それは絶対である。 負ける道理など存在しない。 しかし、あろうことか。 彼らは、同じく力で我らに挑んで来た。 予想に反して、正面から戦いを挑まれたのだ。 そして、まさか...
  • 総司令 第弐拾八話
    緊急会議。 その中心に立つ、葛城ミサト。 「総司令、碇シンジ君は欠席です。ただいま、精神的な疲労のために自室で休んで頂いてます。  その彼より職務を託され、私が当面の司令代行を勤めます。これがその辞令。意義は?」 意義はもちろん上がる。 それは冬月副司令から。 「もしや、君の独断かね?」 「そう受け取って頂いても構いません。司令より相談を受けた上で、自分から進言しました」 「しかし、ゼーレが黙って居るまい」 「ならば、ゼーレの方に決めて頂きましょう。あくまで当面の代行です。あるいは副司令がなさいますか?」 しかし、それに対して更に挙手する者が一人。 「いいえ。シンジ君が託したのならそれに従いましょう。私も葛城三佐を推薦します」 それはリツコだった。 「副司令、やはり司令としての采配をおふるいになりたい?」 「いや、赤木博士。副司令と...
  • 総司令 第弐拾四話
    第10使徒、サハクィエル。 天に散る。 その望みのままに。 しかし、このままでは口惜しい。 彼らには知って貰わなければならぬ。 戦いには死が伴うことを。 =- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- 「セーブ、ですか?」 「そう、言うなればね」 僕とレイがマヤさんに案内されたのは、初めて訪れる部屋だった。 なんだか、とても不気味な部屋だ。 そこにあるのは、まるで巨大な大脳のようなもの。 実際の話、それに模した装置だという。 「それじゃ、シンジ君。レイをその中へ」 「あ、あの、大丈夫ですよね? これ」 「大丈夫。読み取るだけだから」 そういわれても、ねえ? 「読み取るだけ?...
  • 総司令 第弐拾壱話
    「使徒出現、場所は第8試験室のプリズノーブボックス!」 えっと、そのなんとかボックスていうのは、実験機体が沈められているプールのこと。 なんてことだ。レイが接続試験していた所じゃないか。 今度こそは、とミサトさんが指揮に乗り出す。 「あのシミがそうなのね? レーザーの照射は?」 「駄目です。ATフィールドが発生し効果がありません」 「浸食と増殖を繰り返し、ますます使徒が拡大していきます」 「実験機体がほぼ使徒に埋め尽くされました」 そのアナウンスを受けて僕を見るミサトさん。 そうか、その実験機体を破壊してしまえばいいんだ。 「シンジ君!」 「了解です。レイ、出撃準備!」 「はい」 作戦終了と見て一度は脱いだプラグスーツ、もう一度着替えさせなきゃ。 しかし、こうなるとエヴァを本部内で暴れさせなきゃならなくなる……。 『ミサト?』 ...
  • 総司令 第弐拾七話
    料理の――味噌汁の香りがする。 僕は台所へと向かう。 コンロには小さな蓋付きの鍋と、そして蓋付きのフライパン。 ふと、食卓の椅子に「レイ」が座っていることに気が付いた。 テーブルにうつぶせになって、眠っていた。 僕はその「レイ」をそのままにして、お玉を手にして鍋の蓋を取る。 そして、鍋の中身をかき混ぜた。 そして、デジャヴを感じる。 (牛肉をいれたの? しかも鰹出汁に?) いや、違う。 今度はあの時の味噌汁とは違う。 これは、わかめだけのシンプルな味噌汁だ。 味を見れば鰹出汁だけの、僕好みの味。 そしてフライパンの方を見れば、野菜と卵を炒めただけの簡単な料理が作られていた。 そうか、僕の言う通りにおかずも用意してくれたんだ――言う通り? いや、今の「レイ」は知らないはず。 僕は恐る恐る「レイ」を見た。 ...
  • 総司令 第拾話
    ...て初号機に当てたら、総司令自ら砲手の頭を打ち抜く、と伝えなさい」 「了解です」 と、答えながらもクスクス笑い合う周囲のスタッフ達、なんか余裕あるなぁ。 こんな状況で変な冗談を言わないで欲しいな。 「でもミサト? これは賭けだわ。もし砲撃が通用しなければ本当にN2爆雷を使う他はないわよ。  初号機を巻き添えにしてね」 と、リツコさんは尋ねる。恐らく、ミサトさんが何をするつもりか判ってるのだろう。 しかし、それに対してミサトさんは軽く頷くだけ。 ちょっと、本気? そして、ミサトさんは僕の居るフロア上段で駆け上がってきた。 「シンジ君。私が秒読みを開始して、ゼロで君の肩を叩く」 「あ、はい」 「そしたらレイに、ATフィールド中和開始、と言いなさい」 「……はあ。あの、初号機の発進はまだなんですか? いつになったらレイを」 「君のすることは、レイにAT...
  • 総司令 第参拾話
    その次の日のこと。 作業の合間を縫って、リツコはようやく自分のプライベートなパソコンの前に座る。 そして、そこに表示された膨大なログを見てギョッとした。 (シンジ君がレイの体の秘密を知ってしまった!? なんてこと!) そのログの内容。 それはアスカがシンジに告げた、レイの注射に関する会話が詳細まで書かれていた。 リアルタイムでリツコ自身が傍受していたら、すぐにでも手を打てただろうに。 しかし、多忙なリツコではずっとシンジの言動、シンジの行動を見張り続けることなど不可能だ。 (盗聴を別の者に命じても、シンジ君の言葉の意味まで解釈できる者なんていない。  ましてや、私の計画の意味を知るのは私自身だけ) リツコの計画。 それは何か。 (早すぎる。レイの注射はNERV抜きでは手に入らないことを知るのは、あまりにも早すぎる。  まだ、残存する使...
  • 総司令 第四拾話
    ...トは振り返る。空座の総司令席を。 目を閉じ、祈る。 そしてマイクを握った。 「さあ行くわよ、みんな。私達は人形じゃない――私達は決して、弄ばれて捨てられる人形じゃない!」 =- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- -=- そして、NERVは一つの生き物となる。 最下層に勤める者は、可能な限りの機材を上層に運搬。 生活維持のための物資を確認、籠城ゆえの分配体勢の整備。 外部に出た諜報部からの情報を整理し、情報局はそれをまとめ上げてアナウンスし、作戦部がそれを練る。 技術部はエヴァの最終整備と装備を確認。レイが十分に戦えるように。 こうして、彼女の最後の出撃準備が着々と進められていく。 そして司令...
  • 総司令 第弐話
    第三新東京市――。 時間はお昼前ぐらいかな。僕はその街に到着した。 父さんが死んだ、と届いた手紙で知らされてやってきたのはいいけれど。 でも肉親、しかも自分の親が死んだときって何をしなきゃいけないんだろう。 正直な気持ち、父さんが死んだからといって悲しい気持ちなんてあるわけがない。 これまでほとんど関わり合う事なんて無かった相手だし。 でもやっぱり僕が喪主で、お葬式とかしなきゃいけないのかな。 遺産相続とか、そういう法的な手続きもあるだろう。 面倒。それだけでしかない。 それだけの想いで、僕は大きな溜息をついた。 もう完全に父さんの周りにいたであろう大人達に依存するつもり。 親を亡くした少年として、とりあえず気遣ってはくれるだろうし、それに甘えていればいいだろう。 でも、そうするだけでも大勢の人達と話をしたりしなきゃいけないだろう。 やはり面倒で...
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