数位術では、四柱推命術で言う「年柱」と「日柱」を重視して解釈する。
年柱を表す数と、日柱を表す数を中心に読み解いていくが、「年柱」とは公転周期の回数を、「日柱」とは自転周期の回数を表すものである。
公転周期とは1年(=365.2421日)の周期であり、年柱とは暦上の何年生まれか(年初は2月8日頃)を表している。
自転周期とは1日(=24時間)の周期であり、日柱とは、暦上のある基準とする日から何日目の生まれかを表している。
1年違いだと、年柱の差は1になり、また同じ年の1日差では、、日柱の差は1になる。
年柱と日柱を「10干」「12季」「16数」で解釈していくのが基本でる。
10干とは10進数であり、、12季とは一般に言う12支を意味し、12進数とも理解でき、16数は16進数と理解できる。
年柱と日柱の他に、月柱と時柱というものも四柱推命術に存在する。
月柱は公転周期上の位置、つまり1年の内での季節を表している。
時柱は自転周期上の位置、つまり1日の内での時間帯を表している。
数位術では、月柱と時柱では12季を観るが、10干は表示しないものとなっている。