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SS/短編-けいおん!メンバー/オールキャラ/半濁音の病気」を以下のとおり復元します。
&color(gray){発端=ニュータイプ新作絵}
&color(gray){345 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/07(木) 00:41:45 ID:18nNG2zc}
&color(gray){でもりっちゃんベストパーカニスト}

&color(gray){346 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/07(木) 00:43:05 ID:6SmFK/UG}
&color(gray){よし俺もパーカー買ってこよう}

&color(gray){349 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/07(木) 00:50:06 ID:VcLju5yR}
&color(gray){律「ぱーか!ぱーか!」}

&color(gray){350 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/07(木) 00:52:15 ID:QFDL9dq9}
&color(gray){唯「りっちゃんが半濁音しか発音できない病気にかかっちゃったよ!」}

&color(gray){352 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/07(木) 00:53:55 ID:6SmFK/UG}
&color(gray){律「ト゜ラム最高!」}}



唯「りっちゃんが半濁音しか発音できない病気にかかっちゃったよ!」
澪「な、なんだって!それは日常的に不便じゃないかっ!」
紬「ああ、澪ちゃん!そんなに濁音のある単語ばっかり使ったらりっちゃんが可哀想よ!」
唯「聡くんがそれ聞いて爆笑したんだって!結構ショックだったみたいだから!」
澪「ああ」紬「わかったわ」
唯「あ、りっちゃんが来るよ。みんな気をつけて」

律「やっほーみんなー。先生に居残りさせられてさー」
唯「遅いよりっちゃーん。もーダm…いけない子っ♪」
澪「ほら、もうお菓子あるからな。早く食って練習d…しないと!」
紬「今お茶入れるわねー」
律「お、さんきゅー。んー♪今日のお菓子美味しいなー」
唯澪紬(……あれ?)
澪「ほ、ほら律。これやるよ、苺」
唯(澪ちゃん!)
律「お、ありがとー。うん、美味しい美味しい♪」
紬(…もしや…)
紬「今日はダージリンにしてみたの。どう、りっちゃん」
唯(ムギちゃんも!?)
律「お、そうなのか?いやー、いつもとち…いつもより変わったお茶とは思ったよ」
唯澪紬(……笑われないように無理…してる…!!)
梓「ふぅー、遅くなってすいません。掃除があったんで」
律「遅刻すんなよー"あちゅさ"(梓)!」
唯澪紬「ブフッ!!」
律「! ………うわぁぁぁああ!」ダッ
梓「………はい?」



唯「りっちゃん… あちゅ…ふふっ」
澪「だ、ダメだろ唯…笑っくくく…」
紬「そ、そうよ……ぷ…」
梓「……律先輩泣いてましたけど何かあったんですか」
唯「…あずにゃんの名前のせいで…りっちゃんは泣いたんだよ」
梓「…はい?」
唯「"はい?"じゃない。あずにゃんが泣かしたのは事実…追いかけないとっ」
梓「いや、現状がよく…」
紬「りっちゃんは屋上にいるわ」
澪「レーダー!?いつの間に」
唯「こうしちゃいられないぜ、あずにゃん!」
梓「…えと、要は連れ戻せ、と」
紬「これ、付けていって。耳に入れると送受信の出来るスグレモノよ」
澪「……どこの海外ドラマだ」
唯「ほら。あずにゃん、行かないとっ」
梓「え、あ、はい…送受信出来るなら、少しは手助けしてくださいよ?」
唯「あたぼうよっ!ほら、レッツゴー!」
梓「ちょ、押さなバタンッ!!

紬「はい。これ唯ちゃんと澪ちゃんの分♪」
唯「……で、一番笑った人は?」
澪「………一番笑わなかった人に1日従う…ってのは?」
紬「オッケー♪んじゃ屋上のカメラ映しましょうか」
澪「……学校で何も出来ないという事を今日理解したよ」

キィィィィ....
梓「りつ…先輩?」
律「……なんだ…あちゅ…あちゅさか」

*
唯澪「ブッ!!」
紬「2人ともアウトー」
唯「だ、だって……言い直し…ふふっ…」
*

梓「泣いてるじゃないですか。ほら、ハンカチ」
律「…さんきゅ」
梓「…唯先輩は私のせいで泣いてるって言ってましたけど、何があったんですか」
律「……いや、何も無いよ。お前の名前は悪くない」
梓「…そう、ですか…」

*
唯「必死に敬遠して喋ってるね、りっちゃん」
澪「こういうのはあいつ、機転利くから…」
唯「『あずにゃん!そっと肩抱いて!』
*

梓(え、ええええっ ……こ、こーかな…)ギュッ
律「!? な、何すんちゃあちゅさ!」(何すんだ梓)

*
唯澪紬「ブフッ!!」
澪「ぜ、全員か…」
紬「方言みたいになっちゃった…」
*

梓(え、えと…何か言わないと)
梓「律先輩、後輩の私に甘えるのも大事だと思いますよ」

*
紬「――――」
澪「?なんか笑いとは違う反応が…」
*

律「う、うるさいなっ。いーの、私は甘えない人なんちゃ!」(なんだ)

*
唯「あはははははっ」
澪「ここに来て一番の大笑い…」
*

梓「…なんちゃ、とか何ですか、それ」
律「っ! 何もない!空耳ちゃっ!」(空耳だっ)

*
唯「あははっ…ははっ…ひぃひぃ…」
紬「はい、お水」
*

梓「!! 空耳なんかじゃないです!…もしかしてそれ原因ですか!」
律「ち、ちきゃうって!(違うって) あちゅさ(梓)には関係ない!」

*
唯「ごぶふっ!!」
澪「…律の椅子がびっちゃびちゃだ」
*

梓「いいえ嘘ですね!唯先輩は言ってました。"あずにゃんの名前が原因だ"って!」
梓「何があったのか知りませんが、妙に回ってないろれつが原因なんですね!」
律「ち、ちきゃ…」
梓「…………何でですか」
律「ふぇ?」
梓「…何で、私にそこまで否定するんですか。嫌いですか。私が嫌ですか」
律「え、い、いや…」
梓「私に心配かけたくないとか、そういうのですか」
律「…そーしぃぉ(そーじゃ)」
梓「そーじゃない、じゃないですっ!そんなのお節介です!律先輩じゃないです!」
律「……」
梓「心配してくれるのは嬉しいです!でも、私ばっかで律先輩の悩みとか聞いた事ないですっ」
律「…ほら、暑くてやりたくなーいとか…」
梓「それは悩みじゃないです!愚痴ですっ!…私じゃ頼りにならないんですか…」
律「……あちゅ…」

*
唯「ふふっ」
澪「…不謹慎」
唯「…だってぇ」
*

梓「…そりゃあ頼りになんないかもですけど…頼りにして欲しいです…」
律「…ごめんな、梓…」

*
澪「ん?」
紬「あら」
唯「…あれ?『あずにゃん、もっかいりっちゃんの名前呼んで!』」
*

梓(………?)
梓「律…先輩…」
律「…梓…」

*
澪「…治った…」
紬「みたいね」
唯「なーんだつまんないのー」
澪「おいっ」
*

律「ごめんな、梓…」
梓「…いえ、私こそ…唯一の後輩がこんな弱音吐いたらダメですよね」
律「そんな事はないさ。唯一の後輩なんだから弱音吐いてもしっかり面倒見てやるさ」
梓「…律先輩こそ、私に言われる前に練習してくださいよ?」
律「何おう、こいつぅー!」
梓「えっ、ちょ、あ、あはははははははははっ!!」
律「喰らえーこちょこちょこちょー!」
梓「や、やめてくだっ…あははははっ!!」

*
澪「ま、律も治ったし一段落だな」
紬「そうね。んじゃ、改めてお茶の用意しましょう」
*


律「……でだ。3人とも」
唯澪紬「…はい」
律「梓の耳に何か入ってたのは分かってた。音漏れもしていた」
唯「ムギちゃん…っ」
紬「まだ開発中だったから…」
律「そこ喋らないっ」
唯紬「は、はいっ」
律「結果的に治してくれたのは感謝しよう。だが、笑い過ぎだ」
唯「だ、だってぇ……」
律「だっても何もないっ!そりゃあ私が悪いさ。不思議な病だったさ!」
澪「…自覚してるなら終わっていい話じゃんか」
律「澪のライブの写真を紙飛行機にしてグランドに飛ばそうか?」
澪「…ごめんなさい」
律「こほん。で、だ。それでも梓をけしかけて…何、笑っちゃいけない24時でもやりたかったのか?」
唯「くっ、くく……」
律「ゆーいー?」
唯「ご、ごめんなさい!これは、思い出し笑いで…」
律「今後、面白半分で人を!特に梓を使わないように!いいかっ!?」
唯澪紬「…はい」
律「よし!んじゃ、お茶にするちょー(するぞー)」
唯澪紬「ブハッ!」
律「って、おいっ!!」

>出展
>【けいおん!】田井中律は振袖可愛い117【Dr.】 

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