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二人とも色々似てるからね。
そこが律梓に一種の切なさを添えている。

24話のスタッフコメンタリーで、梓が律先輩にあてた手紙には、
「ドラム走り過ぎなところもありましたけど、大好きでした」みたいなことが
書いてあるっていってたね 

律「へー、それ澪にも言われたよ」
梓「……そうですか」
律「お前ら、本当に似てるよなー」
梓「私もそう思います」


梓「私達、似てるって言われました。……律先輩に」
澪「そっか、似てるよな。髪の毛も、趣味も、練習に対する思いも」
梓「ええ、だから私は、澪先輩が他人のように思えません。
  姉として、慕っています」
澪「私も梓のこと、妹みたいに思ってる。
  可愛い妹だ。きっと、仲良くなれたと思う」
梓「ええ、仲良くなれたはずでしたね。
  二人とも、気が合うから。きっとお話も弾んだはずです。
  なのに何で……好きな人まで被っちゃうんでしょうね」
澪「……そこだけ違っていれば、心からお前の事、親友だと思えたのに」
梓「まるで……パリスとロミオです」
澪「ああ、そうだな。劇は私がロミオを演じた。
  でも現実のこの恋愛は……」
梓「どちらがロミオを演じるんでしょうね。
  ロミオの命名権はジュリエットに」
澪「ああロミオ、どうして貴方はロミオなの。
  その台詞で愛する相手がロミオじゃなかったら良かったと、
  そう願ったジュリエットが命名権を持つとは。
  悲劇ここに極まれり、だな」
梓「私達が似ていなければ、こんな思いをせずに済んだのに。
  同じ人を好きになることなんて、無かったのに」


律「なぁ、唯。お前、憂ちゃんと同じ人好きになったらどうする?」
唯「ええっ?……そうしたら……えぐっ」
律「わっ、泣くなって」
唯「ぐすっ、考えられないよ。憂とは仲良しの姉妹だもん。
  それを引き裂かれるような恋愛に身を投じるなんて、私に耐えられるかなぁ。
  耐えられたとして、それで憂に譲れるかなぁ。
  もし譲れなかったら……その時も憂の事、妹って呼んでやれるかなぁ」
律「変な事聞いて悪かったよ。こんなのは架空の話だ。
  姉妹で同じ人好きになるなんて偶然、そうそうねーから安心しな」
唯「そうだと……いいね。
  でもそのケース、好かれた方も辛いだろうね。
  自分のせいで、仲の良い二人が悲劇的な関係に変じるんだから」
律「そうだな。私なら……って、私には関係ねーか。
  そこまで魅力的な女じゃないだろ?」
唯「そうだと……いいね」


澪「そうだったら良かったのにね」
梓「ええ、そうだったら……」
梓(良くないよ。律先輩の事、好きでいたいから。
  どんなに辛くても、胸が張り裂けそうでも、好きでいたいんだ)


みたいな感じの。



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最終更新:2011年07月23日 21:25