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唯「澪ちゃんかわいそう」
律「……」
梓「……」
紬「見損なったわ」
律「その、ごめん」
唯「私達に謝ってどうするの!?澪ちゃんに謝ってよ」
梓「謝ったけど、許してもらえなかったし」
紬「あら、開き直りね」
梓「そ、そういう心算じゃ」
唯「あのね、澪ちゃんがどれ程りっちゃんを愛していたか。
  それだけじゃないよ。あずにゃんの事、本当の妹のように思ってたんだよ?
  だからお姉ちゃんって言われて、凄い喜んでた。
  それを裏切るなんて」
澪「いいんだ、唯、ムギ」
紬「澪ちゃん……」
澪「許さないっていうのは、二人の交際であって……。
  もし律が私の元に帰ってくるなら、倫理的な部分は許すよ。
  梓だって、心根は優しい妹なんだ。だから……許してあげたいし」
唯「澪ちゃん……優しいんだね」
紬「これで一件落着ね」
梓「……です」
澪「え?」
梓「嫌です!律と別れるなんて、絶対に嫌!」
唯「あずにゃん……?」
律「私も……梓と別れたくないよ。三人で仲良くや」
澪「ふざけるな!私を裏切るなら……二度と姿を見せるな」
唯「信じられない。澪ちゃんの好意を無下にするなんて」
紬「酷過ぎる……」
 梓を見据える澪の瞳は、燃え盛る憎悪に滾っていた。
可愛さが翻ったぶんだけ、その憎しみは深く暗い。
 律を見詰める唯と紬の目は、軽蔑に冷え切っていた。
それは不貞を窘めているのではなく、裏切りを蔑んでいる視線だった。
 追われるようにして、二人は皆の下を去った。
それは温もりとの袂別であり、荒ぶ寒風への出立だった。
そして澪や唯や紬との決別であり、梓乃至は律との逃避だった。
律「とうとう二人だけになっちまったな」
梓「いえ。やっと二人だけになれたんです」


≫84の二人で愛の逃避行と繋げてみた。
84 :軽音部員♪:2011/05/30(月) 11:43:08 ID:2d.1aAQo0
一層燃えるタイプか、二人で愛の逃避行とか?いいね


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最終更新:2011年09月06日 16:30