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13 :軽音部員♪:2011/01/16(日) 00:15:11 ID:JIBx0j0g0

「いいからさっさとキスしろ」


梓「律先輩」

律「んー?」

梓「本なんか読んでないでかまってくださいよ」

律「んー」

梓「……」

梓「……えい」ちょん

律「ひゃあ!」

梓「えい、えい」つんつん

律「わひゃひゃひゃひゃひゃ……って何すんだやめろ!」

梓「……! むー……」

律「……あー、怒鳴ってごめん」

梓「ふん」

律「いじけてる顔もかわいいぞー」

梓「そんなのでごまかされないもん」

14 :軽音部員♪:2011/01/16(日) 00:17:09 ID:JIBx0j0g0
律「顔にやけてるぞ」

梓「うるさいです」

律「へへー、かわいいなあ梓ー」

梓「……律せんぱーい」ぎゅ

律「わわっと。今日はやけにかまうんだな」

梓「先輩がかまってくれないからです。せっかく二人っきりでいるのに本ばかり……」

律「そんなら、二人で一緒に読もうぜ」

梓「なんです、その本?」

律「『上手なキスの仕方』」

梓「ふえ!?」

律「これによると人によって口の中のきもちいポイントが違うらしいんだけど、梓のポイントってどこ?」

梓「し、知りませんよそんなの! へんな本読まないでください! 没収です!」

律「あっ、こら、返せ!」

梓「こんなのなくったって先輩は……ごにょごにょ」

律「だってさー、梓ってぜんぜん私にキスしてくんないんだもん」


15 :軽音部員♪:2011/01/16(日) 00:19:51 ID:JIBx0j0g0
梓「してるじゃないですか、いつも」

律「私が梓にだろ? そっちからそういうのはないじゃん……」

梓「そうですか?」

律「そうだし。私はいっつも梓とキスしたいぎゅってしたい離れたくないって思ってるのに、
  梓はそういうの違うのかなと思って……くやしいんだよ」

梓「いえ、あの、その」

律「ひょっとして、私のキスが下手なせいでやなのかなー、と思ってさ」

梓「それはないです」キッパリ

律「へ? そう?」

梓「はい」

律「だったらなんでキスしてくんないんだよ―」

梓「だって、そんなの……恥ずかしいもん」

律「ねえ、やじゃないならキスしてよ」


16 :軽音部員♪:2011/01/16(日) 00:21:26 ID:JIBx0j0g0
梓「今ですか!? や、だって、そんな」ワタワタ

律「キスしてくれたらご褒美あげる」

梓「…!」ぴく

梓「本当ですね?」

律「おう」

梓「じゃあ、します! しますよ、しますからね!」

律「うん……なんかちょっと恥ずいな」

梓「私の方が恥ずかしいですよぉ」

律「目つぶるから」

梓「……うう」プルプル

律「……」

梓「……ちゅ」

律「!」

律「……あずさー。お前なあ」

梓「……なんです、律先輩?」


17 :軽音部員♪:2011/01/16(日) 00:23:14 ID:JIBx0j0g0
律「へたれ」

梓「うっ」

律「おでこって、小学生か!」

梓「だって、口にとは言わなかったもん!」

律「あー、はいはい。ご褒美はなしな」

梓「そんなあ」

律「なでなでしてやるから、これで満足しろ」なでなで

梓「そんなので……むう」

律「まあ、恥ずかしいのにがんばってくれたんだよな?」

律「次はもっとがんばってくれたら嬉しいよ」

梓「……善処します」


End.




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最終更新:2011年01月18日 21:41