293 :軽音部員♪:2011/12/18(日) 16:55:31 ID:legzkxnQ0
梓「やっぱり、別れましょう、律先輩」
律「ええっ?どうして……」
梓「理由なんて、ありませんよ。きっと私達、合ってないんです」
律「そんな」
梓「さようなら。澪先輩とお幸せに」
律「ぐすん」
勿論、理由が無い訳では無かった。
ロンドンに行こうと誘ってくれたり、
靴擦れした時に遠慮させない為「ファッション街に行こう」と言ってくれたり、
卒業プレゼントの歌詞を必死に考えてくれたり、
演奏前に緊張しまくった優しいあの人。
その澪から律を盗る事など、梓には到底できなかった。
梓「私には、天使と形容される資格なんて無い。
あの人から律先輩を盗ってしまった、悪魔なのだから。
私なんかに、あんなに優しくしてくれたのに。
だから、返そう。偽善だろうけど天使ぶろう。それが私からのアンサーソング。
お幸せに」
律「ひくっ、ぐすぐす」
澪「ん?どうして泣いてるんだ?」
律「梓に振られちゃった」
澪「ええっ?どうして?」
律「理由は教えてくれなかった。あ、でも、澪と幸せに、とか言ってた」
澪(まさかアイツ……)ギリッ
澪「ちょっと待ってろ。腑抜けと話付けてくるから。
だから、早まった事は考えるなよ」
律「えっ」
澪(私は律のこんな顔見たくて、渡した訳じゃ無いんだよ。
梓ならと思ってたのに、要らない遠慮するな)
律「行っちゃった。でも、久しぶりに見たな。あんなに怒った澪の顔」
296 :軽音部員♪:2011/12/19(月) 00:26:54 ID:wDGMso4s0
律「梓ぁ、いつも風邪ひく度にお世話してくれてありがとね」
梓「いえ、その度にイタズラさせてもらってますし」
律「それだって気持ちいいサプライズだけどね」
梓「また風邪ひいたら言ってくださいね。献身的に看病しますよ。
律先輩には、元気こそが似合いますから」
律「泣かせるよなー。あ、そうだ。梓の方こそ、風邪ひいたら言ってくれよ?
お返しに、献身的に看病するから」
梓「あー、私って結構頑丈で、風邪とかひかないんですよね」
律「それは嬉しいような、物足りないような」シュン
梓「……あっ!実は私、風邪はひかないけれど、病気で弱ってるんです。
看病して、もらえますか?」
律「ええっ?初耳だよ。重症だったりしない?」
梓「重症です。何てたって、恋の病なんですから。
律先輩にしか、治せません。でも治さないで、ずっと看病してて欲しいです。
私の熱、冷まさないで」
律「梓……。分かったよ、もっともっと病ませてやる。
その責任取って、ずっとずっと看病してやるよ」
梓「嬉しい」
みたいなやり取りもあり得るだろうか。
最終更新:2012年05月04日 15:18