785 :軽音部員♪:2011/02/27(日) 03:49:34 ID:DhmyZtlI0
律「なぁ、梓。私ら付き合ってもう一ヶ月近いじゃん」
梓「それがどうかしましたか?」
律「いや、そのさ……」
梓「お祝いでもするんですか? 何かおごってください」
律「違うっつーの!」
梓「それじゃあ何なんですか」
律「その……梓、敬語でしか話してくれないだろ?」
梓「だって先輩ですもん。律先輩」
律「それはそうだけどさぁ……」
律「もう付き合ってるんだし、タメ口で話してくれてもいいんじゃないかなーと」
梓「……」
律「……思うわけでありますが」
梓「先輩が敬語になってどうするんですか」
律「ぐっ……!」
律「と、とにかく! 私は梓にタメ口で話してもらいたいの!」
梓「どうしてですか?」
律「それはその……」
梓「……」
律「うー……」
律「あーっ、もう!」ガシガシッ
梓「きゃっ!? き、急に頭撫でないでください!」
律「分かれよ!」
梓「そ、そんな……」ウルウル
律「な、何で涙目になる!?」
梓「律先輩、別れよだなんて……」
律「イントネーションが違うだろうが!」
786 :軽音部員♪:2011/02/27(日) 03:53:41 ID:DhmyZtlI0
律「なぁ梓、真面目に聞いてくれ」
梓「私はいつも真面目です」
律「それじゃあいつも以上に真面目に」
梓「はいっ」キリッ
律「……私はさ、もっと梓との距離を縮めたいんだ」
梓「分かりました」ズイッ
律「うん、心の距離って意味な」
梓「知ってます」ズイッズイッ
律「わざとかよ。あと顔近い」
梓「……」ズイッズイッ
律「……梓?」
梓「……」チュッ
律「……!」
律「ふ、不意打ちはやめろって、言ってるだろ……」カアァッ
梓「無防備な律先輩がいけないんです」
律「いきなりだなんてひどいよ梓……」ウルウル
梓「あっ……」
律「私は真剣に話がしたいのに……ごまかさないでよ……」グスッ
梓(くぅっ……涙目の律先輩可愛すぎだけど……ここは我慢!)
梓「少し悪ふざけが過ぎましたね、ごめんなさい」
律「お願い……真面目にしてよ」
梓「ごめんなさい、律先輩が可愛くて」ヨシヨシ
律「……本当?」
梓「本当ですよ? だから泣かないで」ナデナデ
律「泣きやむから、お願いしていい?」
梓「はい、いいですよ。何なりと」
律「それじゃ……律って呼んで」
梓「……!」
梓(はめられたっ……! 律先輩にはめられたっ……!)
律「呼ばないと泣きやまないぞ」ニヤニヤ
梓「もう泣きやんでるじゃないですか!」
律「お願い聞いてくれるって言った」
梓「うっ……」
律「何でも聞いてくれるって言った」
梓「うー……」
律「嘘つき」
梓「……わ、分かりましたよ! 言えばいいんでしょ言えば!」
787 :軽音部員♪:2011/02/27(日) 03:55:34 ID:DhmyZtlI0
梓「……」
律「……」
梓「そ、その……」
律「……は、はい」
梓「……りつ」
律「……!」カアァッ
梓「……」マッカッカ
律「こ、これはなかなか照れるな」
梓「だから嫌だったのにっ、律のバカ!」
律「まあまあ怒るなよ」
梓「泣き真似までして! 最低っ!」
律「悪かったってば。てか普通にタメ口で話せてんじゃん」
梓「一度言ったら何か慣れちゃったの!」
律「それじゃ、その調子でもう一回律って言ってよ」ニヤニヤ
梓「調子にのって、この……」
梓「バカ律!」ポカッ
律「イテッ!」
Fin
最終更新:2011年03月14日 02:43