タイたん

  • タイたんが書かれたレスをまとめたものです。
  • セリフや擬音など以外のものはカットしてあります。
  • ~~編?というのは、自分の整理用につけたものです。邪魔なら消してもらってかまいません。

468
リ「ねぇ、タイたん?」
タ「どしたの、リヴァイアさん」
リ「あなたって乱暴者っていうか、筋肉バカって感じですわよね」
タ「むっ…」
リ「だって、見た目もそうですけど、○ボコボコになぐる ●ガンガンにける でしょう?w」
タ「そ、そんなことないもんっ。地震だって起こせるんだもんっ」
リ「それが乱暴者だと申し上げているんですのよ?」
タ「むー! やっちゃうぞ! ばーんってやっちゃうんだからなっ!」
リ「あら、いいですわよ? 水中で地震が起きても大した事はありませんけれどw」
タ「うっ…ひくっ…えくっ…うわーんっ! リヴァイアさんのバカー! バハムートくんに言いつけてやるーっ!!」
リ「あらあら、お子様ですわねw」

469
タ「バハムートくん、ちょっといいー? あのね、相談があるんだー」
バ「…あ? …なんだよ、タイたんか…」
タ「…あれ? バハムートくん、もしかして元気ない?」
バ「そんな事ねーよ…。……つーかよ。最近、俺、影薄くね?」
タ「え? そかな。そんなことないと思うよ?」
バ「いや、そーだよ。ぜってーそーだよ。7の時はギガフレアとかテラフレアとかまでやらせてた癖に…」
タ「あ、あの、バハムートくん?」

バ「挙句の果てには、星KO☆WA☆SU☆NAとか言われてよー…。しかも、しかもだぜ!?」
タ「は、はい…」
バ「そのクセ、結局最強なのは俺じゃねーんだよ…。なんだよ12回攻撃って…。マジチートだぜ…。厨設定乙」
タ「そ、そだね…」
バ「あぁ…3~5の時代は良かったな…。…クソ…、いつか、いつか潰してるやるからな…!」
タ「バ、バハムートくん? ボ、ボク、用事があるからそろそろ行くね?」
バ「糞ったれども…。つか、野村め…。月の無い夜だけだと思うなよ…!?」

470
タ「バハムートくんも活躍してるようで色々なやんでるんだなぁ…」
シ「あら、タイたんじゃない? どうしたのこんな所で」
タ「あー、シヴァねーさまだーw ねぇねぇ、ねーさま、聞いて聞いてー」
シ「何? 何か相談事?」
タ「あのね? リヴァイアさんがボクのこと らんぼーものって言うんだ。ひどいよね? そんな事ないよね?」
シ「あらあら、そんな事言われたの? そうね、それはひどいわね」
タ「でしょでしょ? ホント、アイツむかつくよ。魚類のクセしてさー」
シ「でもダメよ、タイたん。お友達の事を悪く言っちゃ」
タ「でもー。だってー」

シ「それにね? タイたんは、もうちょっとだけ女を磨いた方がいいかも、知れないわね」
タ「女をみがく? ボク、おフロ好きだよw」
シ「ううん、それも良い事だけど。本当に女を磨くにはお風呂じゃダメなの」
タ「むぅー。ならどーすればいいの?」
シ「それはね、恋をすることよw」
タ「…鯉?」
シ「そう。素敵な恋だけがガールをレディにするの」
タ「鯉。鯉かぁ…分かった。ボク、がんばってみる。ありがとシヴァねーさまっw」
シ「ふふっ。素敵な相手が見つかったら私にも教えてねw」

471
タ「鯉…。うーん、どうすれば見つかるんだろう…海の事ならリヴァイアさんに聞くのが早いんだけどなぁ…何かシャクだし…」
フ「よぉっ、タイたんっ。難しい顔してどうしたんだ?」
タ「あ、フェニックスちゃん。あのね、鯉を探してたんだ」
フ「恋? マジかよー、オマエまでそんな事言い出しちゃうのかよー」
タ「ふにゃ? フェニックスちゃんは鯉、キライなの?」
フ「あぁダメダメ。オレには合わねーよ。どっちかってーとカラダ動かしてる方が好きだなっ」
タ「ふーん、そっかー。そういう人もいるんだね」

フ「ってそんな事よりさ。この辺に高いビルとかねーかな?」
タ「ふぇ? そんなところ行ってどーするの?」
フ「なんつーかよ。高い所が好きなんだよ。こう、見下ろす感じってーの?」
タ「うーん、ゴメン。ボクじゃ、よく分かんないかも」
フ「そっかー。んじゃ仕方ねーよな。じゃオレはもうちょっと探してみるからよ」
タ「うん、また学校でねー!」
フ「おうっ! またなー!」

472
フ「…それにしても恋かー。アイツもそんな事言い出す年になったんだなー。
  オレもそろそろ、ちったぁ女らしくするかね?
  …ってダメダメ! 似合わねーってww

  …ま、いいや。そんな事より高い所高い所っと。
  んでも高い所登ると、たまに飛び降りたくなっちまうのはどーしてだろ?」

477
タ「ラムウばーちゃん、ただいまー」
ラ「ふぇっふぇっふぇっ…おかえり、タイたん」
タ「ねぇねぇ、ばーちゃん。鯉ってどうすれば見つかるの?」
ラ「おやおや…どーしたんだい、急に」
タ「あのね、今日リヴァイアさんに らんぼーものって言われたの。ホントむかつくよ、あの海王類ー」

ラ「それは悲しかったねぇ…でも…それからどうして恋の話になるんだい?」
タ「その話をシヴァねーさまにしたらね? 鯉をしなさいって言われたの」
ラ「おや…それはあの子らしいねぇ…」

478
タ「だから鯉を探してるんだけど…。…ねぇ、ばーちゃん。ボク、どーしたらいいのかな?」
ラ「これはこれは…難しい質問だねぇ…。
ふむ…。…いいかい、タイたん。恋というのは探して見つかるもんじゃないんだよ」
タ「そーなの?」
ラ「そうとも。恋というのは、探すものじゃなく、急に落ちるものなんだ」
タ「…落ちる? 鯉が落ちるの?」
ラ「あぁ、そうさね。私も昔はじーさんとそりゃあハッスルハッスルしたもんだよ」
タ「ハッスルしたの!?」
ラ「そりゃあ、私も若かったからね」
タ「そっかぁ。ハッスルするんだー」

479
タ「あ、そだ。ゴーレムにーちゃんは?」
ラ「あぁ…あの子は今日も一日ピコピコやってたよ…目が悪くならないのかねぇ?
夜もずっとコンピューターしてるみたいだし…」
タ「ふーん。でも、いつものことだね」

ラ「そう、いつもの事さ…。…ほら、今日はもうおやすみ。明日は学校なんだろう?」
タ「うんっ。…ねぇ、ばーちゃん。今日はばーちゃんと一緒に寝てもいい?」
ラ「おや、これは甘えんぼさんが居たもんだ?」
タ「だってぇー、ねぇ、いいでしょー?」
ラ「あぁ、いいとも。枕を持っておいで」
タ「えへへ、ありがとっw ばーちゃん、だいすきっw」

ラ「ふぇっふぇっふぇっ…ねればねるほど…ねるねるね
  おや、誰か来たみたいじゃの…?」

480

翌日の朝、気付いたらばーちゃんはいなくなっていた。


タ「ばーちゃん? 
  …ばーちゃーんっ! あれ? …どっこいったのかなぁ。
  んー。そだ。おにーちゃんに聞こっと。
  ゴーレムにーちゃんっ! ねぇ、おにいちゃーん!!」

ゴ「ちょwwタイたんwww急に部屋ww開けるなwwwww」
タ「ごめんごめんー。ねぇ、ばーちゃん知らない?」
ゴ「あ?ww下に居るんじゃね?www」
タ「それが気付いたら居ないんだよー。夜は一緒に寝てたはずなのに、おっかしいなー」
ゴ「マジかwwwwwこれはペロwww青酸カリwwwww」

タ「…おにーちゃん、急に何言ってるの?」
ゴ「バーローwwwそんな事よりww学校行くぞwwwww」
タ「…おにーちゃんってたまにワケ分かんないこと言うよね」
ゴ「それがw俺のwwみりきwwwwwみwなwぎwっwてwきwたwww」

481

それからおにーちゃんと一緒に学校まで歩いて行くと、担任のテュポーン先生が校門の所に立っていた。


タイたん「せんせー、おはよーございますっ」
ゴーレム「はよっすwww先生、朝早いっすねwwww」
テュポン「フンガー!(訳:よう、タイたんにゴーレム。今日も元気だな。というかゴーレム。先生が早いのは当たり前だ)」
ゴーレム「マジっすかwwwサーセンwwwwwww」

482
タイたん「ねーねー、せんせー。せんせーは鯉した事あるー?」
ゴーレム「ちょwおまwww朝っぱらから何言ってんだwwww空気嫁www」
テュポン「フンガー!(訳:恋か…そうだな…。先生にも昔は色々あったんだ…。今はどうしてるのかな…オルトロス…)」
ゴーレム「あんたもww語り出すなよwwwww」
タイたん「その人とはもう会えないの?」
テュポン「フンガー!(訳:話せば長くなるんだがな…昔コロシアムという所で……、おっと、そろそろ時間だ。急がないと遅刻にするぞ)」
ゴーレム「どうでもいいけどwwフンガーだけでよくそれだけ意味持たせられるっすよねwwwwww」

タイたん「ほんとだっ、おにーちゃん! 急いで、遅刻になっちゃうっ!」
ゴーレム「おまwww俺に走らせるとかwwwマジレベル5デスwwwwww」
テュポン「フンガー!(訳:それじゃ、また教室でな)」
タイたん「はーいっ! せんせー、またねー!」

483
ボクもそんなに早くないけど、おにーちゃんの足はもっと遅い。
しょーがないから手を引いてあげる。
おにーちゃんの手はでっかくて好きだったりもするんだ。


ゴ「そんなにwww急がすなwwwww息www切れるwwww」
タ「もー、おにーちゃん、いっつもゲームばっかやってるからー。たまには運動しなきゃダメだよー?」
ゴ「だがwww断るwwwwww」
タ「ふにゅー。おにーちゃん、ダメダメだねっ」
ゴ「もっと俺をwwwののしってくれwwwwww」

タ「…このジャンク。」

ゴ「ちょおまwwwww突然wwwキャラwwwwww変わりすぎだろwwwwwwwww」
タ「えー? そんなことないよー?」
ゴ「タイたんwwwww恐ろしい子wwwwwwww」

485
そんなダメダメおにーちゃんと一緒に教室に入ると鋭い声がボクたちの事を呼んだ。


オディン「あ、こらっ! ゴーレムくんっ?」
ゴーレム「委員長wwはよっすwwww」
タイたん「オーディーンさん、おはよっ!」
オディン「はよっすじゃないでしょ! もう、遅刻ギリギリじゃない!」
ゴーレム「サーセンwwww今朝wwちょっくらばーちゃんがアブダクションされたもんでwwwwww」
オディン「…はぁ? ゴーレムくん、今日も朝から意味分からないわね」
ゴーレム「それがww俺のwwwジャスティスwwwwwww」

488
タイたん「オーディーンさんゴメンー。本当はもっと早く来れるつもりだったんだけど」
オディン「え? あぁ、タイたんはいいのよ。いつもはもっと早いしね。ゴーレムくんのせいで遅れちゃったんでしょ?」
ゴーレム「差別wwwwイクナイwwwww」
オディン「こういうのは差別じゃなくて区別っていうのよ。タイたんもこんなのが兄だといつも大変じゃない?」
タイたん「んーん、そんなことないよー? ボク、おにーちゃん好きだしっ」

オディン&ゴーレム「!!!!!!!!!!!!」

ゴーレム「何wwwwこのフラグwwww立てた覚えないんスけどwwwwwwwkwskwwwwww」
オディン「ちょっとあんたっ! このコに何したのよバカっ!!」
ゴーレム「ちょwww覚えないって言ってるじゃないッスかwwww痛いwww痛いっすwww斬鉄剣自重wwwww」

490
キーンコーンカーンコーン

ガラガラガラッ

テュポン「フンガー!(訳:略)」
タイたん「ほら、おにーちゃんもオーディーンさんも、座らないとダメだよー?」
ゴーレム「あいっすwwww」
オディン「ゴーレムくんっ! ちゃんと後で説明してもらうからねっ!?」



エッグマン「エッグチョップ!」

「しかしチョップはとどかなかった」


テュポン「フンガー!(訳:まほうのランプ使いすぎだー)」

493
やすみじかん。


タイたん「ふみゅー」
アルたん「どーしたのだ、タイたん」
タイたん「あ、アルテマたん。あのね。さっきの問題がむずかしくて分かんないんだー」
アルたん「そーなのかー? それはきぐうなことに、アルたんもまったくわからなかったのだ。ふふん」
タイたん「そーなの? それじゃあダメダメだねー」
アルたん「うむ。こまったのだ」
タイたん「むー、それじゃ、いっしょに誰かに教えてもらおっか?」
アルたん「おー。それはいい考えなのだー」

タイたん「でも、誰に聞いたらいいのかな?」
アルたん「そーだなー。やっぱりここは頭のいい人がいいと思うのだ」
タイたん「頭のいい人…うーん、じゃイフリートちゃんかな?」
アルたん「おー、それがいいのだ。オーディーンは委員長のクセにあんまり頭が良くないからなー」

494
オディン「…ちょっと、そこの年少コンビっ! しっかり聞こえてるわよっ!」


オーディーンさんがおっきな槍を構えてこっちをにらんでる。
…ちょとこわい。


アルたん「なんだ、オーディーン聞いてたのかー。りっぱなデビルイヤーをお持ちだなー」
タイたん「ちょ、ちょっとアルテマたんっ! オーディーンさん、ご、ゴメンねっ! ほら、アルテマたん行こっ?」

オディン「こらーっ! あんた達、待ちなさーいっ!」

アルたん「スタコラサッサなのだー!」
タイたん「ふぇーんっ、ボクは何も言ってないのにーっ!」

496

タイたん「ふぇー…。あー、恐かったねー」
アルたん「うむ。オーディーンのヤツはカルシウムが足りないのだ」
タイたん「もー、アルテマたんがおこらせるからいけないんだよー?」
アルたん「そんなこと言われてもアルたんは知らないのだ。アイツがかってに怒るのがいけないのだ」
タイたん「…もう、アルテマたんったらー。ダメダメだねっ」

イフリト「…おや。こんな所で何をしているんだい?」

アルたん「おー、イフリートなのだー」
タイたん「イフリートちゃんっ! よかった、さがしてたんだっ」

イフリト「これはこれは嬉しい事を言ってくれるね。キミ達のような可憐な少女達に探してもらえるだなんて」

498
アルたん「かれんー? かれんってなんなのだー?」
タイたん「ふみゅー。ボクもよく分かんない」

イフリト「あぁ、これは済まない。いいんだよ、二人はそのままで居てくれればw」

アルたん「そーなのかー?」
タイたん「あ、ねぇねぇ、イフリートちゃん、さっきの授業で分かんない所があったんだけど聞いていいー?」

イフリト「…な、なんだってっ!?」

502
タイたん「ふ、ふぇっ? ダ、ダメかな?」

イフリト「嗚呼…! こんな可憐な幼女達に教えを請われるだなんて…!
     神様、ありがとう…、僕は今あなたに初めて感謝を捧げます…!」

アルたん「おー、コイツもまたぶっこわれてるぞー」
タイたん「イ、イフリートちゃんっ! かえってきてっ!」

イフリト「っと…いけないいけない。キミ達はすぐに僕を狂わせるよ…ふふっ、いけない子猫ちゃん達だ。
     それでどこが分からなかったのかな? 懇切丁寧に手取り足取り色々教えてあげよう」

タイたん「そ、そんなに色々は教えてもらわなくていいんだけどね?」
アルたん「イフリートはたまにテラコヤスだなー」

イフリト「可愛いは正義…正にこの世の真理だと思わないかい? ふふふっ…」

アルたん「なーなー、タイたん。アルたんたちは教えてもらう人をまちがえた気がするのだ」
タイたん「そ、そだね…ボクも同じこと感じてるかも…」

イフリト「さぁ、来たまえ。僕と一緒にめくるめく官能の世界へ…!」

507
イフリト「ふぅ…。楽しかったよ、子猫ちゃん達。
     では僕は教室に戻って素敵な思い出を反芻するとしよう。それじゃあ、また後で…w」


タイたん「…ひくっ…ねぇアルテマたん…?」
アルたん「んー? どーしたのだ、タイたん」
タイたん「ボクたち…何か大切なものをなくしちゃった気がするね…」
アルたん「そーなのかー。気のせいじゃないのかー?」
タイたん「アルテマたんは…えぐっ…つよいね…」
アルたん「なんたってアルたんは聖天使だからなー」
タイたん「それはあんまり…ひっく…理由になってないよ…」

508
フェリル「あら、あなた達…どうしたの…? こんな廊下の真ん中で…。早く教室に戻らないと…授業に遅れるわよ…?」
タイたん「あ…フェンリルさん…。…んーん、なんでもないよ…ひくっ…なんでもないんだもんっ…」
フェリル「フヒヒヒヒッ…あなた…中々いいオーラを発してるわね…良かったら…何があったか話してくれない…?」

アルたん「おー、フェンリル。実はさっきイフリートのヤツになー」
タイたん「ア、アルテマたんっ! 他の人に話しちゃダメだったらっ!」
アルたん「お? さっきのことは内緒なのかー? アルたんはキモチよかったのだがなー」
タイたん「…うぅ…ボクもちょっと…よかったけど…。でもっ、ダメだったらっ!」

フェリル「フヒヒヒヒッ…! 楽しい事があったのね…? そう…良かったわね…」
タイたん「たのし…かったのかなぁ?」
アルたん「うむ。たのしかったのだ。イフリートはヘンタイだけどいいヤツなのだ」

フェリル「フヒヒッ…羨ましいわね…。私なんてこの前、呼び出されたマスターが糞タルで…
     ポップに気付かず先にイッた挙句…私はゴブリンに…フヒヒヒヒッ…!」

アルたん「なーなー、タイたん。アルたんはフェンリルが何をしゃべってるのか分からないのだ」
タイたん「うん…そだね。ボクもよく分かんないや」

フェリル「あらゴメンナサイ…私の悪いクセね…。でも、犬って呼ばないでね…? フヒヒヒッ…!!」

509
きょーしつに戻ろうとろーかを歩いてた時。


タイたん「むっ…!」
アルたん「どーした、タイたん。急にみがまえて」
タイたん「何かヤな気配がする…っ!」
アルたん「ヤな気配? アルたんは何も感じないのだ」

リバイア「あら? なにやら土くさいと思ったら、タイたんじゃありませんの?」

タイたん「で、出たな、この魚類っ!」
アルたん「おー、リヴァイアさんー。オマエ学校来るの遅いのだ。じゅうやくしゅっきんなのだー」

リバイア「今朝は少々用事があったもので。それにしてもタイたん。このわたくしを捕まえて魚類とは、失礼じゃありませんこと?」
タイたん「なんだよっ、魚類は魚類だろー!」
リバイア「わたくしが魚類でしたら、あなたは何かしらね? 差し詰め力士といったところかしら?w」
タイたん「むー! またバカにしたなーっ!?」
リバイア「いえ、わたくしは事実を言ったまでですわw」
タイたん「むきーっ! もうバーンって、バーンってやっちゃうんだからなっ!?」
リバイア「あら、やってごらんなさい? 受けて立ちますわよ?w」

510
アルたん「…ふむー。オマエらは仲いいのだー」

タイたん「どこがっ!?」
リバイア「どこがですのっ!?」

アルたん「息ピッタリなのだ」

タイたん「真似すんなっ!」
リバイア「真似しないでくださるっ!?」

アルたん「らぶらぶなのだw」

511
タイたん「ふんだっ! アルテマたん、早く教室もどろっ!」
リバイア「そうですわね。こんなのは放っておいて、ほらアルテマさん、行きますわよ!」

アルたん「アルたんモテモテなのだw」

タイたん「むーっ! いいもん、ボク、一人で教室に行くからっ!」
リバイア「いーえっ! わたくしが先に教室に行きますわっ!」

アルたん「…アルたん振られたのだ」

タイたん「なんだよっ! ボクが先に行くんだったら! ついてくんなっ!」
リバイア「なんですのっ!? わたくしが、わたくしが先に行くのですわっ!」

アルたん「…むー。アルたん置いてきぼりなのだ。…せつないのだ」

513
じゅぎょうちゅう。


テュポン「フンガー!(じゃあここの問題を…ディアボロス!)」
ディアボ「せ、せんせ…う、うぉれか…?」
テュポン「フンガー!(お前だー)」
ディアボ「うぇあ…む、むずかぁしぃ…。…な、なんもん…にがぁて…」
テュポン「フンガー!(そうか? ちょっと難しいかも知れんが、お前になら解けるはずだ。頑張ってみろ?)」
ディアボ「せ、せんせ…! う、うぉれ…、うれ…うれしょん…もらぁしそぅ…! ぐぁ…ぐぁんばりんます…!」

514
ゴーレム「嬉ションwww勘弁wwwwww」
フェニ尾「だな」
リバイア「ですわね」
タイたん「ちょっとヤかも」
アルたん「アルたんもヤなのだ」
バハムル「ねーよ」
オディン「委員長だからって私は片付けないわよ?」
カトブレ「………背中…まだ痛い…」
シヴァ姉「あらあら、みんな、可哀想よ?」
フェリル「ス、スカトロは…スカトロだけはダメなのよ私…! あの時の思い出が…!」
イフリト「ふむ。新境地だね」



ディアボ「うぉ、うぉまえら…ひどす…」
テュポン「フンガー!(先生もそれはちょっと嫌だなー)」


シルフ 「実家…帰りたい…」

516

おひるやすみ。


タイたん「おにーちゃん、一緒にゴハン食べよ?」
ゴーレム「うはwwwおkwwwwww」



でも、おにーちゃんと一緒に学食に行こうとしたその時、カーバンクルたんが話しかけてきた。

517
カーたん「ねぇ、タイたん。ゴーレムくん」
タイたん「ふぇ? カーバンクルたん、どーしたの?」
ゴーレム「やっとまともっぽいキャラが出てきたwwwしかも幼女臭wwwwwハーレムルートww確定www」

カーたん「あのね? バハムートくん、さいきん元気ないと思わない?」
タイたん「あー…うん。そだね。なんか色々ナヤミゴト? があるみたい」
ゴーレム「涼宮バハムートのwww憂鬱wwwww」

カーたん「そーなんだ…。うーん…よしっ! タイたん、ゴーレムくん、これから一緒にゴハン食べにいかないっ?」
タイたん「ふにゅ? ベツにいいけど、どしたの?」
ゴーレム「俺のメシはやらんぞwww石だけどwwwwwww」

カーたん「だからさ、みんなでバハムートくんを元気づけてあげよーよっ」
タイたん「あ、そーゆーことか。うん、それ、いいかもっ」
ゴーレム「何か俺ww空気じゃねwwwwwあんたww背中が煤けてるっZEwwwww」

カーたん「じゃあたし、バハムートくん誘ってくるっ」
タイたん「うん、がんばってね!」
ゴーレム「マジバニシュwww誰か俺とwwww絡んでくれwwwww」

521
カーたん「ねっ、バハムートくんっ」
バハムル「…ん…。なんだよ、カーバンクル」
カーたん「今日はボクたちといっしょにゴハン食べよっ?」
バハムル「……いいよ、別に。俺一人で食うし」
カーたん「えー、いっしょに食べようよーっ」
バハムル「いいって言ってんだろ。…そもそも俺、お前にあんまりいい思い出無いんだよ」
カーたん「……ひぇ…バハムートくん…、前にリフレクったこと…まだおこってるんだ…」
バハムル「…や。…仕事だからしょうがねぇと思うけどよ。でもやっぱ俺は一人で…」

522
その時。
急に教室におっきな音がひびく。


リバイア「ちょっとあなたっ!!」
バハムル「痛ってーなっ! 急に何すんだよっ!!」


リヴァイさんが急にバハムートくんをひっぱ叩いたのだ。

523
リバイア「こんな小さなコが、あなたのためを思って誘ってくれているんですのよっ!?」
バハムル「んだよっ! そんな事お前に関係無いだろっ!」
リバイア「えぇ、そうですわね。あなたみたいなイジケ虫、わたくしには関係ございません!」
バハムル「なら、ほっとけよっ!」
リバイア「いーえっ! 今のあなたの事など知った事ではありませんが…、ですが!」


カーたん「い、いいよリヴァイアさんっ! あたしが無理にさそっちゃったのがいけないんだし…」
リバイア「そんな事はございませんわ、カーバンクルさん。それにこれはわたくしと彼の問題でもありますもの」
バハムル「……なんだよ。俺とお前の問題って」


リバイア「…今のあなたは…そう。今のあなたは、昔のあなたに。わたくしの友人だったあなたに失礼ですわ」
バハムル「…なんだよ、それ」
リバイア「あら? もっとハッキリおっしゃらないと分かりませんの? やれやれ、知能も低下したとは嘆かわしいですわね」
バハムル「…ケンカ売ってんのかよ」
リバイア「…わたくしは。…いえ、わたくし達は。
     …頼りがいがあって、おおらかで、優しいあなたに戻って頂きたいと。…そう願っているまでです」

525
リヴァイアさんのコトバに教室がしずかになる。
バハムートくんもびっくりした顔でリヴァイアさんを見てた。

そうキッパリと言い切った魚類は、ボクから見てもすごくカッコよくて。
でも、だからこそ、だれも何も言えなかった。


…だれかが。だれかが続かなくちゃいけないんだ。

526
タイたん「…そーだよ! ボクが知ってるバハムートくんは、優しくて、デッカくて…
     ボクも昔のバハムートくんに戻ってほしいよっ!」

フェニ尾「そーだ、そーだっ! オレだって昔のバハムートが好きだぜー!」
アルたん「おー、そーなのだ。元気を出すのだー」
オディン「…そうね。委員長として、私も昔のあなたに戻ってほしいかな。私の負担も減るしね」
ディアボ「ば…ばはむと…ぐぇ、ぐぇんきぃ…だぁせ…」
シヴァ姉「きっとまた活躍出来る時がくるわよw」
カトブレ「………イジメないでくれるならどっちでもいいけどな…」
イフリト「うむ。僕にとってもキミの立派ないちもつは興味深い」
ゴーレム「イフリートwww自重wwwww」
フェリル「私は…落ち込んだままのあなたも好きだけどね…フヒヒヒヒッ」
シルフ 「何気に協調性ないわね…。あ、アタシはまともな人が増えると嬉しーよ?」

527
みんなの言葉に押されるように。カーバンクルたんがバハムートくんの前に立つ。


カーたん「バハムートくん…あの時は、ゴメンナサイ。 いたかったよね? ゴメンね? ホントにゴメン…。
     だからあたし、なんでもするよ? バハムートくんが元気になってくれるなら、あたしにできること何でもする…っ!
     バハムートくんに元気になってほしいからっ…! だから…っ…!」


そう叫んだカーバンクルたんの目には、とてもきれいなルビーの涙が浮かんでいたんだ。

528
バハムル「お前ら…。…それに、カーバンクル。………ゴメンな。それから、さんきゅ」


バハムートくんのおっきな手がカーバンクルたんの頭をなでる。
その声は昔みたいに、とても優しい声だった。


カーたん「……ふぇ…。…うぇっ……ひっくっ…うぇーんっ! バハムートくんっ!!」


カーバンクルたんのちっちゃな体がバハムートくんに抱きつく。

529
バハムル「ちょ、お前! 急に何すんだよっ! あーと…えと、だな。その…みんなが、見てんだろ?」
カーたん「見られたっていいよっ。…ひっくっ…えへへっ…、…あたし、あたし嬉しいっ!」


照れてるバハムートくんも、嬉しそうなカーバンクルたんも。
見てるこっちが幸せになるぐらいえがおで。


フェニ尾「なぁ、なーんか部屋暑くね?w」
イフリト「そうだね。体感温度で約5℃ほど上昇したようだ」
ゴーレム「お前らがwww言うなwwwww」



シヴァねーさまが言ってた、ガールがレディになるってこーゆーことなのかな?

531
タイたん「…やるじゃん。魚類のクセに」
リバイア「あら、力士さん。居ましたの?」
タイたん「ふんっ。……これでバハムートくん、元気だして、くれるかな?」
リバイア「…えぇ。きっと元の彼に戻ってくれますわよ。彼は立派な人ですもの」
タイたん「ふーん。なんか、シンライ? してるんだ?」
リバイア「長い付き合いですものね。…あなただって、そうでしょう?」
タイたん「…まーね」

リバイア「…でも、あの時、あなたがわたくしに続いてくださって良かったですわ。
     あのままでしたら、彼に分かって頂けなかったかも知れませんもの」

タイたん「ベツに魚類のために言ったんじゃないもん。
     バハムートくんとカーバンクルたんのために言ったんだもん」

リバイア「…可愛くない朝青龍ですわね」
タイたん「…オオサンショウウオに言われても嬉しくないもん」

532
タイたん「……でも。魚類の事、ちょーっとだけみなおした」
リバイア「あら? そうですの? それは奇遇ですわね。わたくしも力士さんの事これーっぽっちだけ見直しましたわ」

タイたん「むー…! ボクは、これっくらいの、こっれっぽっちだもんっ!」
リバイア「あーら、ならわたくしは、これっぽっちの、みみっちぃ、爪の先ほどだけですわ!」

タイたん「…なんだよっ!?」
リバイア「…なんですのっ!?」

533
アルたん「おー、オマエら、こんな所にいたのかー」

タイたん「…ふぇ? アルテマたん、どーしたの?」
リバイア「…あら、アルテマさんじゃございませんこと?」

アルたん「これからバハムートの元気復活オロナミンパーティなのだ。らぶらぶしてないでさっさと来るのだ」

タイたん「ア、アルテマたんっ! らぶらぶなんかしてないよっ!」
リバイア「そうですわっ、大いなる誤解ですわっ!」

アルたん「アルたんは置いてけぼりが嫌なので先に行くのだ。付いてくるのだー」

タイたん「むっ、ボクが先に行くんだったらっ!」
リバイア「わたくしがっ! わたくしが先に行くのですわっ!」

アルたん「なっかよくケンカするのだーw」



ゾディアーク校長「…これにて、一件落着」
チョコボ「でっていう」

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最終更新:2008年03月03日 01:10
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