たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
呟き
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rm96
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おねえちゃん。
なんかいい響き。
「おねえちゃん」
ぼそっと呟いてみた。
たしかにさ、梨華ちゃんの方がちょっとだけ年上で、だからおねーちゃんって呼んでみても…おかしくは…ないんだよね。たぶん。
「おねーちゃんっ!」
「おねーちゃん!」
「おねーちゃん!」
カメちゃんとさゆがべたべたと梨華ちゃんにくっついて甘えてる。
あ、梨華ちゃんがさゆに甘えてるのか。
「あ! あたしにもちょーだいにゃん」
「えりにもちょーだいにゃん」
そんな二人に腰に手を当てて「しょーがないですねー」ってさゆ。
どっちがおねーさんかわかんないよね。二人ともさゆより年上なのに。
あ、梨華ちゃんがさゆに甘えてるのか。
「あ! あたしにもちょーだいにゃん」
「えりにもちょーだいにゃん」
そんな二人に腰に手を当てて「しょーがないですねー」ってさゆ。
どっちがおねーさんかわかんないよね。二人ともさゆより年上なのに。
「…」
けどさ、ここぞって時はしっかりお姉さんの顔をする梨華ちゃん。
ほら、気づけば二人がやっぱり梨華ちゃんに甘えてる。
ね?
ほら、気づけば二人がやっぱり梨華ちゃんに甘えてる。
ね?
「ねぇ、いしかわさん」
カメちゃんのフシギな話をにこにこと聞いてあげる横顔に、そっと呟いてみた。
カメちゃんのフシギな話をにこにこと聞いてあげる横顔に、そっと呟いてみた。
「おねえちゃん」
…。
ガラじゃないな。
なんか零れた苦笑い。
なんか零れた苦笑い。
そんな顔を誰にも気づかれないように、そっと楽屋を抜け出した。
廊下を歩きながら考える。
廊下を歩きながら考える。
よっちゃんさんと梨華ちゃんはまるで夫婦だし、これでツジちゃんとカゴちゃんが入れば親子だし。
ヤグチさんや中澤さん、飯田さん、保田さんだとかわいい妹。
ヤグチさんや中澤さん、飯田さん、保田さんだとかわいい妹。
美貴は…なんなのかなぁ。
ドアを開けて非常階段に出ると、柵にもたれかかって空を見上げた。
おねえちゃん、って言ってもさ、年齢的には同学年だし、生まれた日だってそんな差ないし。
おねえちゃん、って言ってもさ、年齢的には同学年だし、生まれた日だってそんな差ないし。
「あー。いい天気」
風が気持ちいい。
風が気持ちいい。
なんかさ…。美貴、けっこーブルーかも。今。
キィッ…。
風の音に紛れて聞こえた音。
振り向く前にぎゅって後ろから抱きしめられて、
「美貴ちゃん」
って、耳元に甘い声。
振り向く前にぎゅって後ろから抱きしめられて、
「美貴ちゃん」
って、耳元に甘い声。
振り向けなかった。
だって…だってさ…。
だって…だってさ…。
「ん? どうしたの? おねえちゃんに言ってごらん?」
「…っ! 梨華ちゃん!?」
「…っ! 梨華ちゃん!?」
聞こえて…た?
「ね? 美貴ちゃん」
ぎゅうっと抱きしめて、顎に肩を乗っけて顔を見ようとするから、意地になって顔をそむけた。
「ねぇ、美貴ちゃんってば!」
抱きしめたまま今度はパッとそむけた方に顔を向けるから、すぐに逃げるように顔を反対に側へ。
「もぉ…」
不満そうな声。
だって…恥ずかしいじゃん……。
「耳真っ赤だよ」
「わかってる。言うな」
「こわーい…美貴ちゃん…」
「…」
誰のせいだっ…つーの。
「ふふっ。かわいいなぁ」
「…ぅっさいなぁ」
あぁ…もぉ! いらいらするっ!
梨華ちゃんのくすくすって笑い声。
柵にもたれる美貴を引き剥がすように抱き寄せると、すうっと頬をなでた小さな手。
「もぉ、甘えんぼさん。素直じゃないなぁ」
「なによ! 甘えてなんか…」
その先は唇をふさがれちゃったから、言えなかった。
ぎゅうっと抱きしめて、顎に肩を乗っけて顔を見ようとするから、意地になって顔をそむけた。
「ねぇ、美貴ちゃんってば!」
抱きしめたまま今度はパッとそむけた方に顔を向けるから、すぐに逃げるように顔を反対に側へ。
「もぉ…」
不満そうな声。
だって…恥ずかしいじゃん……。
「耳真っ赤だよ」
「わかってる。言うな」
「こわーい…美貴ちゃん…」
「…」
誰のせいだっ…つーの。
「ふふっ。かわいいなぁ」
「…ぅっさいなぁ」
あぁ…もぉ! いらいらするっ!
梨華ちゃんのくすくすって笑い声。
柵にもたれる美貴を引き剥がすように抱き寄せると、すうっと頬をなでた小さな手。
「もぉ、甘えんぼさん。素直じゃないなぁ」
「なによ! 甘えてなんか…」
その先は唇をふさがれちゃったから、言えなかった。
重なるだけのキス。
だけどやさしくて甘くって…。
ふわりって羽のようにやわらかい、美貴のだいすきな梨華ちゃんのキス。
だけどやさしくて甘くって…。
ふわりって羽のようにやわらかい、美貴のだいすきな梨華ちゃんのキス。
「甘えてるじゃん」
だからつまんなそうな顔して出てったんでしょ?
小さな指が感触を確かめるように唇をなぞる。
後ろからのぞきこんで来るおねえさんぶった微笑み。その向こうにちらりとのぞくオトナの顔。
「…っさいなぁ」
体をくるりと向き直して、梨華ちゃんを抱きしめて首筋に顔をぎゅうっとうずめた。
抱き返す梨華ちゃんのちょうどいい腕の力。
やわらかいぬくもり。
だからつまんなそうな顔して出てったんでしょ?
小さな指が感触を確かめるように唇をなぞる。
後ろからのぞきこんで来るおねえさんぶった微笑み。その向こうにちらりとのぞくオトナの顔。
「…っさいなぁ」
体をくるりと向き直して、梨華ちゃんを抱きしめて首筋に顔をぎゅうっとうずめた。
抱き返す梨華ちゃんのちょうどいい腕の力。
やわらかいぬくもり。
「どーせ素直じゃないですよーだ。おねえちゃん」
言ってみたら、なんだかくすぐったかった。
(2005/4/7)