2008 world cycling news 全日本選手権特番
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本当に強い人が勝った。
同点、12回、延長の末、エース対エースの投げ合いの中、2アウト満塁でフルカウントから、サヨナラ逆転満塁ホームランを四番打者が打ったような試合。
オリンピック出場のためにも、チームとして勝たなくてはならないという雰囲気
直前のTOJ、ツールド熊野など、思うようなレース展開ができず、手ごたえは感じていたのだが、結果が伴わなかった。
これまでの全日本選手権は体調が万全でないレースも多かったのだが、好きなレースなので、7年連続表彰台に上っている。
今年は体調が上り調子だった。
この試合、チームとしては土井・別府・野寺をエースとしていたので、自分としては土井・別府のアシストのつもりであったが、勝てるチャンスが来た場合には逃すことのないよう、一週目から気を抜かないようにしていたし、体力を温存するように努めていた。
レースが見える位置にいることを心がけていた。
福島晋一 上り区間でのアタック
中途半端な気持ちで踏んでいない後ろ姿。
集団内で中切れが起こった
体が反応していた。
初めの逃げに乗る
16人
野寺、狩野、阿部
シマノとしては土井・別府を逃げのメンバーに入れたいので、積極的に曳かないようにしながらローテーションに入っていた。
逃げのメンバーを確認すると、脚の揃った手ごわいメンバー
後ろの集団で曳くチームがいなくなった
後ろではシマノが土井・別府を前に送るため、鈴木真理などが協力に曳き始める。
前では野寺・狩野・阿部はローテーションに入らなくなった
阿部が、二人を先頭に乗せるため、降りていく。
最後は自分が勝たなくてはならないと、いい意味でのプレッシャーを自分に与え続けることが、冷静さを保つ秘訣。
客観性を失ってはダメ。
レースを諦める選手は、自分の頑張っている姿を見せて、力を使い切ってから、ちぎれていく。
エースである場合は、自分のチャンスがなくなるような走りはダメ
体力的にも、精神的にも我慢比べ
なかなか前が捕まらなかったが、阿部が降りたことで、合流した。
別府・土井も追いかけるローテーションに加わっていたので、消耗していた。
野寺も様子を見るため、集団のなかほどに下がる。
福島晋一がまたペースアップして、中切れが起こった。
合流したことにより、みんなの心の隙間ができた。
先頭は福島、狩野を含む11人。
野寺は別府を連れていくつもりで、ペースアップしたが、別府はついてこなかった。
シマノのアシストも力を使い果たしていたし、各チームの有力選手も逃げのメンバーに含まれていたので、ほかのチームで集団を積極的に曳こうとするところはいないだろうから、逃げは確実に決まるだろう。早めにこれできまるなと思った。
先頭集団の野寺と狩野は、エースが後ろの集団に取り残されているという理由で、ローテーションに加わっていなかったので、ほかの逃げの選手よりも脚を使っていなかった。
残り2周あたりで狩野はいなくなった
メイタン3人 福島・中島・
ニッポ2人 佐野・井上
アイサン 西谷
この段階では、どうしたら勝てるかというイメージがあまり見えてこなかった。
メイタンやニッポが逃げに複数送りこんでいるので、誰かが捨て身で動くはずなので、その状況をどう使うか?
メイタン 新城が追いつきそうだった。
アイサン 西谷が、オリンピックの選考のこともあって、新城に追いつかれまいと頑張りすぎて、遅れた。
野寺は最後がスプリントになったら勝てるかも、と思い始める。
しかし、ニッポの二人もまだ力を残していたので、野寺だけが逃げきりを決める、というのも考えられなかった。
すべてのアタックを潰すつもりで、チェックしていた。
ほかにアタックの処理を任せて、引き離されてはいけないので、冷静に判断した結果である。
先頭に立って、後ろの動きをチェックしながら走ることが多かった。
最終更新:2010年01月16日 10:42