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◆02. 【謎の赤魔道師】





















『グイン』の舞台は北に向かえば向かうほど
寒くなる北半球である。




対して『ロマサガ』の舞台は
グインの世界地図を180度回転させた南半球であり、
南下すればするほど極地に近づき、寒くなる事になる。




























そしてバルハル族の村をさらに南下した先──
すなわち極地の近くには、凍結した湖に
半ば水没した巨大な氷の城がある。

もちろん元ネタは『グイン』の
クリームヒルドの城である。























スーパーファミコン版では城は氷の底にある設定だった。
しかし暖冬のため、時間が経って
氷の表層が溶けて中に入れる仕様となっていた。

しかしよくよく考えてみれば、
30mも下まで氷が溶けるほど暑いのなら、
バルハラントはとっくの昔に全土が緑の大地
なっていなければおかしい筈である。






そのあたりの設定があまりにも無理がありすぎたためか、
リメイク版ではまるで封印が解かれたかのように
突如表層の氷が砕けて中に入れる仕様になった。


























城に入ると、見るからに胡散臭い
赤い服を着た男がいる。

自分はこの城に財宝を探しに来た、
一緒について行きたいと言い出し、仲間に加入する。





それにしてもリメイク版では目の前で氷が砕け、
やっと城に入れるようになったばかりなのに
どうして赤魔道師が先に中にいるのか謎である。
















































































































































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最終更新:2020年04月20日 06:09