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◆02. 【アサシンギルドの黒幕】





















『ロマサガ』のアサシンギルドのストーリーは
スーパーファミコン版とPS2版で大きく異なっている






元祖ロマサガではローブに顔を隠した、
サルーインに仕える邪悪な魔道師ミニオンがギルドの長で、
クジャラートを混乱させるために行った事だった。

主人公は黒幕である魔道師と対面するが、
倒すに至らず、魔道師は主人公の前から立ち去ってしまう



















1991年の元祖『ロマサガ』の魔道師の元ネタは
2つ考えられるが、うち1つはバファル帝国編で後述する。

1つは1988年の『グイン』28巻から29巻にかけての
ユラニア遠征編だろう。

盗賊イシュトヴァーンがオロイ湖の離宮に幽閉された
アムネリス公女を救出するエピソードと同時並行の話である。






魔神ドールに仕え、歴史の陰で暗躍する黒魔道師
〈闇の司祭〉グラチウス
アルセイス公国やケイロニア帝国を混乱させるため、
人々を操って戦争を起こし、刺客をさしむけグインを襲う。






















グインはユラニア遠征編の最後近くになって、
戦争を起こした黒幕である魔道師グラチウスに対面するが、
倒すに至らず、グラチウスは主人公の前から
立ち去ってしまう…というストーリーだ。

その後もグイン達は
何度もグラチウスやその部下と対決する事になる。





















また2005年にリメイクされたロマサガの
アサシンギルドのストーリーは、
教母と呼ばれる存在が子供たちを洗脳し、
アサシンとして使い捨てている設定に変更されている。






こちらのストーリーは1997年から始まった
『グイン外伝』キタイ編に登場する、
暗殺教団の教母ゾエと薬で洗脳された子供たちの
ストーリーをパクって、後付けで追加したものと思われる。













































































































































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最終更新:2020年04月19日 22:02