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*ISSの支援への感謝 ISSの皆様へ。 各地で大変な事態が発生しその対応でお疲れのところ、鍋の国にもご支援いただきまして本当にありがとうございます。 不足しているものはありませんか?こちらでも可能な限りご用意させて頂きますので何なりとご連絡下さい。 現在我が国では怪我人の治りが遅く大変に心配しております。 こちらについて政府でも魔法の使える方に対応頂けるよう要請しております。 ISSの皆様には今しばらくご支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 **花束贈呈 ここは鍋の国の城下町です。 おや、大きな花束がと歩いてきます。 「前が見えないニャー」 「トラ、落としちゃ駄目ネウ。気をつけるネウ」 よたよたと歩いてくる花束の正体は、トラでした。 自分よりも大きな花束を抱えて歩いているものですから、まるで花束があるいているように見えたのです。当然前なんか見えません。横にいるブチは気が気ではなくて、あれこれ世話を焼いています。 「ねうー。もうすぐISSに着くねうー。がんばるねう」 先を行くタマが2人を励まします。 3匹はこれからISS鍋の国仮設本部にお礼に行く所なのでした。 花束は南国に豊富に生えている野生の草花です。3匹が一生懸命集めました。 「一時はどうなることかと思ったけど、ISSのおかげで助かったニャー…」 トラがしみじみと言いますと、2匹も頷きました。 「ちょっと怖そうな人もいたけど、ほんとうは優しかったねう」 タマは怖い顔のおじさんにすっかり懐いたみたいです。よくおやつをとっておいてお裾分けしてあげてるみたいですね。 「ブチはお医者さんが気に入ったネウ。ブチもこれからもずっとお医者さんしてもいいネウ」 ブチはテキパキ働くお医者さんに憧れてるようです。ちょっとほっぺが赤い気がするのは気のせいでしょうかね。 さて、ようやくISS鍋の国仮設本部のテントに到着しました。 「たのもーーー」 タマが駆けていって、テントの前で大きな声でそう声をかけますと、他の2匹は思わずずっこけてしまいます。 「タ、タマそれちょっと違うニャ」 「道場破りみたいネウ…」 「2匹ともどうしたねう?いつもこうやって中にはいるねう」 タマはよくわかってないのかきょとん、と2匹を見ます。 2匹はちょっと恥ずかしくて耳を倒しながら、早くISSの人でて来ないかな、と思いました。 バサッ、とテントの入り口が開きました。 3匹はせーの、と合図して大きく息を吸い込みます。 「ISSのおじさん、おねーさん!いつもありがとうニャー!」 「ありがとうネウー!」 「ねうー!」 こうして手作りのの花束贈呈をしたのでした。 ----
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