夢のクロススレタッグ　第５話

雷電「さて、これより第３試合でござるが……」
こなた「…………」
雷電「む？　こなた殿、いかがなされた？」
こなた（ウウ……久々の出番でせっかくボケようと思ったのに、何せ三週間も同じ姿勢をとり続けていたもんだから
　　　　口が閉じたまま開かないではないか……。恨むぜ作者のヤロー！！）
中トトロ『キン肉マンファンにしかわからないギャグはいいんで、大会を進行してください』
こなた「ちぇー。まあいいや。それじゃあ、第３試合にいくよー」

一回戦第三試合　カオス・オブ・カオス（カオスかがみ＆6/）VSワイルドドッグス（ザフィーラ＆犬塚信乃）

信乃「はあっ！」
カオスかがみ「やっ！」
こなた「さあリング上では、信乃の村雨とかがみのエクスカリバーがぶつかり合っております！」
雷電「いちおうルール的にはこの大会、プロレスなのでござるが……」
こなた「しかし、やはり剣での勝負なら侍である信乃の方が有利かー？　かがみん、徐々に押されているー！」
かがみ「うあっ！」
こなた「あーっと！　ついにエクスカリバーをはじき飛ばされてしまったー！」
信乃「ここまでだな……。覚悟！」
かがみ「うー……。そうだ、ここはひとまず6/にタッチ……」
6/「スースー」
こなた「おーっと！　6/、ハンモックまで用意してリングサイドで昼寝しているー！」
かがみ「こらーっ！　6/！！　パートナーが傷だらけになりながら戦っているというのに！！　熟睡してるとはどういうことよーっ！！」
信乃「戦の最中に、敵に背を向けるとは……。甘いな！」
かがみ「しまった！」
こなた「信乃、背後からかがみんを抱え込んで……。ジャーマンスープレックス！！」
かがみ「がはっ！！」
こなた「かがみん、立てない！　一発K．Oだー！！」
雷電「さんざん化け物だなんだと言われていても、結局のところは女子高生だということでござるか……」
ザフィーラ「ふっ、俺が出るまでもなかったか……」
はやて「せやけど、試合に出えへんかったら目立てへんで？」
ザフィーラ「！！」

カオス・オブ・カオス●―○ワイルドドッグス
※6/は試合放棄と見なされました

一回戦第四試合　ザ・マスクメン（ハクオロ＆ユーゼス・ゴッツォ）VS陵桜師弟コンビ（黒井ななこ＆峰岸あやの）

あやの「あははははははは！　何回もロワに出て目立ってる人は死んじゃえ！」
ハクオロ「うわーっ！」
こなた「あやの、ブラックモードでいきなりの猛攻！　ハクオロ、天敵女子高生相手になすすべもありません！」
雷電「これは完全にザ・マスクメンの作戦ミスでござるな……」
ハクオロ「ユ、ユーゼス！　タッチを！」
ユーゼス「慌てるな、ハクオロ。昨日のうちに貴様に改造手術を施しておいたのも私だ」
ハクオロ「はい？」
ユーゼス「このスイッチを押すと、あら不思議」
こなた「あーっと！　ハクオロがウィツァルネミテアに、ユーゼスがユーゼフォンに変身したー！」

がしゃーん！

こなた「そして天井にめり込んだー！　リングアウトと判断され、レフェリーがカウントを取ります！」
ハクオロ「ユーゼス！　どうするんだ、この状況！　とりあえず元に……」
ユーゼス「戻る方法を用意してなかったのも私だ」
ロジャー「２０！」
こなた「ここで２０カウント！　ザ・マスクメン、自滅でリングアウト負けー！」

ザ・マスクメン●―○陵桜師弟コンビ

続く