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寝取っちゃったわんわ~ん♪

「ど~ぉ月音ぇ、きもちいいでしょ~ほらほらほらぁ~♪」

「ダ、ダメだよ胡夢ちゃん、そんなところ触っちゃダメェ……」

「なぁに言ってるのよ、もうこんなに硬くさせちゃって。 遠慮せず私の手でいっぱい感じてねぇ、やっふふ~♪」

「あ、あう~、やめてやめてやめてぇぇぇぇぇ……」

俺と彼女だけでもものすごく狭く感じる、その女子トイレの個室。 そこにまるで女の子がレイプされているような俺の声が響き渡っていく。
レイプという表現も間違っていないかもしれない。 なぜなら俺は、今まさにこのサキュバスの女の子に操を奪われかねない逆セクハラを受けているからだ……。

四時間目の授業が終わり、そのお昼休み。 その日もいつもどおり、俺は萌香さんと一緒にお昼を食べようと待ち合わせの場所に急ごうとしていた。
彼女は最近俺のために手作りのお弁当を作ってきてくれるようになり、お昼はプール裏の秘密の場所で二人して過ごすことがほぼ日課になっていたんだ。
なにせ授業中や休み時間は胡夢ちゃんとみぞれちゃんがそばにいる。 萌香さんと二人きりになろうとしても、かならずどちらかが俺にピッタリと寄り添ってきて離してくれないんだ。
それに放課後は放課後で更にきびしい。 新聞部の部室ではその二人に紫ちゃんまでが加わって来てしまう始末で、もはや俺と萌香さんが二人で過ごせるのはこのお昼休みの短い時間しかなかったんだ。
けど、今考えるとそれがまずかったのかもしれない……。

「は、離してよぉ胡夢ちゃん。 俺もう行かないと、も、萌香さんが……」

「あん、暴れちゃダメよぉ月音ぇ。 あんまり時間ないんだから、早く月音のこ・こ、食べさせてぇ~?」

「う、うわぁぁぁん、助けて萌香さぁぁぁぁん……」

……それがこの結末だ。
あまりに毎日同じ時間、同じタイミングでいなくなる俺達を不審に思った『ある積極的な女の子』が、ついにこういった強硬手段に出てしまったんだ。
さきほど萌香さんと教室で一旦別れ、そのまま待ち合わせ場所に向かおうと廊下に出た……その時。 俺の腕を力任せに引き絞る何者かが現れた。

……それがこの胡夢ちゃんだったんだ。
彼女は俺を拉致しようと、お昼休みが始まってからずっとそこで虎視眈々と狙ってたらしい。

もちろん俺は最初拒んだ。 またいつものように『お昼一緒に食~べよ~月音ぇ、やっふっふ~♪』みたいな、そんな軽いノリだと思ってたから……。 
けれど今日の胡夢ちゃんは思いのほか強引で、俺がいくら用事がある、食欲がないと誤魔化してもちっともその腕を離してくれなかったんだ……。
もともと人間の俺が彼女に腕力で敵うわけがない。 そのままむりやり引っ張られていくと、ついにはこんな恥ずかしい場所に連れてこられてしまったんだ。
そこは本来なら、男の俺が絶対に入ってはいけないところ……女子トイレの個室だった。

「こんなところに連れてくるなんて……胡夢ちゃん強引だよぉ」

「なぁに言ってるのよ、月音だって結構ノリノリで入ってきたじゃな~い? こんなところで私に何されちゃうか、ちょっと期待したんでしょう?」

「あぅ……し、してない、してないよぉ~。 あぁ、だ、だから触らないでってばぁ……」

……いちおう否定はする。 けど生まれて初めて入った女子トイレにちょっとドキドキしていたのは事実だった。 おまけにこんな狭い個室で女の子と一緒にいるなんて、それだけでどうしてもイケナイ妄想が頭をかすめていってしまう……。
俺はその煩悩をなんとか打ち消そうと、とりあえず思いついた疑問を胡夢ちゃんに投げかけていった。

「け、けどどうしてわかったの? 俺と萌香さんがお昼一緒だって……」

「ふふ~バ・レ・バ・レ♪ 毎日お昼休みのチャイムが鳴った瞬間見つめ合っちゃって、あんなの私じゃなくても気づくっての。 まったく二人して周りが見えてないんだからぁ……」

「そ、そうだったんだ……ってああ、そ、そんなにサワサワしないでぇ……」

会話をしていても胡夢ちゃんは俺への痴女行為をやめてくれない。
この女子トイレに連れて来まれてからもうずっと、俺は彼女のしなやかな指先で敏感になった股間をもてあそばれていた……。
胡夢ちゃんの指はもう蛇みたいに、勃起した(させられた)俺のペニスにシュルシュルと絡み付いてくるんだ。 ズボン越しとはいえ、慣れてない俺はこれだけでゾクゾクしたものが背中を駆け巡るのを止められない。
きもちいい……思わずそう呟きそうになりながら、俺はいま胡夢ちゃんに指摘されたことを思い返してみた……。

言われてみたらそのとおり、最近の俺と萌香さん、周りから見たらどれだけのバカップルだったのかと思う点がいくつかあった。
授業中は席が近いのをいいことに勉強を教えあってイチャイチャイチャイチャ。(胡夢ちゃんがすぐ隣にいるのに)
新聞部の部活中もずっと手を繋ぎあっているなんてのはザラで、おまけに二人で仲良く合同記事なんて書いたりしちゃってる始末。 そのタイトルがまた『ラブラブカップルの秘訣』なんて周りを余計に苛立たせるものだったわけで……胡夢ちゃんがブチ切れるのも無理はなかったかもしれない。
け、けどだからって、こんな女子トイレに連れ込んで痴女行為はやりすぎだとも思うわけで……。

「私だってねぇ、これでもず~っとガマンしてたのよ? けど月音と萌香ったら、まるで私達の前で見せ付けるようにイチャイチャイチャイチャイッチャイチャッ! しまいにはお昼には揃っていなくなるなんて、一体どこでなにをしてらっしゃるのかしらね~ラブラブの月音くんと萌香さんは~?」

「そ、そんなぁ、俺と萌香さんは一緒にご飯を食べてるだけで、べつに胡夢ちゃんが考えているようなやましいこと……」

「ふぅ~んそうなんだぁ、一緒にごはん食べてたんだ~? 毎日萌香の手作りお弁当をあ~んって食べさせてもらって、お返しに血をチュ~ってごちそうさせてあげたりしちゃってたの~? ……で、最後はデザートに萌香の身体をおいしく頂いちゃいましたかこらぁぁぁっ!!!」

「し、してないっ! そんなことしてないよぉ~胡夢ちゃ~ん信じてぇぇぇ~~~!!!」

……ダメだ。
なんとか説得しようと思ったけど、この疑心暗鬼に満ちた彼女の目を見る限り簡単に引き下がってくれそうにない。
なんだか今日の胡夢ちゃんはやけに怖い気がする。 普段は萌香さんにはともかく、俺にはすごく優しいのに……。
これも女の子としての嫉妬が原動力なんだろうか。 さっきからスカートの後ろからチロチロと尻尾が見えちゃってるし、もしかしたら本気で怒ってるのかも……。
ただでさえ今の俺は大事な場所を……男として一番大事なところを胡夢ちゃんに握られている。
少しでも機嫌を損ねればこれをグチャリとやられてしまうかと思うと、彼女の柔らかい手のひらに好き勝手にされることしかできなかったんです……。

「だからねぇ月音、私がこ~んな乱暴しちゃうのもしかたないことなのよぉ? だってあなたが悪いんだから~♪」

「く、胡夢ちゃぁん……あぁ……」

ネットリと絡みつくような愛撫に、はからずも抵抗を止めてしまう俺の身体……。
観念したのかと思ったのか、胡夢ちゃんはパンパンになったズボンのチャックに手をかけていった。
そこはもうさっきから彼女の手に愛撫されていてすっかり興奮状態。 勃起したペニスはもう痛いほど中でビクンビクンと跳ねており、胡夢ちゃんの柔らかい手によって外に出されていくことに俺は少し興奮してしまう。
やがてそれがグイっと外へ引っ張られると、ピンと上を向いたトマトのような肉棒があらわになった……。

「やぁんすごいお・お・き・い♪ 月音ったらイヤイヤ言ってるくせに、もうここはこんなになってるじゃないの~やっふっふ~♪」

「だ、だってこんなの無理……が、がまんできないよぉ……」

……そう、我慢なんてできるわけない。
女子トイレの個室で胡夢ちゃんと二人っきり。 大好きな萌香さんが待っててくれてるのに、他の女の子とこんな密室でエッチなことをしちゃってるんだ。 平静でいられるわけがない……。
おまけにさっきから身体が密着しすぎているためか、胡夢ちゃんの柔らかい巨乳がグニグニ胸板に押し付けられている。 萌香さんとはまるでボリュームがちがうその膨らみに、俺の手もとがヒクヒクと反応しているのも気のせいじゃないだろう。
そして顔のすぐ下には綺麗な水色の髪の毛なんかがあって、そこから漂ってくるシャンプーの香りがまた俺の理性をグラグラと揺らしてくるんだ……。

…………シタイ。 この時にはもう、俺は胡夢ちゃんとシタくてヤリたくてたまらなくなっていたんだ。
彼女は信じてくれないだろうけど、俺はまだ萌香さんとは『最後までは』していない。 童貞の俺にとって、この『セックスを誘われている』という状況はとてもまともに耐えられるものじゃなかったんだ。
俺がここで望んでしまえば、きっと胡夢ちゃんはすぐにでも身体を許してくれるんだろう。
その尻尾がチラチラと見えているスカートを乱暴に捲りあげ、前儀無しでいきなりショーツの脇からズブリとねじ込んでしまっても……彼女なら受け入れてくれる。
萌香さんがさせてくれなかったことを、この胡夢ちゃんならさせてくれる……。
その気になれば一分と立たず胡夢ちゃんの生膣の感触を味わえるこの状況に、俺は人生初といってもおおげさじゃないほど理性を保つことに必死になっていた……。 

「はぁ、はぁ、く、胡夢ちゃん……あ、あの……」

「ん~なぁに月音ぇ、どうしたの~? そんなに息を荒くしちゃって、私の顔に何かついてる? お願いしたいことがあるなら遠慮なく言いなさいよ~ほらほら~♪」

「シ、シタ……うぅぅぅぅ、な、なんでもない……」

おもわず本音を漏らしそうになる口を……グッと押さえつける。 言葉にしてしまえばその瞬間、俺はこの子に襲い掛かってしまうだろう。 この策略に乗るわけにはいかないんだ……。

目を見ればわかる。 胡夢ちゃんも今、俺がシタくてシタくてどうしようもない状況に追い込まれていることに気づいている。 きっとここまでは彼女の計画どおりなんだろう……。
下で俺のペニスを弄びながら身体の理性を崩しつつ、上で悪魔の囁きをしながら心の方も鹵獲している。
その気になればむりやり逆レイプすることだってできるのに、最後の引き金だけは俺に引かせようだなんて……ああ、なるほど、たしかに彼女は男を虜にするサキュバスなんだなと今更ながら思い知らされるのだった。 

「うぅ……だ、だめだだめ、我慢するんだ月音ぇ……シ、シちゃダメだ……」

「あんもう、月音ったら強情なんだからぁ……ね、そんなにガマンしないで? あの萌香じゃできないこと、サキュバスの私ならい~っぱいシテあげるって言ってるのぉ、ほらほらつくねぇ~ん♪」

「あぁぁ、手、手を動かしちゃダメぇぇぇ胡夢ちゃぁん……♪」

あと一歩。 あと一歩で堕とせると思われてるんだろう。 胡夢ちゃんはついに俺のペニスに添えた手をやんわりと動かし始めた。
柔らかい手のひらを包み込むように竿にかぶせると、それを優しく撫でるようにシコシコと前後運動させていく……。

「あ、あぁ……く、胡夢ちゃん……はぁぁ……」

「ふふふ、きもちいい月音ぇ? これでもサキュバスの一族なんだから、ちゃ~んと知識はあるのよ~?ほらほら~♪」

胡夢ちゃんは妖しい目つきで俺を見つめながら、勃起したペニスを使い慣れたおもちゃのように丁寧にシゴいていく。 指先一つ一つをしっかりと肉に絡め、俺がどうされればきもちいいか、どこを弄れば声をあげるのかを確認しているように思えた……。
彼女がこんなことをするのが初めてかどうかはわからない。 けど少なくと俺にもあの子より……萌香さんよりは上手だと思わせる『手慣れ』さのようなものが感じられた。
それがまた胡夢ちゃんに犯されているような気分になり、俺の興奮を余計に助長させていく。 俺ってマゾだったのかな……。

「はぁ、はぁ、あぁぁ、き、きもちい……」

「きもちいい? そっかぁきもちいいんだぁ~? 萌香が待ってくれてるのに、私にむりやり手でされて興奮しちゃってるんだぁ~月音はぁ~?」

「あ、い、いまのはちが……えっと」

「んふふ~隠さなくてい・い・の♪ 月音がちょっとマゾッ気あるの、胡夢ちゃんはちゃ~んとお見通しなんだから……。 こうやって女子トイレで女の子にレイプされるの、ほんとは嬉しいんでしょ? いやいや言いながら、ほんとはこのままおちんちんイかせて欲しくてたまらないんでしょ~マゾの月音くんはぁ~?」

「イ、イジメないでぇ胡夢ちゃん、あぁぁ……」

胡夢ちゃんのサドッ気たっぷりの瞳が、俺の心を捉えて離さない。 ああ、もういいじゃないか月音……。
このまま胡夢に犯されてしまえ。 この男を誘惑する卑猥なサキュバスに、お前の初めてを奪ってもらえ。 きっとこの子なら、一生忘れられない素敵な初体験にしてくれる……。

……もう一人の俺が、そう頭の中でささやきかけてくるのが聞こえた。
それが出来たらどんなに楽なんだろうか……おもわずとろけきった心と身体を委ねたくなる。
けれど同時に、大好きな萌香さんの笑顔も浮かんできてしまって……俺は結局、自分という人間がバンパイアとサキュバス

「くぅ……あ、あぁぁ、も、萌香さん、萌香さぁん……」

「あ~あ、そんな泣きそうな顔で呼んじゃって……そこまで萌香のこと、好きなんだ? まぁ、そういう一途なところがイイんだけどね……」

胡夢ちゃんが少し寂しそうに、そう呟いた。 するとほんの少しだけ……ペニスへの愛撫が弱まったように感じた。 お陰で少しだけ射精の気配が遠のいていく。

「はぁ、はぁ、はぁぁぁ……」

「……おさまった? けど安心するのはまだ早いわよ月音。 そっちがその気ならこっちにも考えがあるんだからぁ~っと……」

ハァハァと息を荒くする俺に、胡夢ちゃんが含みのある笑みを浮かべる。
手の動きは緩めてくれたものの、彼女はまだ俺を落とすための秘策を用意している……そう、感じられる表情だった。
これが束の間の休息であることがわかると、胡夢ちゃんはおもむろにスカートのポケットからそれを……携帯電話を取り出していった。

「……? 携帯なんか出して、な、なにするの……」

「ふっふ~ん、それは見ていてのお・た・の・し・み♪ きっと月音も『喜んでくれる』と思うけど~……♪」

何か含みのあるような言葉を言うと、胡夢ちゃんは意外にも普通に携帯をピッピッピッと操作していった。
そしてしばらくするとそれを自分の耳元へと持っていき、どこかに……誰かの携帯電話にかけているようだった。
いったい誰と話をするつもりだろう……と想像したとき、俺の背筋がゾクリと凍りついた。

「……!? く、胡夢ちゃん、まさか君……」

「ふふ~ん、そう、そのま・さ・か♪ 月音がここまで強情だと~、やっぱり『あの子からも』説得してもらわないとダメよねぇ~って? やっふっふ~♪」

「ああ、き、君はなんてこと……なんてこと考えるんだ……」

……恐ろしい。 これほど胡夢ちゃんが恐ろしいと感じたことはなかった。
こんなところに連れ込んだだけでも異常なことなのに、彼女の生まれ持った行動力……というか妄想力には脱帽するしかなかった。
胡夢ちゃんが電話をかけている相手。 それはもう、間違いなくあの子だろうと今の俺には容易に想像できてしまった……。

そしてやがて地獄の待ち時間のようなコール音が途切れると、胡夢ちゃんがニヤリと口元を曲げて見せる。

「あ、もしもし~? うんあたしあたし~。 ……え、月音? あ~月音ねぇ……」

ゾクっとするような目で俺を見る。 胡夢ちゃんの瞳が、勝利宣言のようなものを掲げているように見えた。
それに俺がやめてやめて…と首を振るのを確認すると、彼女の顔がもう、SMの女王様のような征服者のものに変わる。
そして胡夢ちゃんは……俺の大好きな人に真実を告げていった。

「……月音ね、今私と一緒にいるの。 二人で一緒にいるの。 ……どうしてって、そんなのあたりまえじゃない。 好きな人と一緒にいるのは当然でしょ~?な~んて、やっふっふ~♪」

わざと相手の子を挑発するように、胡夢ちゃんは『俺と一緒にいる』というところを強調してそれを電話口へと告げていく。
携帯の聞き取り口からはそばにいる俺にも聞こえるほど声が漏れており、その電話相手が胡夢ちゃんに非難の声を浴びせているのが簡単に聞き取れた。

「あんもう、キンキンうるさいわねぇ~。 え……月音に代わってって? ふ~ん、そんなに彼の声が聞きたいんだぁ……♪」

胡夢ちゃんがニヤリと笑う。 計画どおり!といわんばかりに……。
すると彼女は俺の口元にスっと携帯電話を持ってくると、そのまま何か話せと……まるで誘拐犯が人質にするかのような表情を向けてくる。
しまいには緩んでいた手コキの動きまでをも再開し始めて、俺は胡夢ちゃんにペニスを犯されながらあの子と……萌香さんとの会話を始めていった。

「も、萌香さん……俺……」

『あぁつくね、つくねぇどうしたのっ!? ずっと待ってたのに全然来てくれないから心配で……ど、どうしてくるむちゃんと一緒にいるの? そこ、いったいどこなの……?』

「女子トイレ……一階の。 お、俺、萌香さんのところに向かおうとしたら、胡夢ちゃんにいきなりここに連れ込まれて……そ、それで……」

『そ、それでなぁに? ……なにかされてるの? 声がおかしいよぉ……』

萌香さんの可愛い声が骨身にしみる。 本当に俺を心配くれてるんだ……。
だからこそ俺はこの状況に嘘を付くことができない。 萌香さんがそこまで真剣になってくれてるなら、胡夢ちゃんに何をされているかはっきり言わないと……。

「いま胡夢ちゃんに、その……い、いやらしいことされちゃってる。 むりやり犯されて、も、もう俺ガマンできそうにないよぉ、助けてぇ萌香さぁん……あぁぁぁぁ♪」

『……!? い、いやらしい……こと? むりやり犯されてるってなぁにつくねっ! ね、ねぇ返事してぇつくねぇつくねぇぇぇいやぁぁぁっ!!!』

萌香さんの悲鳴が聞こえた瞬間、携帯がまた胡夢ちゃんの口元にすばやく戻される。
場所を伝えた。 助けて欲しいことも伝えた。 けど、されていることは若干誤解を招く表現だったかもしれない。 そのまま手コキされているなんていえないから、いやらしいこととしか伝えられなかった……。
もっとも萌香さんにとってのいやらしいがどの程度かはわからない。 キスだけでもそう取りそうだし、意外と最後までとも考えそうだ……。
胡夢ちゃんも俺と同じ考えなのか、彼女はそれを探るため電話口の萌香さんに今の俺との状況を説明していく。 ……誇張表現付きで。

「もしもし萌香ぁ? そういうことだから、あなたはゆっくり一人でご飯でも食べててねぇ? 月音の初めては私が頂いちゃってるからぁ、やっふっふぅぅぅぅぅ~~~♪」

『そ、そんな……い、頂いちゃってるってどういうことくるむちゃんっ! 初めてって……』

「だからぁ、今ね、月音と『生でシテあげてる』って言ってるの♪ せめてアレは付けてって月音はお願いしたんだけど、こっちの方がきもちいいよぉって私がむりやり襲っちゃったぁ、あ~ん♪」 

『お、襲っちゃったって……な、生ってなにっ!? くるむちゃん、つくねと何してるのぉっ!!!』

「言わなくてもわかるでしょう、子供じゃあるまいし~♪ あ、それと私ぃ今日は危ないからぁ~、このまま(手の)中に出されちゃったら妊娠しちゃうかも~あ~んあ~ん♪」

『に、にんしっ……!? ダ、ダメェそんなのっ!!! つくねと赤ちゃんなんてそんなのぜったいぜったい許さないんだからぁぁぁぁ~~~っ!!!』

「ふ~んそう……じゃあ早く来ないとまずいわねぇ萌香ぁ~? もう月音のおちんちん、あまりもちそうにないのよ? 私の(手の)中でビクンビクンしちゃって、いまにも射精しちゃいそ~だわんわ~ん♪」

『あ、ああつくね……つくねぇいやぁぁぁ!私が行くまでガマンしてぇぇぇぇ~~~っ!!!』

萌香さんの悲痛な叫びが耳に痛いほど響く。 と同時にダダダダダッと地面を踏みしめていく音が聞こえてきて、それだけ彼女が俺を心配してくれていることがよくわかった……。

俺だって……俺だって必死に我慢してるんだよ萌香さん。
けど、けど胡夢ちゃんの手コキ、もうものすごく上手なんだ。 俺のペニスの感じるところ、ものすごく的確に、きもちよく責めてくるんだよぉ……。
ほどよく締め付けられた柔らかい手の感触。 それでもうシコシコと竿をしごきあげてきて、裏に添えられた細い指先がスジを擦るようにクニクニ刺激してくる。 くすぐったいような何ともいえない感触がもうきもちよくてたまらないんだ。 こ、こんなの初めてぇ……。
おまけに亀頭に添えられた親指は敏感な肉を揉むような動きまでしてきて、もう先の穴から溢れ出たガマン汁が胡夢ちゃんの綺麗な指先をビチャビチャに汚してしまっているんだ……。
行動の割りにウブな女の子だと思ってたけど、やっぱり胡夢ちゃんはサキュバスだ。 こんなドギツイ責め方、童貞の俺にはキツすぎるよ萌香さぁん……。

「ほらほら~どうなの月音ぇ。 ここをアソコで揉んであげるとすっごくきもちいいのよねぇ~?」

「き、きもちいいけどだめぇ、先っぽモミモミするのやめてよぉぉやめてぇぇぇ……」

「やぁん月音ったらかわい~女の子みた~い♪ おちんちんからこんなにお汁出しちゃって、もうたまらないんでしょう? 萌香にあえぎ声聞かせてあげたらぁ~ほらほら~?」

「やだぁやだぁぁぁ。 おねがい胡夢ちゃん、先っぽはビンカンだから、せめてそこだけは責めないでぇぇ、萌香さんに聞かれたくないよぉ……」

「ダ~メ♪ おちんちんのここが弱いの、ちゃ~んと知ってるんだから♪ さぁもっともっと私のココでモミモミして、萌香に私達がどれだけ愛し合ってるか聞かせてあげようねぇ~?」

「や、やめて胡夢ちゃ、あ、あああぁぁぁぁ♪」

胡夢ちゃんの白魚のような指先が、更に大胆に亀頭をもてあそんでいく。
真っ赤になった膨らみから搾り取るようにグイグイと揉まれ、鈴口からはもう射精しているのと同量のカウパー液がドピュドピュと吐き出してしまう。
こんなきもちいい手コキ、萌香さんにもされたことない。 病み付きになっちゃうよぉ……。

俺は大好きな萌香さんがすぐ耳元で聞いているにもかかわらず、胡夢ちゃんがしてくれる手コキレイプによがり狂っていく。 もっともそれは声だけ聞いている萌香さんにとって、まるでセックスをしているようにも聞こえなくないものだった……。

「あ、あ、ああ胡夢ちゃんくるむちゃぁん! うぅ、ご、ごめん、ごめんね萌香さぁん、はあぁぁぁ♪」

『え……ど、どうしたのつくねっ!? そんなきもちよさそうな声出して、く、くるむちゃんになにされてるのぉっ!!!』

「な、なにってそんなこと言えな、あぁぁ先っぽがジンジンしてすごくきもちいい……」

『い、いやぁぁぁきもちいいなんて言っちゃダメェッ!!! 私のおちんちん他の子の中できもちよくされちゃダメぇぇぇぇぇ!!!!』

萌香さんの泣き叫ぶ声……電話越しでも彼女が本当に俺を想ってくれているんだということがわかる。 例え胡夢ちゃんにむりやりされているからといっても、今は男として絶対に感じちゃいけない時なんだ……それは俺にだってわかってる。
けれど必死に声を抑えようとしても、胡夢ちゃんのとろけるような亀頭責めがどうしてもそれを許してくれない。 自分でする時はこんな場所触ったことがないから、あんまりペニスが慣れていないんだ。
まるで女の子のように喘がされながら、俺はサキュバスの手まんこの感触に酔いしれていくしかない……ああ、最低だ俺って……。

「ど~ぉ月音、おちんちんきもちよくてたまらないんでしょう? 大好きな萌香に聞かれながらの初めて、もうゾクゾクして最高なんでしょ~ほら言っちゃえ言っちゃえ~♪」

「うん。 き、きもちいい、きもちいいよぉ胡夢ちゃん、あぁぁ、も、もう……」

『あぁダメ、ダメよつくねぇきもちよくなっちゃダメなのぉぉぉ……。 お、おねがいくるむちゃん、それ以上私のつくねにエッチなことしないでぇ変なことしないでよぉぉぉ……』

「さぁ、どんなことされちゃってるのかしらねぇ~あなたの大好きな月音はぁ~? あ、やぁん、お汁が(手の)中にビュクビュク当たってるぅ~♪ もう月音のおちんちんってば激しいんだからぁ……♪」

『……っ!? い、いやぁぁぁ!くるむちゃんの中にピュッピュしちゃダメつくねぇぇぇ!!!』

「あ~んあ~ん奥に当たってるぅ♪ ……知ってる萌香ぁ~? この先走りのお汁にも、ちゃ~んと精子って含まれてるんだって。 サキュバスの私ならこれだけで孕めちゃうかもね~?やっふふぅぅぅ~~♪」

『そ、そんなのダメェェェ……つくねの赤ちゃんは私が……わた、し、がぁぁぁ……ぅぅぅぅ……』

携帯越しの萌香さんの声が、だんだんと弱々しくなっていく……。
胡夢ちゃんは萌香さんがショックを受けるよう、わざといやらしい表現で彼女の心をどんどん追い詰めている。
生でシているとか奥に当たってるとか、間違いではないけれど誤解を招くえげつない表現。
これでは萌香さんは、完全に俺と胡夢ちゃんがセックスしていると思い込んでるだろう。
それは耳元の彼女の声が、だんだんとヒクつきを起こしていることからも簡単にみて取れた……。

『グスッ……う、うえぇぇぇ……私のつくねが、つくねがくるむちゃんとシちゃってる……初めては私とって約束したのにぃ……グスッグスッ』

「ふん、なによ涙なんか流しちゃって、『これくらい』でおおげさねぇ。 だいたいあんただっていつも月音にカプッチュ~してるじゃない。 バンパイアが血液を奪うのは良くて、サキュバスが精液をもらっちゃダメなんて不公平じゃないの~、月音と『まだ』の萌香ちゃ~ん?」

『そんな……ひっく、そんなのちがうもん! つくねは飲んでもいいよって言ってくれてる……優しいんだもん! むりやりシちゃう悪い子なくるむちゃんとはちがうのぉ……』

「むりやり? へぇ~、あんたには聞こえないんだぁ。 さっきから月音がもっとシテって、きもちいいよぉ胡夢ちゃんって、初体験で可愛らしく喘いじゃってるのが聞こえないんだぁ~?」

『ひうっ!?……初、体験……つくねの、は、初めて……うぅぅつくねぇちゅくねぇぇぇグスッグスッ……』

萌香さんがもう、子供のように取り乱してしまっているのがわかる。
携帯電話を片手に持ち、泣きじゃくりながら校舎を走り回る彼女の姿はどれほど滑稽なんだろうか。
俺のことを助けるためにそこまでしてくれているというのに、当の本人は胡夢ちゃんの手のひらで踊らされている始末……。 ああ、ほんとに最低だ、俺って……。

「はぁ、はぁ、はぁ……で、出ちゃう、あぁぁ出ちゃうぅぅぅ……」

「ん~、もうイっちゃいそ~月音ぇ? あ~ん可愛い顔しちゃってぇ、もうほんとに食べちゃいた~い♪」

「お、おねがい胡夢ちゃんもうイカせてぇぇぇ。 萌香さんが来る前に出させてぇぇぇ……」

気づくと俺はそう懇願していた。 目にうっすらと涙まで溜めながら、サキュバスの女の子に射精させてとおねだりしていたんだ。
胡夢ちゃんの手はもう完全に俺のペニスを射精させる動きをしていて、高速にシゴかれるそれに竿がビクンビクンと上下運動を始めている。
……萌香さんが来てくれるまで我慢できそうにない。
ならばいっそ先に出してしまって、大好きな子に見られるのだけは避けたいと……そんな情けない妥協をしていったんだ。

「ふふふ……聞いたぁ萌香ぁ~? 月音ってばもう出ちゃいそうなんだって~。 このまま胡夢ちゃんのやわらかい(手)おまんこにドピュドピュ~ってナカダシしたいんだってぇ♪ やぁ~ん、ついに萌香から寝取っちゃったぁ♪」

『うぐっ……グスッグスッ……ま、待っててねちゅくねぇ、も、もう着くから、もうすぐ助けられるからぁ……ぐしゅぐしゅ』

……けれど不幸というものは重なるらしい。 あるいは自業自得ともいえるのか。
せめて萌香さんの足がもう少し速いか、遅いか、俺がもうちょっと我慢できていればそんなことにはならなかったんだと思う。
俺が胡夢ちゃんに心を許してしまった、その時、ドタンッ!と大きな音が女子トイレの中に響いたんだ……。

「つくねぇっ!!! どこにいるのつくねぇぇ返事してぇぇぇぇっ!!!」

携帯電話からのものと同調して、萌香さんの絶叫が聞こえた。
そのとたんバタンッ!バタンッ!と次々にドアが乱暴に開かれる音が聞こえてくる。
……萌香さんが来た。 ついに萌香さんが俺を助けに『来てしまったんだ』。

「も、萌香さん……そ、そんな……」

「よかったねぇ月音ぇ♪ 大好きな萌香、助けに来てくれたよ? どうしてそんなに震えてるの~?」

「あぁぁ、た、たすけて……誰かたすけてぇぇぇ」

今となってはこのサキュバスも……そして現れたバンパイアも俺にとって恐怖の対象でしかなかった。 射精することもガマンすることもできないなんて、男にとってなんという拷問なのか……。

俺達が入っているのは、たしか一番奥の個室。 せいぜい五、六しかなかった扉に萌香さんが手をかけるのはもはや時間の問題だった。
そしてあらかじめこれを狙っていたかのように、胡夢ちゃんの手コキがラストスパートとばかりに激しくなっていく……。

「さぁ月音ぇ、このまま射精しちゃおうねぇ~? はいドピュドピュドピュ~♪」

「あぁ、あ、あ、あっ! く、胡夢ちゃんやめてぇぇぇぇっ!!!」

「え~、だってさっきイカせてって言ったじゃない。 私は月音を愛してるから、ちゃ~んときもちよ~くイカせてあげるよぉ、ほらほらほら~♪」

「だ、だめぇ今はだめなのぉシゴいちゃらめぇぇぇぇぇぇっっっっ!!!!!」

俺の悲鳴とほぼ同時、目の前のドアがガチャリと音を立てた。 そしてここにきて俺は胡夢ちゃんに……女の子という生き物に心底恐怖した。
なんとそのドアにはカギがかかっておらず、それは易々と俺の前で開いてしまったんだ。
全ては俺が射精しているところを萌香さんに見せ付けるため、胡夢ちゃんはあらかじめカギをかけなかった……。 それがわかったとき、俺の身体が完全に抵抗を止めた……。

「つくねぇっ! ああつくねぇぇぇ!!!」

涙の後で顔をグシャグシャにした萌香さんが……俺の目の前に現れた。
胡夢ちゃんに濃厚に抱き締められ、みっともなくペニスをシゴかれている俺の姿が……彼女の瞳に映る。
その瞬間、胡夢ちゃんの手がペニスの根元から亀頭まで搾り出すように動くと……ビュクンとペニスがのた打ち回った。

「さぁイっちゃえイっちゃえ月音ぇ! 萌香の見てる前でほーらぁやっふぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

「あぁっ!あ、あ、あー! だ、だめぇ胡夢ちゃん、萌香さん見ないでぇぇぇぇぇ!!!」

「え……つ、つく……ね……?」

萌香さんのそのポカンとした顔が印象的だった。
そして俺は大好きなその彼女の目の前で、胡夢ちゃんの手に……射精させられていった。

ドビュウッ!!! ドビュドビュドビュ!!! ドビュビュビュビュー!!!

ペニスの先から真っ白な精液が噴き出した。
今までにないその大量のザーメンが、俺の興奮度をそのまま表している。 それは勢いよく放射状にドピュドピュと吐き出され、ペニスをシゴいている胡夢ちゃんの手、腕にまでビチャビチャと垂れていく。 そして当然、目の前の萌香さんにも……その可愛らしい制服、スカートやそこから伸びたおいしそうなふとももにまでビチャリビチャリと降りかかっていく。

「きゃあんっ!!! や、やぁなに……いやぁぁぁかけないでぇつくねぇぇぇ……」

「ああ、あ、あ、あー、も、萌香さ……ご、めん、ごめ、ああ、あーっ!!!」

止められない。 萌香さんの身体をザーメンで汚していくのをとめることができない。
こんなときに俺は今まで経験したことないほどのペニスの快感によがり狂っていた。
女の子二人に射精を見られているという羞恥心。 好きな子以外にされてしまっているという背徳感。
それらがもうグチャグチャに混ざり合って絡み合いながら、俺は萌香さんにその欲望の塊を撒き散らしていった……。









「ひぐっえぐっ……え、え。 ひどいよぉふたりとも……うえぇぇぇんっ!!!」

「あ、あーんもう、いいかげん泣き止んでよぉ。 私が悪かったってば……」

結局……その後俺と胡夢ちゃんは、トイレでわんわんと泣き出す萌香さんを部室に連れ帰った。
精液だらけの身体をなんとか綺麗にしてあげながら機嫌を直そうとするのだが、彼女の心の傷は思いのほか深いらしい。 萌香さんは一向に泣き止んでくれない……。
なんだかんだ俺と胡夢ちゃんは『セックスは』していなかったわけだけど、それでも彼女にとっては俺を寝取られたという事実には変わりない。
バンパイアだけに、このへんはあの泣き虫なお姉さんの血も混ざってるのかなと思えた……。

「ごめんなさい萌香さん、俺がもっとはっきり断ってればこんなことには……」

「グスッ……バカバカバカ、つくねの浮気者ぉっ!!! ついでにくるむちゃんの淫乱娘ぇ……うえぇぇぇぇんっ!!!」

「つ、ついで……いんらっ!? ちょっと萌香、あんたねぇ……」

「胡夢ちゃんのヤリマンヤリマンヤリマンっ!!! ビッチサキュバスビッチビッチビッチィィィィ!!!」

「誰がじゃこらぁっ!!! ……だ、だいたい大げさなのよ萌香は! 他の女にちょっと手でされたくらいで浮気だのNTRだの、こちとらあんなおいしい状況でキスすらしてないってのにそこまで言うわけぇっ!?」

「ひぐっ……そ、そんなの関係ないもん! つく、ね……ひっく……ちゅくねに触っていいのは私だけなんだもん! 他の女の子は絶対ダメなのぉ……うわぁぁぁぁんっ!!!」

「な、なんじゃそりゃあっ!? あんたいくらメンヒロだからってちょっと独占しすぎでしょ! せめておっぱい押し付けるところくらいお色気担当によこ」

「知らない知らない知らないくるむちゃんなんて大っきらいっ!!! うわぁぁぁぁんつくねぇぇぇぇつくねがとられちゃったぁぁぁぁ……」

「あ、あーもうまた泣いた……。 わかったわかったわよぉ……」

一向に泣き止まない萌香さんに折れたのか、胡夢ちゃんがハァっと大きくため息をつく。 すると彼女は子供のように泣きじゃくる萌香さんを慰めようと近寄り、その震える身体をギュっと自分へと抱きよせた。 そして子供をあやす様に、ピンク色の頭をヨシヨシと撫でてやる。

「ひぐ……く、くるむちゃん……?」

「……ごめん。 本気であやまるから、もう泣かないで? あんた達がいつもイチャイチャしてるから、ちょっとからかいたくなっちゃっただけなの。 自分でもやりすぎたって思ってるから、そんなにボロボロ泣かないでよもう……」

「グスッ……え、えぐ……だ、だって、だってぇぇぇ……」

「だ、だいたい本当にシちゃうことだってできたんだから、そうしなかった私の良心をちょっとは汲んでよ……。 ちゃんと反省してるから、お願い、許して萌香……」

「えっく……ほ、ほんと、に……くるむちゃん、ほんとに反省してる?」

「うん、してる。 月音も大好きだけど、あんたのことも……な、なの! だからもう泣かないでよ萌香……ね?」

「うん……うん、うん。 もうしないでねこんなこと……ぜ、絶対だよ、絶対だよ?」

「わかってる。 (たぶん)しないから。 (あんまり)しないから、もう仲直りしよう? 私のこと、許してくれる……?」

「……うん。 私もこれくらいで泣いたりしちゃってごめん、ヒドイこと言ってごめんね……?」

「あぁん、いいのよそんなことぉ。 萌香ったらかわいいんだから~ぎゅうぅぅぅぅ♪」

ようやく萌香さんが泣き止むと、胡夢ちゃんはその震える身体をギュゥっと強く抱きしめる。
これで一件落着、仲直りなふうにも見えるけど……そのピンク色の髪の毛を優しく撫でるサキュバスが、ペロっと小さく舌を出したのを俺は見逃さなかった。
それを見て俺は、ああ女の子ってしたたかだなぁと思うのだった……。

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最終更新:2008年11月19日 00:02
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