9巻、金魚すくいの場面から、モカは浴衣
俺はこの時を待っていた。教室に二人きり。そう、あのモカさんと二人きり。胡夢ちゃんたちもいない…
俺はモカさんの事が好きだ。もちろん他の女の子たちの事も好きだ。
でもモカさんは俺の命の恩人であり、かけがえのない人である。俺はモカさんの事を愛しているんだ。だから友達よりもっと深い関係になりたいんだ。
俺は今までに何度この思いをモカさんに伝えようとしてきただろうか。確かに敵と戦っている最中にポロっと口から出た事はあった。
だけど二人きりで面と向かって言った事は一度もない。つまりまだ正式に告白した事はないのだ。
今、モカさんは俺の目の前でとても楽しそうに金魚をすくっている。そりゃそうだろう、なんせモカさんにとって生まれて初めての金魚すくいなんだから。
「あ~。また破けちゃった。金魚すくいって意外と難しいんだね。…あれ、つくね?さっきから全然やってないみたいだけどどうしたの?」
『あ、いやぁ、モカさんがすごく楽しそうにしてたから俺も嬉しくなっちゃってさ』
「も~、つくねったら。一緒にやったらもっと楽しいよ?じゃあ今からどっちが多くとれるか競争しよっか!よーい、どん!」
モカさんはまたすくい始めた。
『あ、あのさ!モカさん!』
「え?なにつくね?」
突然大きな声で言ったのでモカさんは驚いた顔をしている。
『…そ、その… いやなんでもないよ』
俺はたじろぐ。
「どーしたの?何か言いたい事があるなら遠慮せずに言って?」
ああ!!やっぱり面と向かって言うのは恥ずかしい!!でもここで言わなきゃ。千載一遇のチャンスなんだから!!
えぇい!と俺は立ち上がった…
――――――――――――――
『も、モカさん! 俺……俺……萌香さんの事が好きです!!』
と、とうとう言ってしまった…心臓がバクバクいって、目も開けられない。それにしても全然モカさんは返事をしてくれない…
しばらくたってからモカさんの声が聞こえた
「…え…… 今なんて……」
『だ…だから、俺、モカさんの事が好きなんだ!付き合ってほしいんだ!』
と言い終わると同時に目を開けた。
するとそこには頬を赤くして口に手をあてているモカさんが立っていた。目に涙を浮かべながら…
「…つくね、つくねぇ……私も、つくねの事大好きなの…嬉しい!」
と言って、モカさんは金魚が泳ぐ水槽を飛び越えて抱きついてきた。
『わわ、浴衣なのにジャンプするなんて危ないよモカさん!水がかかったらどうするの!』
「ううん、いいの。そんな心配もしてくれる優しいつくねの事、大好きだよ。」
と、俺たちは見つめ合った。
「つくね…」 『モカさん…』
まだ心臓がバクバクしている。だが自然と顔がすいよせられる。目を閉じて、だんだん近づく…
そしてついに、俺たちは唇を交わした。
モカさんの唇は柔らかい。俺が今まで生きてきた中でこれほど嬉しい発見はなかっただろう。
俺たちはただ何秒も唇を合わせた。どれくらいキスしていたかはわからない。だが俺には永遠に思えた。
ようやくお互い顔をひき、顔を赤らめてまた見つめ合った。
「私たち、とうとう結ばれたんだね。嬉しくて涙が止まらないよ…」
『モカさん…俺も嬉しくて胸が一杯だよ。…モカさん…』
またお互いに顔がすいよせられた。しかし今度はただ唇を重ねるだけじゃなかった。
なんと、モカさんの方から舌を出してきたのだ! これは!と思い俺もすかさずモカさんの舌に俺の舌をからめる。
俺とモカさんの口が合わさった空間で、ゆっくりと、舌と舌が唾液と共にからまりあう。
モカさんの舌の感触はヌメヌメとして、柔らかい。またこれも偉大なる発見となった。
俺はモカさんの肩にそえていた両手を、モカさんの両手と合わせ、握りあう。
「…んっ…」
モカさんが少し声をあげた。俺はすごく興奮してきて、モカさんの舌をチュウっと吸ってみた。
すると、ちゅるんっ とモカさんの舌が抜けた。 あれ?
「んあ……びっくりしたぁ…吸っちゃだめだよ、つくねぇ」
『ごめんモカさん! 痛かった?』
「…ううん、ちょっと恥ずかしかっただけ//」
も、モカさん、照れてる… かかかわいいィィ!!
「それよりつくね……なにかが…あたってるん……だけど……」
と言ってモカさんは下をみる。
ん?…あああ!! い、いつの間に!?
俺の股関はいつの間にか硬くふくれ上がっていた。抱き合ってキスしていて、体が密着していたのでしっかりあたっていた。
俺はすぐに体を離す。『モ、モカさん! こ、これは…えーっとね……』
【や、ヤバい!! モカさんに謝んなくちゃ!!】
【…ん?待てよ、なんかひっかかるな?】
【や、ヤバい!! モカさんに謝んなくちゃ!!】
『ごごごめん! つい興奮しすぎて…』
とオレはあわてて謝った。
沈黙がながれる…
「…つくねは男の子なんだもん…ね… 仕方ないんだよ…ね…」
とモカさんは顔をそらしてボソッと言った。
あれ?モカさんの顔がなんだか赤い… どうやら男の摂理を理解しているようだ。
『本当にごめんねモカさん。 その…男の子っていうのはそういう生き物なんだ。 だからこの事で嫌いにならないで欲しい。』
「ううん!嫌いになんてならないよ! ほら、中学生の時に保健体育の授業でそういうの習ったから…//」
さ、さすがモカさん…優等生なだけあって、中学生の頃も副教科までちゃんと勉強したのだろう。
『保健体育の勉強もしっかりやってたなんて、やっぱり偉いね、モカさんは。 オレなんて普通の教科の時でさえ真面目に勉強しなかったのに。
あっ、でも保健体育のそういう授業はちゃんと聞いてたかな(笑)』
「そんなに勉強してなかったよぉ! わ、私もそういうのには興味があったから… なーんて…///」
とモカさんは恥ずかしそうに言う。
なんてかわいいんだ!! また抱きしめたくなるが、謝ったとたんにそんなことは出来ない。
「あのさ…つ…つくね?…それってどうやったらおさまるの…?」
とモカさんの指差す先にはまだいきり立つオレのチンコがあった。
『こっ、これはすぐなおるから気にしないで』
「でも全然なおってないよ… やっぱり'射精'っていうのをしなくちゃだめなの…かな…」
『そっそれは…』
も、モカさんの口から射精なんて言葉が!! やばい!! さらに勃起してきた!!
「きゃ! 今またふくれたよ! 全然なおる気配がないよぉ… …ボソッ(つくねのためにも射精させてあげなきゃ)
…つ、つくね!わ私に、射精のやり方を教えて欲しいの!」
『もももモカさん!そんなことモカさんに教えるわけには…』
「ううん、教えて!こうなったのは私のせいなんだし。」
モカさんの顔は赤くなりながらも真剣だ。
どーするよオレ!?
ええい!モカさんともっと深い関係になれるチャンスなんだ!いくしかない!
『えーと、そんなに言うんなら… じゃあまずは…』
「オチンチンをズボンから出してあげるんだよね?」
とモカさんは突然しゃがみこんでオレの ズボンのチャックに手をかけてきた!!
なんて積極的なんだ!! どうしたんだろう…
『もモカさん…』
ジーとチャックが下がる…モゾモゾとモカさんの手がオレの棒をズボンから取り出した。
「きゃぁ!!……これがつくねの…すごくおっきい…それにすごく硬い…」
『うっ…』
モカさんの右手がオレのカチカチになった棒をやさしくつつみこんでいる。触れられているだけなのにすごく感じてしまう。
これだけで感じるのに、しごいてもらったりしたらどうなってしまうんだろう…
た、試してみたい…あとはしごいてもらうだけ…
『じゃあモカさん、そこからね…』
「とっても熱い…それに…血管がうきでて……なんだか…いい匂い…」
『えっ?? いい匂い?? そ、そんなことないって』
「私…私…もうだめ!!」
な、なに!? モカさんがオレのチンコをくわえようとしている!
『モカさん!フェラなんてモカさんにさせるわけには!!』
オレはとっさに腰をひいてモカさんの口からチンコを遠ざけた。モカさんの口が空をきる。
「…あれ?私なにやってるんだろう?…やだ、今血を吸おうとしてた!? ごごごめんなさい!!」
へ? フェラチオじゃなくて血を吸おうとしてた!?
あ、危ねぇ!! ガブリとやられるとこだった… 危機一髪…
『モカさん…さっきから積極的すぎると思ってたんだけど、もしかしてこのせい?』
「そっ、そうかも…無意識に血の豊富な所にすいよせられてたみたい…本当にごめんねつくね。」
『ま、まあモカさんはバンパイアだから仕方ないよ。』
内心おっかねーよと思っているが…
「許してくれるの?…ありがとう…つくねは本当に優しいね……
…そういえば…まだ射精してないんだよね?ここもこんなに元気なままだし…//」
そう。オレの股間はおあずけ状態でまだビンビンなのだ。でも…また血を吸われそうになったら…ブルブル
『もう大丈夫だよモカさん!あとは自分でなんとかするからさ』
「ダメッ! 私が射精させてあげるって約束したじゃない…」
どうやら血の誘惑だけじゃなかったらしい…
「また血を吸いそうになるといけないから、オチンチンを私の顔に近づけないで射精させてあげられる方法はないの?」
顔を近づけないなら大丈夫かもな…
うーん、後ろから手コキって手もあるけど… や、やっぱりあれしかない…よな…
さっきからモカさんにためらいが無くなってきた気もするし… いちかばちか!
『…じゃあモカさん……セッ…クスとかは? いいいやだったらいいんだよ!』
「えええ!?……セッ…クス……ゴニョゴニョ(私たち付き合い始めて1日もおわってないのに…
…でも…もう何ヶ月もいつも一緒にすごしてたんだよね…そう考えたら全然はやくないよね…)」
やっぱり無理だよな…
『モカさん、やっぱりもういいからさっ』
「いいよ、つくね。」
『え…?』
「セックス…しようか…私も…興味あるし…//」
『ほ、本当に!? 』
嘘だろぉ!?モカさんとセックスができるなんて!!
「でも! こんな教室ではやだよ!」
『もちろん!じゃ、じゃあ、オレの部屋に行こうか…』
「…うん//」
オレはまだ元気なアソコをしまい、
手をとりあってオレたちは教室をあとにした。
最終更新:2009年03月16日 16:12