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複数短編120」を以下のとおり復元します。
<p align="left">み「カナー、カナってば」<br />
金「みっちゃんちょっと待ってね。今はお姉さんとお話してるから」<br />
銀「浮かない顔ね」<br />
金「みっちゃんがあれ着ろこれ着ろ言ってくるのかしら」<br />
み「それはもうカナがかわいいから!」<br />
銀「ふぅん、普通は自分が着たいでしょうにね」<br />
み「カナってばもー、てれちゃって」<br />
銀「まぁ、でもそれくらいならいいんじゃない?」<br />
金「うん、でも、でも」<br />
銀「なによぉ?」<br />
金「自分の娘にあだ名で呼ばれるのってどうなのかしらTT」<br />
銀「隙が多すぎるのよ」<br />
み「カナこんどはこのふくをきてみてー!」<br /><br />
子持ちメイデン1/8<br /><br />
マスター→子ということで一つ。</p>
<hr /><p><br /><br /><br />
子持ちメイデン2/8<br /><br />
銀「(小声)ただいま~っと…」<br />
め「おかえりなさい」<br />
銀「寝てなかったの!?」<br />
め「…」コク<br />
銀「今日は遅くなるから寝てなさいって行ったじゃないの」<br />
め「やだ」<br />
銀「なんで?」<br />
め「…」<br />
銀「…」<br />
め「お歌…歌ってほし…ぃ」<br />
銀「歌って…それだけのために?」<br />
め「…」コク<br />
銀「しかたないわねぇ」<br />
銀「♪からたちの花が咲いたよ…♪」<br />
め「…」<br />
銀「青いあおい…♪」<br />
め「zzz…」<br />
銀「眠れなかったのよね、本当は寂しがりやなんだから」<br />
銀「まったく、寝顔は天使みたいね」</p>
<hr /><p align="left"><br /><br /><br />
『右目左目』<br /><br />
「ただいま」<br />
「お邪魔します。女の子の家に遊びに行くとかないから緊張するな」<br />
「気にする事ない…ゆっくりしていってね…」<br /><br />
「ばらしーちゃんお帰りなさい。あらジュン様も。うふふ、ゆっくりしていってね」<br />
「雪華綺晶まで…なんだそれ?流行ってんのか?」<br />
「別に…私の部屋は二階の奥だから、早く行こう…」ニヤリ<br /><br />
「!!あの笑み…ばらしーちゃん、やる気ですわね…!そうはタコの金時計、ですわ」<br /><br /><br />
「へぇ~、なんか予想に反して、女の子してる部屋というか…」<br />
「いやん…褒められると恥ずかしい…」<br />
「別に褒めてないぞ」<br />
「むぅ…それよりこっち座って話そ?」ポンポン<br />
「お、おう…ってお前!?近いって!」<br />
「ん…ねぇ…ジュン?こうやって二人きりでベッドに座ってると、なんかえっちな気分に…」<br />
「お、おい…」<br /><br />
ガチャン!<br /><br />
「ばらしーちゃん!お茶とお菓子をお持ちしましたわよ!」<br />
「ちッ…!」<br />
「あら、何かいい雰囲気でしたわねぇ。お邪魔だったかしら?」<br />
「いやそんなことないよ!ありがとう雪華綺晶」<br />
「いえいえ(抜け駆けはさせませんわよ。的な視線)」<br />
「…ありがとうきらきー。(早く帰れ空気嫁よ。的な視線)」<br />
「あらいけない!私とした事が二人では食べきれない程のお菓子を持ってきてしまいましたわ!<br />
せっかくですし三人で仲良く食べましょうか」<br />
「そうだな。こんな段ボール二箱分くらいの量は食べられないしな」<br />
「くっ…!そ、そうだね。食べきれないもんね。」<br /><br /><br />
「…いやあでも広い家で羨ましいよ」<br />
「そう…?けど歩き疲れちゃうから…(ほら会話つまって気つかわせちゃってんじゃん!的な視線)」<br />
「そうそう。疲れちゃいますわ(うるさいわね!自分が無口なのを棚に上げといて…的な視線)」<br /><br />
「……ムシャムシャ」<br />
「……モグモグ(あー黙っちゃったよ。きまずー。的な視線)」<br />
「……モリモリ(ほら!それよりお茶切れたから替えてきて!的な視線)」<br />
「……モグモグ(嫌!二人にさせたら何するかわかんないし。的な視線)」<br />
「……モリモリ(まったくどの口が言うのかしらこの雌猫!的な視線)」<br />
「…あの、そろそろ僕…」<br />
「何言ってるのジュン。まだ来て一時間しか経ってないよ」<br />
「そ、そうですよ。もうちょっとお喋りしていきましょう?」<br />
「…わかったよ。ちょっとトイレ行ってくる」<br />
「あ、右向いて突き当たりを左ですわ」<br /><br /><br />
「ちょっときらきー!?邪魔しないでよ!」<br />
「ばらしーちゃん、物事には順序と言うものが。だいたいそんな貧相な体では誘惑なんてとても…」<br />
「くうう…言ったな!私だってねぇ…!私だって…!」<br />
「と、言うわけでジュン様の操は私が貰い受けますわ。誰かさんのように貧相な体じゃないもの」<br />
「へんッ!ウエストは私より太いくせに。あんだけ食べればねぇ」<br />
「太い…!?…丁度いいわ。ここで白黒つけましょうか!」<br />
「望むところ…!そのお腹、つまんでくれる…」<br />
「ふふ…じゃあ私は胸をひっぱってあげましょう…」<br />
「おい、トイレなかったぞ」<br /><br />
「「童貞はすっこんでて!!」」<br /><br />
「うお!なんだってんだくそっ!もういい!帰る!」<br /><br />
「ばらしーちゃん、勝負の方法は!?」<br />
「やっぱり勝負事にはこれ…!マリオカート(スーファミ版)!!」<br /><br /><br /><br /></p>
<hr /><br /><br /><br />
楽しい槐一家003<br /><br />
み「引っ越しよ♪」<br />
金「引っ越しかしら!」薔「…手伝いに来たよ」<br /><br />
薔「凄いダンボールの数なんだけど…」<br />
み「そうなのよバラバラ!」<br />
金「槐さんの家に有る物は処分するでしょ、食器や生活必需品はダンボール2箱、みっちゃんの服はダンボール1箱、あとは家具が少しの筈かしら…でも…」<br />
み「カナの洋服がダンボール105箱あるのよ!」<br />
薔「大杉!」<br />
金「みっちゃんやっぱり多すぎかしら、もっと少なくするかしら!」<br />
み「え~これでも半分にしたのに~」<br />
薔「私達の家にはこんなに置けないよ」<br />
み「そうだ!槐さんの工房に置かせてもらえば!」<br />
金「この人とんでもない事言ってるかしら…」<br />
薔「それより不思議な事が有るんだけど…」<br />
み「なぁに?」<br />
薔「この借家の何処に此だけの荷物が入っていたの…」 <br /><br /><br /><br /><hr /><br /><br /><br />
楽しい槐一家004<br /><br />
金「引っ越しの続きかしら!」<br /><br />
み「泣く泣く60箱に…」<br />
金「まだまだ多すぎだと思うかしら…」<br />
み「カナとの思い出が…」シクシク<br />
薔「早くしないと日が暮れるよ…」<br />
み「そうね、頑張って運ぶわよ♪」<br />
金「運ぶかしら!」<br />
薔「テンション高!」<br /><br />
ーーー槐家ーーーーーーー<br />
槐「やっと来たか、おそか…荷物多くないか?」<br />
薔「ほとんど金糸雀の洋服…60箱も」<br />
み「これでも三分の二は置いてきました…シクシク」<br />
槐「それにしても…」<br />
み「でもでも、サイズが近いからバラバラも着られるし…とっても可愛い服ばっかり…例えば…」<br />
薔「…嫌な予感が」<br />
み「これなんか、バラバラによく似合うよ」<br />
つ【エプロン】<br />
槐「ブッ…よろしい、部屋に入りきらなかったら私の工房に置きたまえ」<br />
薔「なんて…そんなの着たく無いよ…」<br />
み「やっぱり槐さん話がわかるわー大好き♪ねぇねぇダーリンて呼んでイイ?」<br />
槐「ん?うん」<br />
み「キャー照れてるダーリンもかわいい♪」スリスリ<br />
金「みっちゃん…槐さんにまでマサチューセッツかしら」<br />
槐「薔薇しー、金糸雀すまんが荷物を部屋に運んでくれ、私達は休憩してくる」<br />
金/薔「みっちゃん!/お父様!少しは自重するかしら!/して!」<br /><br />
楽しい改めピンク色の槐一家でした。

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