少女のクロニクル
どんなに不を望もうとも
あなたはまた手を差し出す。
どんなに死を望まれようと
あなたは思いを告げる。
…それは蒼い空を羽ばたく鳥のように。
あなたはまだいるのでしょうか
ほの暗い海の底に。
さあ、広げなさい。その小さな手を。
広げなさい。小さな想いを。
海の上に見える景色。
それはいつか世界を優しく包みこむ。
それはひぐらしが啼く頃に。
ローゼンメイデンが普通の女の子だったら~あなたとひまわり~
―終幕―
少女のクロニクル―空言の樹―
一度言葉に縛られれば
見えているものが見えなくなり
そこにあった運命さえも
いつかは落としていくのでしょう。
繋ぐはずだった手はボロボロに崩れ
求めるはずだった体はズタズタに裂かれ
咲かせるはずだった恋はドロドロと溶ける。
嗚呼…今の貴方には見えているのでしょう?
この空言の大樹の根元に眠るものが…
――希望という嘘が。
嘘でもいいのでしょう?
あなたが求めているのは一時なのですから。
永遠なんて存在はしない。
ローゼンメイデンが普通の女の子だったら~喜と悲の無限螺旋~
―開幕―
―助けるのは誰でもない。―貴方なのです・・・
―有能な弁護団は―今更助けにはまいりませんよ?
手を掴むのは貴方
守るべき命を愛で
空へと舞い散らせましょう・・・
ここは救済の地
お休みなさい哀れみなさい
何もできない自分を。
己の上には何もおきないと
思ってらっしゃるのでしょう?
―silent forest―そこは永遠の地
―お休みなさい―お眠りなさい
ローゼンメイデンが普通の女の子だったら~lost ground~
―開幕―