ジュンたちは昔のアルバムを見ています
蒼「へぇ~、これが昔のジュン君かぁ。」
金「まだメガネかけてないのかしらー。」
翠「今よりちったぁ可愛げあるツラですぅ(はうぅ~、かぁいぃですぅ!お持ち帰りしてぇですぅ~///)」
ジ「う…うるさいなぁ、あんましジロジロ見るなよ…(///)」
雪・薔「じゅるり…」
ジ「!?」

ジ「次は蒼星石と翠星石か…随分あるなぁ。」
蒼「お爺さんがいっぱい撮ってくれてたからね。」
翠「一緒に風呂入りたくないって言ったら3日寝込まれたですぅ。」
一同(…孫バカ)
紅「それにしても…貴女たちは昔から一緒なのね、別々に写っている写真を探すほうが難しいのだわ…」
雛「2人は仲良しさんなのー♪」
翠「ったりめぇです!翠星石と蒼星石はずっと一緒に大きくなったのですから♪」
銀「あらぁ?でもこのページは別々のばっかねぇ…」
蒼「あぁ、この時は翠星石に僕が楽しみに取っといたおはぎを食べられて大喧嘩した時かな…」
ジ「お前…」
雛「変わらないの~。」
翠「わ…若気の至りですぅ!そんな昔のこと一々覚えてられっかですぅ!!」
蒼「翠星石、…僕はちゃ~~んと覚えてるからね?」
翠「ご…ごめんなさいですぅ…」シュン
紅(意外に引きずるタチなのね…)


紅「次は金糸雀のものね…これも蒼星石たちに負けない量ね。」
金「みっちゃんが写真好きなのは昔からかしらー。」
雪「やはりみっちゃんさんは衣装持ちですわね、色んなお洋服が可愛いですわ。」
金「えへへ♪それも素材がいいからに他ならないかしら~♪」
ジ「…でも…」
金「?」
翠「やっぱ違和感ありまくりですぅ。」
薔「うん…やっぱりそうだね…」
銀「貴女…昔から凸出してたわけじゃないのねぇ…」
金「あ…当たり前かしらー!!」

雛「次はヒナの番なの~♪どうどう?」
一同『……』
雛「うゆ?」
蒼「予想はしてたけど…」
雪「生命の神秘ですわ…」
銀「一度めぐの病院で解剖してもらおうかしらぁ?」
雛「みんなどうかしたなの?」
一同『ちっとも変わってねEEEEEEEE!!』
雛「し…失礼なの~!!ほら、この写真ヒナが小学校の入学式…」
一同『だからちっとも変わってねえっての!!』
雛「(´・ω・`)」

紅「次は私の写真ね、とくとご覧なさい。」
ジ「へぇ、まさに人形みたいだな…」
蒼「あ、もう紅茶飲んでる…」
翠「生意気なガキですねぇ。」
紅「何か言った?(ギロリ…)」
翠「な…何でもねぇですぅ…」


紅「見なさい、この優雅な振る舞いを…幼少から私は完璧なレディなのだわ。」
ピラッ
ジ「ん?何か落ちたぞ…ってこれは!!」
翠「ぎゃはははは♪こいつぁとんだレディですぅ~!!」
薔「ぷくく…」
紅「へ?ちょ…ちょっと見せなさい…きゃああああぁぁ!!」
それは近所の男の子数人を殴って泣かせ、その中心で鼻水を垂らしながら満面の笑みを浮かべた幼い真紅の写真であった…
銀「やっぱり真紅は真紅ねぇ…ぷぷっ…」
雪「やはり人間成長しても根本は変わらないのですね。」
紅「くっ…この手の写真は全部置いてきた筈だったのに…(///)」

薔「次は私達…」
雪「ですわ♪」
銀「これも凄い量ねぇ。」
薔「…お父様も親バカだから。」
雪「最近は盗撮まがいなことまでしてきますの…困ったものですわ…」
蒼「た…大変なんだね。」
銀「そういえば前ばらしー達の家に遊びに行ったら応接間でおじ様にばらしーときらきーの魅力について延々と語られたわぁ…」
紅「もはや病気ね…」
薔「言わないで…気にしてるの…」
雪「近頃本気で家を出ようかと考えることすらありますわ…」
銀「そうなると絶対おじ様が発狂するからやめなさぁい…」
薔「そこなんだよね…はぁ…」


ジ「しかし、雪華綺晶って昔からお嬢様だったんだな…」
翠「ピアノに乗馬…こっちは舞踏会の写真ですぅ。」
雛「ふえぇ~…やっぱり真紅とは違うの~。」
紅「…それはどういう意味なの?」
銀「言葉通りよぉ、おばかさぁん。」
薔「ジュン…私は?」
ジ「薔薇水晶は…相変わらずだな。」
蒼「ラプラスさんに猿ぐつわして跨ってる…」
金「こんなにガンプラ持ってる幼稚園児初めて見たかしらー…」
銀「こっちは無表情で焼売を口一杯含んでるわぁ…」
薔「いいもんはいい…悪いもんは悪い…ただそれだけ…」
ジ「2人共あんま変わってないってことか…」

ジ「さぁ、ラストは水銀燈だな。」
銀「ほ…本当に見せなきゃ駄目ぇ?」
紅「何を今更…ほら、みんなも見せたのだから貴女も早く見せなさい。」
翠「そうですぅ、減るもんでもあるまいし勿体つけんじゃねぇですよ!!」
銀「わ…わかったわよぉ、笑わないでよねぇ…はい。」
一同『どれどれ………って、いぃ!?』
銀「(///)」
そこには絵本に感動して涙を流したり、入学式で恥ずかしさのあまり父親に隠れ赤面したり、ぬいぐるみに囲まれ満面の笑みを浮かべる…などなどの幼くか弱い水銀燈が写っていた…


紅「これ…誰?」
銀「わ…私に決まってるじゃなぁい!!おばかさぁん(///)」
翠「あ…ありえねぇです…」
金「どこをどう間違えたらこんな風に…」
薔「銀ちゃん…乙女ちっく…」
蒼「驚愕だ…」
雛「う…うゆ…」
雪「信じられませんわ…」
銀「な…なによなによなによなによなによぉ!?みんなして私を馬鹿にしてええぇ!!」
翠「おっ、これは…ジュン、この写真見やがれですぅ♪(にやり)」ピラッ
ジ「何々…?『水銀燈9歳、最後のおねしょ』……へ?」
銀「きぃやああああああああああああああああああぁあぁぁあぁぁああぁあぁ~っ!!!!見ないでええええええぇぇ~!!(///)」
『ボグゥ!!』
ジ「ひでぶっ!!」
翠「あははははは♪水銀燈ちゃんは9歳までおねしょしてたですかぁ?」
蒼「す…翠星石、可哀想だよ。」
金「カナも9歳じゃもうしなかったかしらー。」
紅「どうせ寝る前にヤクルトでもガブ飲みしてたんでしょう。」
雪「あらあら…」
薔「銀ちゃん…(ハァハァ…)」
銀「…貴女たちぃ…」ガシッ
水銀燈は机の上の林檎を掴み…
銀「知られたからには全員まとめてジャンクにしてあげるわあああああぁ!!」
『グシャア!!』
片手で林檎を握り潰した


一同『ちょwwwオーベル全開!!』
銀「きぃええええええぇい!!全員ワタ流しにしちゃるわあぁああぁ!!」
蒼「み…みんな、散らばって逃げるんだ!!」
一同『了解!!』バッ!
銀「しいぃいィんんんンくうぅゥううウ~!!」
紅「ちょwww何でまっしぐらに私なの!?」
銀「ジャァンクゥにしてやるわあああああああああぁああぁアァァアア~!!」
紅(ちょwww
こEEEEEEEE!!!!)

この後追尾式核弾頭と化した水銀燈による命を懸けた24時間耐久鬼ごっこが繰り広げられたのはまた別のお話し…

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最終更新:2006年12月28日 15:12