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朱の風使い。

俺の名前は、桜田ジュン。
身体的特徴は肺ではなく、皮膚が直接呼吸をすること。
皮膚が直接呼吸するから、どんだけ走っても肺が痛くなることは無い。
それに何故か分からないが、血を自在に操る事(飛ばしたりとか)が出来る。
そんな俺の、ある死ぬかもと思った日の話。

J「あーめんどくさい。」
梅「如何したか?何か顔色悪いぞ?」
J「何時もの事だ。」
梅「あ・・・すまん・・・」
J「謝ることは無いさ。」
梅「そうか。」


この先生は、梅岡この学校の先生であり、この学校の風紀委員長の顧問である。
この学校は気に入っている、何も嫌がらせが無い、だから平穏に暮らせる。
前の学校は・・・クソッ!今でも胸糞悪くなる。
それより最近、周りの学校が家の学校に目をつけているらしい。
何かと暴力事件が多い、しかし僕の学校は特別だ何故なら、人を殺さなければ良しなのだから。
普通なら、そんな学校は成り立たないのだが、僕の学校は、目には目で通っている。
だから、相手に襲われたら反撃しても構わない。
もし、相手が刃物を使ったら、殺しても良いという、この学園だけ適用の、ゴリ押しで作った法律がある。

梅「・・・最近何か、妙なことがあるらしい。」
梅「何でも、この学園を潰そうと、考えている輩が居るらしい。」
J「そうか・・・調べてみるか。」

そう言うと僕は其処を離れた。
梅岡の情報力と来たら、普通の先生の中では、計り知れない物がある。
僕は、この学校の風紀委員を務めている。
この学校では暴力事件が多いので、戦闘が得意な男女が選ばれるのである。
序に風紀委員は、東大にも簡単に入れるように、推薦してくれる。



J「調べてくるか。」
梅「行ってらっしゃい。」

そう言うと、ジュンはそこら辺に居る友人に、情報を集めに行った。
まずは・・・真紅、彼女は皆から一目置かれている存在である。

J「真紅、最近変なこと無いか?」
真「特に無いわ、それより、紅茶を入れて頂戴。」
J「言うと思った、はい紅茶。」
真「あら、手際がいいのね。」
J「それじゃ、またな。」
真「ええ、さようなら。」

そう言うとジュンは、水銀燈の元に向かった。
彼女は学校で1位2位を争う美人で、男子からヤクルトを奢ってもらう代わりに、愚痴を聞いたりしている。
早速、同じ部屋の水銀燈を探した。

J「水銀燈~居るか?」
銀「はぁい、後ろよぉ。」
J「うおっ!・・・ビクッた、薔薇水晶も一緒か。」
雪「私も居ますわ。」
J「どうも、皆御揃いで。」

彼女達は、とても仲が良いと、この学園では有名である。
一部では、彼女達はレズビアンで無いか、と囁かれているが、彼女達は気にしていないようだ。

銀「それで何の用なのぉ?」
J「実は、最近この学園で、宜しくない噂が流れててな。」
雪「もしかして、学園を潰すとかですか?」
J「雪華綺晶、何か知ってるか?」
雪「噂ですが、この学園の近くに、この学園を牛耳ろうとしている、学園があるとか無いとか。」
J「そうか、情報有難う。」
銀「今度、何か奢ってねぇ?」
J「・・・分かった。」
雪「姉さま、そろそろ・・・」
銀「分かったわぁ、それじゃあねぇ。」
J「それじゃ。」

・・・レズの噂はあながち、外れていなさそうだ。
次は・・・雛苺と金糸雀・・・こいつ等はこの事件と、一番関連性が無い存在である。
奴らには人を傷つける、技術も力も知恵も何も無い、この前個人であったときも、そんな事を考えている様子は無かった。
次は・・・双子か、あいつ等は意外と顔が広く、意外な所まで顔を出したりしている。
そう考え、園芸部まで走った。


J「翠星石~蒼星石~。」
先「はい?ああ、彼女等は奥に居ますよ。」

そう言うと先生は、奥まで入れてくれた。
しかし、双子は居ない。
その瞬間、ザクッ!と言う音と共に腹が裂けた。
赤い深紅の液体が、腹から流れる。
ナイフを後ろから刺されたらしい。

J「・・・双子は?如何した?」
先?「ククク、先入観は恐ろしいねぇ、あいつ等はもう俺らの学園さ。」
先?「冥土の土産に教えてやるよ!あいつ等はこの学園を潰す、糧になってもらうんだからな!!」
J「お前の・・・名前は・・・?」
ジ「ジェインだ、ククク!聞いても何も成らんがな。」
J「そうか・・・ジェイン・・・お別れだ。」
ジ「はぁ?」

その瞬間、ジュンはナイフを抜き、血で刀を生成し相手を斬リ刻んだ。
相手はさぞ驚いただろう、しかし俺は平気だった。
生憎刺されたところは、急所を外していた。
即座に血を固め、傷口を補強した。

J「ちっ!時間が無い・・・急ぐか。」

そして、龍毒に急いだ。

翠「やい!お前ら、一体私たちを如何する気です!?」
生徒1「人質になって貰うんだよ、お前らの学園を潰すためのな。」
蒼「それは・・・させない!」
生徒2「余りに五月蝿いと、今此処で傷物にするぞぉ?あぁん!?」
生徒3「ひゃははは!こいつ等、ラブレターに釣られてきたんだぜ!?笑っちまうよな!?」
生徒一同「ひゃははははは!腹いてー!」
翠「くっ、悔しいです。」
蒼「ジュン君さえ居れば・・・」
生徒3「うるせぇなあ?そんな奴俺ら軍勢に勝てるわけねぇんだよ!!」
翠(クッ!こんな奴ら、とっとと捕まっちまえば良いんです!!)
生徒4「今此処で慰め物にしちまわねぇ?」
生徒1「良いねー!!それじゃあ、やっちゃいますか?!」
生徒一同「犯ッチマイナー!!」
蒼「やっ、止めろ!」
翠「その汚らわしい手を退けろですぅ!」

生徒はそう言うと、二人の言葉に目を止めず、服に手を掛け始めた。

蒼「いやぁ!止めてぇ!!」
翠「うわぁぁん!!誰か!!」

その瞬間、放送が入る。

生徒一同「チッ、今良いところなのに。」
放「侵入者、侵入者、今すぐ校庭に集まれ!」
生徒「まぁ、之は之で、殺っちゃいますか!」

そう言うと、全員一斉に外に出て行った。

翠「な、なんですか、助かったんですか?」
蒼「ヒック、グスン・・・」

蒼星石は恥の余り、泣き始めていた。

翠「だ、大丈夫です、助かりますって!」
蒼「・・・うん、今を信じよう・・・」

その時、ジュンはと言うと・・・

J「・・・お、集まってきたな。」
生徒「ひゃっはぁぁぁ!!見ろよ!雑魚が一人だぜ!?」
J「おい!死にたい奴から、前に出て来い!!」
生徒「おい?あいつ馬鹿か!?死にたい奴は出て来いだってよ!?」
生徒「ぶあっはっはっはっは!!」
J「早くしろよ!手前等なんか、数に数えてねぇんだからよ!」
生徒「何?殺ッチマイナー!!」


その瞬間、5人が武器を持って襲ってきた。
その瞬間、風が朱に染まり、5人が吹き飛び気絶した。
よく見ると、大きな鎌に切られたような、そんな跡があった。

生徒「!?てめぇ!!何をしやがった!!!」
J「知りたきゃ、かかって来いよ。」

その言葉に切れた数人が、襲ってきた。
しかし、ジュンは血の風を手に収めると、日本刀に型を変えた。
よく見るとジュンはさっきの傷口から、ほんの少し血を取り出し、操り、かまいたちを作り出し、龍毒の生徒を切っていた。
残りの残った生徒は、さっきの血の剣で切り伏せた。
しかもよく見ると、斬るたびに剣の切れ味と大きさが、徐々に大きくなっている。
それはまるで、怒り狂う朱の神龍の如く、生徒をなぎ倒す。
そろそろ150人位かな、と思うとその剣に怯えた奴が、やけに大きい奴を連れてきた。

巨人「・・・何だ?おめぇ?」
J「さらわれた生徒を、連れ戻しに来た。」
巨「ははは!?おめぇがが?チビが!倒せる物なら倒して見ろ!!」
J「(・・・やばい・・・な、血が切れかけてきた。)やって・・・やらぁ!!」

相手の武器も大剣だった。
正直、きついなと思いながら、戦いを始めた。
最初は五分五分だったが、どんどん追い込まれていく。


巨「なかなかやるな!、しかし之で終わりだ!」
J(・・・アレだ!!)

その瞬間ジュンは刀を解除し、鎧に変えわざと飛ばされた。
そして、其処に有ったパチンコの玉を飲み込んだ。
鉄は鉄分つまり血の元、大急ぎでジュンは、鉄を血に変えた。

巨「なかなか、だな!だが之で最後だ!!」

その瞬間、ジュンは血風を纏わせた剣に変え、巨人を切り刻んだ。

巨「クソ・・・!・・・こんな・・・はず・・・では・・・」
J「・・・やれやれ、死ぬかと・・・思ったぜ・・・調節は・・・しといた。」

そう言い、ジュンはパチンコの玉を飲み、血に変えて中に入っていった。
もう人はいないらしく、探すのは楽だった。


J「えーっと?ここ?」
蒼「!!ジュ、ジュン君!?」
翠「た、助かったです・・・」
J「お疲れ、それじゃあ帰りますか・・・」(ドスン!!)
J「くっ・・・油断した・・・まだ・・・居たのか・・・」

そう言うとジュンは、飛んできたほうに向かってかまいたちを飛ばすと、断末魔が聞こえた。
どうやら、さっきの様にはいかず、心臓を刺されたらしい。

J「・・・病院・・・」
翠「?!今のは一体!?・・・」(バタン)
蒼「ああ!?そ、それより、病院!呼ばなきゃ!」

心臓を貫かれた姿を見た翠星石は気絶し、蒼星石は急いで救急車を呼んだ。
5分後救急車は来た、翠星石は別に救急車に入れられ。
蒼星石は、ジュンと同じ救急車に乗った。

J「げほっ・・・蒼星石か・・・?」
蒼「ジュン君!!喋らないで!!死んじゃいやだ!」
J「・・・もし・・・駄目だったら・・・」
蒼「嫌!!言わないで!!」
J「もう・・・駄目だったら・・・大変・・・だぞ?」
蒼「!ジュン君!好きだ!!好きだから死なないで!彼女にしてよ!!」
J「かはっ・・・」(ガクン)
蒼「ジュ・・・ジュン君!!!僕を置いてかないで!彼女にしてよぉぉ・・・」

それから、蒼星石は緊急治療室の前に、座っていた。
彼女は、自分のことを責めていた、何故あの時気が付かなかったのか、と。
それから約10時間後蒼星石はめざめた、どうやら手術は終わったらしい。
医者に聞いた、手術は成功したのかと・・・

蒼「あの・・・此処の人の手術は?」
医(無言で首を振る。)
蒼「そ、そんな・・・う、うわ、うわあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


蒼星石はその場で泣き崩れた、その時医者は言った。

医「残念ですね、ジェインさん良い人だったのに。」
蒼「ヒック・・・え・・・ジェ?・・・い、今なんて、言いました?」
医「ジェインさんが、亡くなりました。」
蒼「そ、それじゃあ、桜田さんは?」
医「ああ、彼は205号室に居ますよ。」

それを聞いた蒼星石は、205に走った。

医「・・・しっかし彼の場合は、奇跡としか言いようが無いな。」

蒼(ガチャン)「ジュン君!!」
J「ん?ああ蒼星石か、如何した?」

その瞬間蒼星石は、ジュンに抱きついた。

蒼「う、うぇ、うええええぇぇぇぇぇぇん!!!!」
J「うわ、如何したんだよ?」
蒼「うわぁぁぁん!!死んじゃったかと思ったよぉ!!」
J「・・・ごめんな、変な心配かけて。」
蒼「ひっく、ぐすん。」


泣き止まないところを見ると、ジュンは蒼星石の涙を舐め取ってキスをした。

蒼「!?」
J「・・・泣き止んだ?」
蒼「う・・・うん。」
J「怖かったか?」
蒼「え・・・うん。」
J「約束したしな・・・」
蒼「え?」

蒼星石は、救急車の中でのことを思い出して、頬を赤く染めた。
しかし、蒼星石は急に何で助かったのか、聞きたくなった。

蒼「何で、ジュン君は生き残れたの?」
J「残った血の一部を、DANに戻してそれから、心臓の一部に変えた。」
蒼「そ、そうだったのか・・・」
J「気絶して、蒼星石の声が聞こえたのも有るけど。」
蒼「ジュン君・・・」
J「あと、約束何だけど、蒼星石がキスしてくれたらいいよ。」
蒼「うん、分かったよ、それじゃあ、目つぶって?」

そう言うと両者は目をつぶってキスをした。



その瞬間だった。

真「!!!・・・蒼星石・・・」
銀「おあついわねぇ。」
翠「あー!!一体何をしてるですか!!」
蒼「!!」
J「よぉ、真紅たち。」
真「・・・蒼星石に・・・まさか蒼星石に・・・」
翠「折角、心配してきてやってるのに一体それは何なんですか!!」

その後、15分位雑談をした後、蒼星石以外は帰っていった。

J「それじゃあ、宜しくな?」
蒼「こちらこそ、宜しくね?」

そう言うと蒼星石はジュンのベットにもぐりこんで来た。

蒼「僕疲れたから、寝るね?」
J「まぁ、人居ないから、良いよ。」
蒼「御休み、ジュン・・・」
J「御休み、蒼・・・」

そう言うと二人は長い夢に付いた。
翌朝、学校でラブラブだったが、梅岡が気を使って見てみぬフリをしてくれた話は、また別の機会に・・・・

~fin~


真「・・・」
翠「だ、大丈夫ですよ、あんな奴よりいい奴、すぐ見つかりますって!」
真「翠星石・・・今日貴女の家に泊まって良い?」
翠「真紅・・・良いですよ、ちょうど寂しくなって来た所ですから・・・」

その夜、翠星石の部屋から、嬌声が溢れた・・・

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最終更新:2006年04月16日 19:03