薔「あそこを真っ直ぐ行って…次を右に曲がって…」
金「(あの子ホントに大丈夫かしらー…)」
金糸雀が心配そうに見守る中も無事、控え室まで辿り着いた薔薇水晶。
一応方向音痴な彼女なのだが、今回はそんな迷惑なスキルは発されずに済んだ。
雪『これも私のお陰ですわねっ♥』
そうなのか?真相や如何に…
薔「(あ…ここだ…)」
ガチャ
すると丁度隣の控え室(Edel Rosengeest)から翠星石が出てきた。
自分の控え室に入室する直前だった薔薇水晶は、翠星石と目が合ってしまう…
薔「(翠姉様…?何でこんなところに…あっ、そうだった…お母様が確か宮廷で何かあるって…)」
翠「んーーっ?」
思わず見た覚えのある顔に翠星石は薔薇水晶を凝視する。
この時薔薇水晶はただ、バレない様に祈り固まっているしかなかった。
薔「な、何のごごご、御用でしょぅ…))))」
翠「お前の顔どっかで見たことあるんですが、どうやら人違いのようですぅ…
そりゃそうです!!あいつは今頃家で留守番してるはずなのですからw!」
若干高らかな声色でそう言うと翠星石は薔薇水晶から離れて、歩き去った。
安心しつつも半ば恐怖に絡まれていたので、へなへなと少し腰が抜けてしまった。
薔「ふぅー…バレずに済んだ…あっ、そうだった…私は今『薔薇水晶』だから、お姉様たちには『ばらしぃんでれら』と見られないんだ…」
そんな中一方、Edel Rosengeestはリハーサルの最中だった。
♪
♪
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銀「真紅ぅ!!そこはもう少しキーを下げて!!
何でもかんでもハイトーンで歌えばいいってもんじゃぁないのよぉ!!!」
真「何ですって?貴女の方こそピッチが高すぎるのよ!!!
それじゃこっちが高音出すのはどう考えても当然じゃなくって水銀t…」
蒼「あーーー!!!!せっかく上手く行ってたのにー、久々のカットだよー…またやり直しね…
それと真紅!!!今の台詞はどう考えたって台本中の台詞じゃぁないよね?…」
真「ハッ!!??この真紅としたことが何と言う凡ミスを犯してしまったのだわ…orz」
銀「まぁったくぅ…そんなんだからいつまでたっても胸も成長しな…『バキッ!!!』←殴られた
(ryガファァ!!」
お母様(水銀燈)は激しく宙を舞い、壁に叩きつけられた。
真「いくら貴女でも言っていいことと悪いことくらいはあるのだわッッッ!!!!#####」
真紅は感情に任せて少し強めに拳を振った為、水銀燈の口内から若干血を見せていた
銀「痛ったぁ…###上等じゃなぁい…ここで2億2095万4037秒振りに血を見せてあげましょぉうかぁ…
名前通りその身体も血の色に染めてあげるわぁウフフフフフ♥」
バチバチッ
2人の間では目には見えないドス黒いオーラと火花が散っている
これはもう撮影どころではない。しかもそれを見ている傍での雛苺は見掛けによらず好戦的で煽りを入れている始末…
蒼「あーーあーー…また始まったよ…どうすりゃいいのかな…orz」
雛「あーーーーーーっ!!!!2人とも久々の喧嘩なのーーー!!!???やれーーーーっ紅勝て、銀勝てどっちも負けろーーーーー!!!!!
負けた乙女ををぶっ○せーーーーーーーーなのーーーー♪」
翠「今回は怒りのスーパーモードに入った真紅に10万ペリカ賭けてやるですぅ!!!!」
雛「じゃ雛は自信満々の冷静な水銀燈に10万うにゅー賭けるのーー♪」
雪「それなら私は引き分けに命を賭けますわっ♥」
蒼「ちょwwwwおまえらwww何トトカルチョやってんだwwwつーかきらきー早まるなwwwww」
金「あわわわわわわ…ふっ、2人とも辞めるかしらーーーーーーーッッッ!!!!!顔は乙女の命かしらーーーッッッ」
薔「ここここここおおわわこわいよーーーー…))))」
ロ「いやー…女の戦いって怖いねーww(;゚∀゚)」
真「だいたい貴女はそうやっていつもいつもッ!!!!」
銀「ハァ!?…それを感情的に受け取るから貴女はお頭も胸もお子様なんでしょぉwww」
ブンッ!!! バキッ!!! ドカッ!!! パァーン!!! メメタァ…
この様な効果音が無言のまま暫くスタジオ内に響いた…
スタッフ総勢で止められる数十秒間の間だけ…
蒼「ッホン!!!…ったく、2人とも本当頼むよ!!!…#」
真銀「ごめんなさ(ぁい(いなのだわ…」
金「多少、怪我はあったけどこれくらいなら問題は無さそうかしらー」
翠「結局引き分けですぅ…」
雛「きらきーはこれで死なずに済んだのー♪」
雪「ウフフフフフッ♥ではこれで翠星石から10万ペリカ=1万円、全次元生物種中最愛の雛苺から10万うにゅーゲットですわっ♪」
賭博において、賭けるものの価値が大きい程強運を身につけるとはよく言った話だが、果たして真相はどうなのだろうか?
そんなことより10万ペリカはともかく10万うにゅーとは…
それにしても双方アレだけの死闘を繰り広げたのにも関わらず、傷が全て癒えているってのは漫画やアニメでよくある設定だと思いましょうww
蒼「はいはーい、じゃ皆所定の位置に戻ってー
じゃシーン66(←適当ですww)スタート5秒前ー…2、1、はいアクション!!!」
♪
♪
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銀「真紅ぅ!!そこはもう少しキーを下げて!!何でもかんでもハイトーンで歌えばいいってもんじゃぁないのよぉ!!!」
真「ご、ごめんなさいお母様。でもお母様ももう少しギターのピッチを下げて頂けませんこと?
(この真紅が水銀燈に対して下手に出るなんてこれ以上にない屈辱なのだわッッ###」
蒼「それは僕も同感ですよマダム」
銀「そ、そうだったかしらぁ…じゃぁ少しピッチを落としてみるわぁ…」
翠「ただいまですぅ!!!皆ちゃんと練習してるですかぁ!!??」
城を見回っていた翠星石が帰ってきた。(メンバーには化粧直し等との口実w)
銀「あらぁ…随分とお化粧に時間取ってるわねぇ…」
翠「そ、そんなもんですよぉ…」
真「その割には口元に立派なソースのお化粧が付いてるわね。」
翠「(ギクッ)…( ゚д゚)…(゚д゚)」
雛「あーっ、翠星石ずるいのー!!!雛も宮廷でお料理食べたかったのー!!」
蒼「あー…僕ちょっと外で空気吸ってきますwww」
蒼星石はこれから巻き起こる嵐の前触れを察知してそそくさと控え室を後にした…
銀「翠星石ぃ…ちょっと訊いてもいーいぃ?」
真「さぁ、これから楽しい楽しい質疑応答の時間よ翠星石…#」
翠「ひっ、ヒィーーーーー!!!!近、近寄んな、近寄んなですぅ…助けて蒼星(ry!!!」
この後翠星石は母と長女に10数分に渡る尋問を喰らう羽目となった…
そしてリハーサルの時は既に本番まで半分の時間を切った。
同時にばらしぃんでれらのタイムリミットも刻一刻と時を刻む。
第07話へ続く…
最終更新:2007年12月09日 22:57