Story ID:FL+DTvl20 氏(268th take)
「早いなぁ・・・もうクリスマスイルミネーションを見かけたですぅ」
「えー?流石に早いなぁ・・・まだ雪降ってないのに」
「クリスマスシーズンは長い方が楽しいのー!」
「一年中クリスマスシーズンをやられても困るのだわ、興が削がれて」
「うにゅ?でも、サンタさんがサーフィンする場所もあるって・・・」
「それはあくまで外国の文化よぉ、雛苺」
~♪(キーボードの音色が響く)
「・・・薔薇水晶?その曲は何?クラシックか何かかな・・・」
「・・・シベリウスの『樅の木(もみのき)』」
「わーい!クリスマスなのー!」
「クリスマス?でも、クリスマスツリーじゃなくて樅の木・・・。
・・・?」
「いつの間に楽譜取って来たのよ・・・ところで、金糸雀?どうしたのぉ?」
「この曲に、演奏で飾り付けしてクリスマスツリーに・・・ってのは?
クラシックだから著作権の問題もクリアーなのかしらー!」
「あ、だったら今度クリスマス間近のコンサートで、MCのネタにでも・・・」
「よーし、決まったのかしらー!」
しかし。
この曲は「冬の冷え切った夜に合う曲」とも評されるもの。
ローゼンメイデンはロックバンド。
金糸雀の策は後一歩及ばず、「飾りが重過ぎてツリーが折れる」という発想が抜けていた。
それでも曲としてのラインはメンバーの腕も有り十分保ったのだが、
楽譜を持ってる薔薇水晶が完璧に自分のペースを保って淡々と弾く姿だけが観客の目に留まったそうな。
最終更新:2007年11月12日 04:30