アットウィキロゴ
Story  ID:l2/6I3dX0 氏(300th take)
今日は薔薇水晶が作詞作曲した新曲の練習。
この曲はこれまでに殆んどやった事が無かったテクノロックで、翠星石はシンセドラム、真紅はライブ披露の為にシンセサイザーを弾いていた。
最初は打ち込みの予定だったが、真紅がシンセサイザーを弾いているのは薔薇水晶の意見である。
曰く、

「…こっちのが…見た目もテクノっぽい…」

らしい。テクノっぽさの基準はよく分からないが。
二人とも普段使い慣れていないこともあってか、なかなか上手く行かない。

「ふう、やっぱ久しぶりだから難しいわね。翠星石はどう?」
「普通のドラムと勝手が違うから少し叩きにくいけど、あとちょっとで感覚が掴めそうですぅ」
「私もあとちょっとよ。頑張りましょう」

それからも苦労しながらも何とか感覚を掴む事が出来、演奏も滞りなく出来るようになってきた。

「もうバッチリですぅ!」
「私もいけるわ。もう大丈夫」
「…うむむぅ…?」

二人とも納得の行くようになったが、薔薇水晶だけはまだ納得の行かない表情を浮かべている。

「ばらしー、まだ何か不満ですか?」
「…もっと…もっとテクノっぽくしたい…」
「テクノっぽくって言われても…どんな感じにしたいの?」
「うん…例えば…ドラえもんのポケットの中を遊泳してるような…」
「何ですかそれはぁ?」
「宇宙で…ハットトリックしてるような…」
「意味わかんないのだわ…」
「…もっと…平沢進師匠っぽく…」
「平沢進…マニアックね…ましな説明かも知れないけど、私はあまり聞いたこと無いから分からないのだわ…」


それから数時間散々弾きまくってようやくばらしーの納得行く出来になったが、二人は疲れ果ててしまった。
というか、薔薇水晶の説明で納得の行く出来に出来たのは奇跡に近いだろう。

後日この曲がライブで披露された時は、いつもとは違う二人の演奏でオーディエンスは大いに盛り上がったのだが、それはまた別のお話。


私の中でばらしーは平沢進をリスペクトしている、という脳内設定が出来上がっていますw




タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2008年03月08日 01:07