Story ID:EE4ZXVbq0 氏(304th take)
「……むむぅ…」
ピンポ~~ン ピンポ~~ン
「だぁれ?今日はオフなのよねぇ~。もっと寝ていたいわぁ~」
ドアカメラで見るとバケツとスコップをもった薔薇水晶がチャイムを鳴らしている。
どうやら公園の砂場で遊ぶつもりらしい。その誘いに来たのだ。
「じょ、冗談じゃないわぁ~。どうして私が砂場で遊ばなきゃならないのよぉ。このまま
居留守を使ってやろうかしらぁ~?」
ピンポ~~ン ピンポ~~ン ピンポ~~ン
「…むむぅ…銀ちゃん、あそぼー!!…銀ちゃんあそぼー!!」
「ど、どうしよかしらぁ、大声で呼んでるわぁ~。このままだと近所に迷惑だしぃ~」
ピンポ~~ン ピン…ガリガリガリガリガリ
「…銀ちゃぁ~~ん…銀ちゃぁ~~ん!!」
ガチャッ!!
「あっ、銀ちゃん!!」
「ちょっとぉ~ばらしー。ドアを引掻かないでくれるぅ?」
「…むぅ…………だって……グスン」
「あぁ、分かったわよぉ~、泣かないでもいいでしょ~」
「…一緒に…遊んでくれる?」
「分かったわよぉ。で、どこに行くつもりなのぉ?」
「…砂場!!……いっぱいトンネルや…えぇ~っと、えぇ~っと、山とか町を作るだもん」
「はいはい、着替えるからちょっと待っててねぇ~」
「…うん!!……えへへへ」
その日はお昼過ぎまで砂場で遊ぶ薔薇水晶に付き合った水銀燈でした。
最終更新:2008年03月15日 23:54