Story ID:8afRUX9C0 氏(313th take)
「暇だわ…みんな遅いわね」
「…私達が早いんだと思う…」
「…そうね…」
今日もレコーディングなのだが、真紅と薔薇水晶以外はまだ来ていない。
と言ってもみんなが遅刻しているわけではない。二人が早く来過ぎたのだ。
真紅は早く目が覚めて、薔薇水晶は新しく買ってきたキーボードを試したいからと、そんな理由で早く着いた。
最初は二人で軽く音合わせをしていたのだが、それにも飽きて二人は時間を持て余していた。
時計を見ればまだ朝の10時。集合時間までまだ一時間ある。
「そうだ、ばらしーもDS持ってたわよね?」
「DS…うん、あるよ…」
そう言って二人はそれぞれ鞄からDSを取り出した。真紅のは赤色、薔薇水晶のは紫色だ。
「せっかくだからゲームで時間を潰しましょうか。ぷ○ぷよってやり方知ってる?」
「…うん…スーファミのやつしかやった事無いけど…」
「ス…ま、まあ基本的なルールはほとんど一緒よ。それさえ知ってれば大丈夫よ」(ここら辺は私の想像です)
「ん…分かった…」
「じゃあ早速準備するわよ。ばらしーも準備して」
「りょうかい…」
真紅がDSにソフトを入れ、お互い対戦の準備を整える。
「これで準備完了っと。それじゃ行くわよ?」
「いいよー…」
(まあぷよ○よ全シリーズをやりつくした私が負けるわけ無いわ…けど本気になるのも大人気ないわね。手加減してあげよう)
真紅がそんな事を考えつつ、対戦スタート。
しばらくして。
(あ、ありえないのだわ! ぷよぷ○をやりつくした私が、それもばらしーに全然歯が立たないなんて!)
「あ、青来た…それっ…」
ばよえ~ん ばよえ~ん ばよえ~ん ばよえ~ん
「ああああまた負けた! ばらしー、もう一回勝負よ!」
「真紅…もうそろそろレコーディングしようよ…」
「ダメよ! 勝ち逃げなんて許さないわ!」
「真紅も大人気ないの~」
「真紅もいい加減にしなよ、もうすぐ12時だよ?」
二人がゲームをやってる間にメンバーも集まったのだが、真紅がゲームに本気になってしまいレコーディングを始められなくなってしまった。
ちなみに勝敗は薔薇水晶が最初の一回負けただけで、後は真紅が全敗している。
「ねぇ真紅ぅ。今日はあなたのボーカルがメインなんだから、こっちに入ってくれないと始められないわぁ」
「ばらしー、もう一勝負! 今度こそ絶対に勝つわ!」
「え~…もう飽きちゃった…」
「ダメよ! 私が勝つまで止めないわ!」
「ダメですぅ、真紅のアンポンタンは全然聞いてないですぅ」
結局その後、うんざりした薔薇水晶がワザと負けてレコーディングを始めたとさ。
真紅はワザとも知らず、上機嫌でレコーディングしたようです。
「ばらしー、お疲れ様…」
「…目がシパシパする…」
その日の勝敗結果
薔薇水晶:48勝2敗 真紅2勝48敗
最終更新:2008年03月26日 23:55