「空耳アワー」

Story  イギリス人 氏
「みんな…ちょっと聞いて欲しいことがあるのだわ」

「どうしたんだい、真紅…そんな真剣な顔をして」
「冷静沈着がウリの真紅が…こ、これは事件ですぅ!」
「どうしたのー真紅ぅー?」
「……話せば楽になる」
「ほらぁ、早く話しなさいよぉ」
「ま、まさか…現状に不安でもあるのかしらー?」
「皆…心配させてごめんなさい…」
「気にしなくていいよ。さぁ、話してごらん」
「ええ…それじゃあ話すわ。あのね…『ハレ晴れユカイ』という曲があるじゃない」
「最近の曲ねぇ。それがどうしたの?」
「そのサビに“笑いながらハミング”というフレーズがあるの」
「それがどうしたですぅ」
「話は最後まで聞くのだわ…私は最初そのフレーズを聞いた時“笑いながらサミング(反則)”と思っていたの…」

「「「「「「…………へ?」」」」」」

「なんて物騒な言葉を組み込むのかしらと思い、CDを買って歌詞カードを見た時、驚愕だったのだわ…
 まさか“笑いながらハミング”だったなんて!!フフ…お天道様でも見抜けないとはこのことかしらね。
 そして家に帰ってからも―――「…私…帰るね…」「私も帰るわぁ」「…僕も」「…私も、ですぅ」 「ヒナもー!」「つ、疲れたかしら…」

「――――とまぁ…これが皆に話したか――――アラ…皆どこに行ったのかしら…」


「…つまんなぁい…皆…保守…して…1,000まで…いこうよ…ニャ―…」


「毒舌はほどほどに」

Story  ID:6hyWy0U+0 氏(25th take)
「雛苺」
「うょ。蒼星石、どうしたの?おっかない顔してるのよ」
「これはどういう事だい」
「うぃ?あーこれヒナが書いた記事なの。編集の人、そのまま載せてくれたのね」
「記事自体はいい。でも、ここが凄く気になるんだけど?」

『蒼星石は頭カチンコチンなのよ。音楽の事になるとすごくうるさいの。こだわりがあるのよ』

「ヒナ、別に悪い意味で書いたんじゃないのよ?蒼星石は音楽に対して凄く真面目だっていう意味で──」
「物には言い方っていうものがあるんだよ。雛苺、これは僕に対する侮辱とも取れる内容だ」
「う、うー。そんなつもりはないの……頭カチンコチンっていうのは蒼星石の音楽性がしっかり固まってて良いってことだし……」
「すごく煩い、っていうのは?」
「蒼星石が音楽を語る時って筋が通っててしっかりしてるの」
「……………そう素直に書いてくれれば良かったのに、どうして」
「うーとね、編集さんに渡す前に翠星石に見せたのよ」
「…翠星石に?」
「うぃ。そしたら、ここはこうした方がいい、って」
「翠星石が犯人なのか……」
「…そ、蒼星石?」
「…何」
「あまり怒らないで欲しいの」
「でも」
「翠星石を怒るならヒナも怒って欲しいの。だって、意見聞いたのヒナだもの」
「……じゃあ、二人揃った時に改めて」
「うぃ…………」

「で、何故洋盤の翻訳を二人でやらなきゃならんのですか!これは蒼星石の仕事だった筈です!!」
「当たり前だよ。お陰で僕のイメージがすごく悪くなったんだから」
「仕方ないのよ。…うーと、ここの詞は──」
「納得いかんです!そもそも翠星石は英語が苦手です!やってられんですー!!!」


(無題)

Story  ID:ybrOveMA0 氏(25th take)
混迷を極める音楽界に彗星の如く現れた七人の侍ならぬ七人の薔薇乙女!
可憐な薔薇には深く刺し穿つ棘がある!超実力派ロックバンド!我等がローゼンメイデンの入場だッ!

その超絶ギターテクはまさに光速!
世界を相手に今日も一本!!乳酸菌取ってるかッ!!!
御存知、ナンバーワンギタリスト!水!銀!燈ゥ!

続いて颯爽と現れたのはスーパーポジティブマネージャー!
彼女のギャラは玉子焼き!?
全ての騒動は彼女の口から沸いて出る!金糸雀ァ!!!

その毒舌とデレ具合では他の追随を許さない!
全ての始まりは彼女の何気ない一言だった!?
ツンデレドラマー世界代表とはこの御方、翠星石ィ!

二十一世紀に舞い降りた、最後の正統派「僕っ子」!
いつも大変皆のリーダー!死ぬまで貴女について行きます!
人気実力共にナンバーワン候補、ベーシスト蒼星石ィ!

そしてそして!最早多くは語るまい!否、語る必要はないだろう!
我等が薔薇乙女のゴッド姫様とはこの御方!その姿は現代のアントワネットか!?
押しも押されぬメインヴォーカル!真紅の登場だァ!

そのルックスと甘いヴォイスで男性諸君のハートを鷲掴み!
今日も元気にうにゅーにダイブだ!
もう一人のボーカル、そして未来のデスメタル代表は譲れない!雛苺ォ!

最後に登場したのは、華麗なる薔薇乙女の可愛い可愛い末の妹!
その指先が奏でる音色は、ロックかメタルか愛を語るバラードか!?
ミステリアスな眼帯ピアニスト、薔薇!水!晶ッ!


「熱弁シリーズ」

Story  ID:ZNT51D0G0 氏(25th take)
「へえ、翠星石がサッカー中継観てるなんて珍しいね」
「仕方ないですぅ、くんくんが特番で潰れ・・・って、なんか聴いたことあるですねこの曲」
「ヘビメタっぽい曲だね」
「・・・貴方。今なんて言ったぁ?」
「え?ヘビメt
「たわけッ!!ヘビメタ!?ハァッ!!なにそれへヴィメタルの間違いぃ?Heavy Metalと言いなさいよぉ!!
 だいたい今流れてたのはIRON MAIDENのHoly Smokeじゃなぁい、それくらい聴いときなさいよぉ!
 それにしてもメイデンをサッカー中継で流すとはスタッフもかなり「わかってる」わねぇ・・・あなどれないわ、
 いや、でもHoly Smokeじゃポップすぎるわねぇ、The Trooperとか渋くていいかもぉ。スピード感がないとねぇ。
 最近のはスピード感がなくていけないわぁ。でもRock In Rioとか見ちゃうとやっぱりライブバンドだって思うわよねぇ、
 ブルースは髪切ってから10歳若返ったしぃ。あ!RioといえばあのときのFear of the Darkはほんとヤバかったわぁ・・・
 あの大合唱で泣かないメタル人はいないわぁ、ハンカチを用意しておきなさい!いやーでもOzzではどうなることかと思っ

「あー!この人知ってるですよ、この前うるぐす出てました!」
「海外組ばっかり出しててもダメなのよー、ジーコの采配もパターン化してるのー」


「Dancing Allnight」

Story  60'好き 氏
雛「ある、はれ~たひのこと~」
翠「なにやってるですか、バカ苺」
雛「『ハレ晴れユカイ』の踊りの練習なの~、翠星石もやるの~。楽しいよぉ」
翠「ふんっ、私はあ~ゆ~馬鹿っぽいのは大嫌いですっ」
雛「つまんないの~」

その夜、スタジオにて

―ダレモイナーイ


―ハレハレオドルナラ


―イマノウチ


?「お~おきぃな、ゆめっ、ゆめっ、いいでs
(ドアを開ける音)蒼「だれかいr」

翠「あ」
蒼「なにしてるの…翠星石」
翠「あ…これはその…////// マライヤのPVのマネでs蒼「好きなら堂々とやりなよ」翠「ううっ…///////」


「Fake plastic trees」

Story  ID:nudce6eR0 氏(25th take)
―こんにちは、アンコールありがとう。

(イェェェ・・・)

あ、Voの私がアコギを持って皆の前に出るってのは初めてかしら。
ま、一曲カバーさせてよ。

皆に知ってもらいたいの・・・「モノ」にだって心は宿るってこと。


じゃ、行くよ。"Fake plastic trees"

ttp://www.geocities.jp/gato_1116/Radiohead_Lyrics/FakePlasticTrees.html

ttp://www.youtube.com/watch?v=3-F5L1S7LKU&search=radiohead%20fake


(無題)

Story  ID:qYpraeO/0 氏(25th take)
流派!浪禅命伝は 斬新!鮮烈!音波氾濫!見よ!第五の薔薇は赤く燃えている!

金「真紅のソロライヴのキャッチにこんなの考えたんだけど・・・・・・駄目かしら?」
紅「Gガンネタはもういいのだわ・・・・・・」
金「??・・・・・・何の話をしているのかしら?」
紅「もういいのだわ・・・・・・・・・・・・」


(無題)

Story  ID:Gkni0l5a0 氏(25th take)
蒼「なに、これ」
真「耳よ。いぬみみカチューシャ」
蒼「そーゆうんじゃあない・・・なんで真紅の部屋にこんなブツがあるかってこと」
真「それは貴方、買ってきたからに決まってるのだわ―――えい」
蒼「なーー!!なにするんだよぅ真紅、こんなの似合わないって!!」
真「おとなしくなさいな・・・あら。可愛いじゃない」
蒼「うえぇ・・・ひどいや」
真「ちょ、ちょ蒼星石、コレを着てみてくれないかしらっ」
蒼「何このフリフリの服ッ!?僕をどうする気さー!?」
真「絶対、ぜっったい可愛いんだから!!ホラさっさと着る!!」
蒼「おかしいよあんた!ちょ待っ・・・・あ・・・・あんっv」

その後、真紅に服を隠された蒼星石はフリルつきの水色のワンピースで表を歩く羽目になったとか
しかもフリフリの蒼星石を見た金糸雀が大量のドレスを勝手に送りつけてきたとか
いぬみみをつけてる時、真紅の蒼星石を見る目が異常だったとか


最終更新:2006年07月06日 13:25