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注:本作は漫画「デトロイト・メタル・シティ」のパロディ作品です。
  元を知らなくても楽しめますが、知っているとより楽しめます。
~あらすぢ~
謎の覆面バンド・Roxen Maiden(←誤字にあらず)のギターボーカル、ジェイドⅢ世として活躍する翠星石。

Illust ID:eM2ZNgJ30 氏(53rd take)

辛辣な歌詞と激しく歪んだサウンドをウリにする、言わずと知れた有名バンドである。
だが翠星石の本当の顔はただのツンデレ娘かつ人見知りっ娘であった。
そんな中ようやく取れたオフに、彼女は実家へ顔を出しに行く・・・・
~~~~~

電車に揺られること数時間。
翠星石はなつかしい実家を前に佇んでいた。
「今日はバンドのことは忘れて羽を伸ばすですよ」
普段は無茶を無理で押し通すようなことばかりやらかしている彼女も
この日ばかりはスッキリとした顔をしていた。それに、
「蒼星石・・・元気にしてるですかね」
彼女の妹、蒼星石のことが何よりの気がかりだった。
ずっと姉の翠星石を慕ってくれていた蒼星石。
あの子のためにも、元気でやっていることを見せてやらなければ。

「ただいまですぅー・・・」
「おお翠星石。帰ったか」
「あ、おじじ・・・・って、ええ!?」

おじじと呼ばれた初老の男性は、Roxen MaidenのバンドTシャツを着ていた。
のみならず、手には鎌を持っている。首にはタオルがかかっていた。
(バンドのことは家族には完全にバックレてるはずですのに・・・何故っ)

「今日は翠星石の好きな煮っ転がしにするか。
 ―――蒼星石ー、翠星石が帰ったぞー」

と、おじじが扉を開けると同時に翠星石の耳を爆音が貫いた。

「コラ!!じじい!!
 テメェなんで俺のRMTシャツを作業着にしてんだよ!!サツガイするぞ!!!」

「そ、蒼星石!?」

そこに現れたのは妹である蒼星石―――であるはずだ。
だが頭は金色に染まり、マユゲは限りなく無いに等しくなっていた。
しかも今かかっている曲はRoxen Maidenのリリース前の新曲である。
まさか、という嫌すぎる予感はほぼ確実なものとなった。

「なんだ蒼星石、親に向かってその口のきき方は」
「うるせぇ、さっさと脱げ!!服が伸びんだろが!!」
「蒼星石・・・なんですかこの曲は」
「え、翠星石東京に住んでてRMも知らねーのかよ!?
 この曲は"デスラプラス"、ラジオからライブ音源が流れてたのを録音したんだ!!」

やはり。

蒼星石、完璧にRoxen Maiden信者になっている・・・!!

「ヘイ!!トリビアアアアアアアアアアル!!!」
「蒼星石、そんな言葉使っちゃいかんですよぉ。
 それにその髪そんな色にしていいんですかぁ」
「テメーこそまだそんなチョココロネカットしてんのかよ!!ダセーんだよファック!!」
「ちょ、チョココロネ・・・」
「ジェイドさんは幼き頃、両親を殺害したうえ逆レイプしたんだ!!マジリスペクトだぜ!!」
「そ、その人本当はそんな事してないはずですよ・・・」
「なっ、なんだと!!それはジェイドさんに対する冒涜か!!
 何にも知らないくせに知ったかぶってんじゃねーよ!!」
「うぅ・・・・」

(つづくかもわからんよ)


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最終更新:2006年07月26日 00:22
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