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金糸雀ファイルのテーマ UMA・UFO編 ※クリックで演奏開始

Music  ピコピコ 氏
音楽は言わずとも芸術の一つに数え上げられるものである。
人々に熱狂と興奮をもたらすロックも芸術と言って過言ではないだろう。
時に芸術は静寂の中から生まれるもの。人気ロックバンド、ローゼン
メイデンの曲も同じように人里離れた静かなコテージに機材を運び、
そこで作曲活動をし、新たな名曲が生まれる場合もあった。

「まったく、もう少しで死ぬところだったのだわ」静かな山のコテージを
借りきり創作活動をしていた真紅達は車で街まで行き必要な買出しの帰りに
ハンドルを握る水銀燈のミスで車がスタックしてしまった。
携帯も届かない場所なのでしかたなく暗くなった山道をライト片手に歩く
真紅、水銀燈、そして金糸雀であった。
「ねぇ、金糸雀。さっきから何キョロキョロ下ばかり見てるのぉ?」
「えっ、そ、それは足元を気にしてるだけかしら~」
MMRに所属している事はメンバーには秘密にしている金糸雀は間違っても
ツチノコがいないか視線を巡らせていたとは言えなかった。
「ん?なに、何なの?」まず異変に気付いたのはライトを林のほうに
向けた真紅であった。山道沿いに立つ1本の大きな木。そこから只ならぬ
気配を感じる。その木に近付く真紅は上ずった声で叫ぶ。
「くんくん、リアルくんくんよ!」その声とライトの光に驚いたのか、
只ならぬ気配をもった物は暗い林の中へと消えていく。
その背中を金糸雀は凝視する。アレはくんくんでもクマでもない。
まさに在りえない生物との遭遇であった。
コテージに帰り着いた彼女達は今みたもの(NGワード・UMA。けっこうインチキっぽい)を興奮気味に語る。
その時の様子を金糸雀の日記にはこう記されていた。

10月25日(水曜日) 
今日ほどカメラをもってなかったことを悔やんだことはない。 
アレの鮮明な写真を撮っていれば現代の生物学はもとより人間の 
進化の過程で謎とされているミッシングリンクの謎の解明に近づけた 
かもしれない。早速あすは師である韮澤氏に連絡し、速急な解明に 
乗り出したいことを伝えよう。しかしこの事をキバヤシ氏に言ったら 
また悔しがるだろう。 

そして金糸雀はアレをどうやったらくんくんに見えるのか真紅の頭の
中もミステリーだと付け加えて日記を閉じた。




最終更新:2008年04月05日 13:16