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金糸雀ファイルのテーマ UMA・UFO編 ※クリックで演奏開始

Music  ピコピコ 氏
美少女でありながらも実力は世界レベルの人気ロックバンド、ローゼンメイデン。
彼女達の出す曲はどれもミリオンを難なく達成し、新曲が出るなり各TV局は
競い合うようにローゼンメイデンの曲を紹介する。
それは驚異的なセールスだけでなく曲の素晴らしさと同時にPVも短編映画か
芸術作品かのような凝った映像も話題になるからである。
今回はそんな彼女達のPV撮影のため船をチャーターし、とある湖に繰り出していた。

「この辺りで岸をバックに蒼星石と水銀燈が並んで、この角度から撮るかしらぁ~」
金糸雀は船内でスタッフと撮影の打ち合わせをしている。
釣り好きな翠星石は、身を乗り出してじっと水面を見ている。
そんな翠星石に水銀燈はウナギの釣り方を聞いている。
蒼星石と雛苺はスタッフと何やら冗談を言っているのか後部デッキで笑っている。
そして乗り物に弱い真紅はキャビンで寝転がっている。
いつものローゼンメイデンらしい撮影前の1コマである。
しかし、そんな平凡な空気は水面に現れた異変によって打ち砕かれていく。
「なんだよ、アレ…!!」

(NG・ワード「UMA」これってネッシーか?)

水面を指差すスタッフの声に船酔いで死んでいる真紅以外の全員が湖上を見つめる。
後にその時の様子を彼女達はこう語っていた。
「アレは間違いなく大きなゲンゴロウですぅ!!生き物好きな
翠星石が言うのだから間違いないですよッ」

………えっ? ゲンゴロウ? 翠星石は何を言ってるのかしらぁ!?

「違うわよぉ、アレは私がヤクルトの次に好きなウナギよぉ~それも
 とびっきり大きなウ・ナ・ギ」

………す、水銀燈まで何を言ってるのかしらぁー!?

メンバーの口から出てくる言葉に呆れを通り越して驚愕すら感じた
金糸雀は強く握りこぶしを作ると、メンバーに向かって大声で怒鳴り散らす。
「みんなオカシイかしらぁぁぁ!!」
怒りが収まりきらない金糸雀の日記にはこう記されていた。

私は以前から未知の大型水性生物が生息していると信じていたが、 
まさかあのような生物をこんな近くで目撃することになるとは思いもしなかった。 
今回はPV撮影のためカメラがあったのに、いきなりの出現に慌てて 
カメラの存在を忘れてしまったことが非常に悔やまれる。 
だが、これで昔から存在を疑問視されてきた生物を私は自信をもって断言できる
「あの生物は確かに存在している」と。 
しかしメンバーの頭の悪さというか理解力というか、とにかく 
物事を見極める能力は普通の人の半分以下であることが今回明らかになった。 
水銀燈はなぜアレがウナギに見えたのか?全く理解できない。 
特に翠星石の発したゲンゴロウという言葉には殺意すら覚える。 
こんど言ったら翠星石を撲殺するつもりである。 




最終更新:2008年04月05日 13:23