Story ID:ybJevJis0 氏(79th take)
「ふぁ…作曲の作業が長引いてここ最近睡眠不足ですぅ……。
そこの金糸雀、何かいい眠気覚ましの方法はねーですか?」
「敏腕マネージャーのカナにお任せよ!
そういう時は、手のひらに『人』っていう字を3回書いて、それを飲み込む振りをするといいかしら!」
「それ、緊張をほぐすためのおまじないじゃねーですか…」
「じゃあこれはどうかしら!
そういう時は、夜中に口笛をたくさん吹くといいかしら!」
「それ、蛇や鬼が出るからやったらいけないっていうタブーそのものじゃねーですか…」
「じゃあこれはどうかしら!
そういう時は、セリ、ナズナ、ゴギョウなどの7種類の植物でお粥を作って食べるといいかしら!」
「それ、1月7日に食べる七草粥の風習じゃねーですか…」
「じゃあこれはどうかしら!
そういう時は、砂糖たっぷりの卵焼きを作ってカナにプレゼントするといいかしら!」
「それ、単に金糸雀が卵焼きを食べたいだけじゃねーですか…」
「じゃあこれはどうかしら!
そういう時は、昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいたかしら!」
「それ、昔話でよくある始まりの一節じゃねーですか…」
「「はああああっ」」
翠「ローゼン!」
金「メイデン!」
 ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
。o O
「…という感じの漫才を………ライブの時に、
曲と曲の合間の空き時間を利用してお客さんに見せる……っていうのは、どうかな……?」
「ま…また随分とユニークなアイデアだね、薔薇水晶…」
「それをライブ中に実行した場合のお客さんの反応が、全く予想できないのだわ……」
「…まあ、とりあえず……暴動が起こることだけは間違いないんじゃないのぉ…?」
「大体、どうして薔薇水晶のイメージの中で漫才をしてるのが翠星石と金糸雀なんですか……。
さっぱり意味がわからないですよ…」
「……漫才をするためにライブの合間にステージへと上がるマネージャー…。
あまりに斬新すぎて目指す方向が明後日を向いてるかしら……」
「ロックバンドのライブという設定が、その痛々しさを更に2倍にも3倍にも跳ね上げてるのよー…」
「大丈夫だよ……ここにちゃんと漫才用の衣装とハリセン……あと金ダライも用意してあってね……」
「「「「「「いや、どう考えても却下だから」」」」」」
「…………くすん」
“Nori and Tsukkomi”closed.
最終更新:2006年12月02日 01:13