Story ID:tM9Azz1GO 氏(107th take)
翠「今日は特別に、正しいロックバンドのあり方を教えてやるですぅ。感謝して敬えですぅ」
ジュン(なぜ僕がこんなこと…)
翠「まず最初に、ロッカーは基本的に不健康そうにしてなくてはいけないですぅ。その点についてジュンは言う事ないですね。現代を象徴するような不健康さです」
ジュン「うるさいよ」
翠「次に、ロッカーは基本的に不機嫌そうにしてなくてはいけないですぅ。その点もジュンは問題ないですね。何がジュンの機嫌を損ねるのか知りたいぐらいですぅ」
翠「そして三つ目、ロッカーは二言目には『ファック』と言わなくてはならないですぅ。『ファック』は世界共通語なので安心するです。はいリピートアフタミー、ファァック!!」
ジュン「ファ…ファック」
翠「ぜんっぜんダメです!『ファック』という感情が全くこもってないですぅ。かのジミーペイジは一睨みして『ファック!』と言っただけで野良犬を殺したそうですぅ。まさにロックンローラーの神ですぅ」
ジュン(絶対嘘だ…)
翠「まぁジュンみたいな甲斐性なしにはむりかもです…」
ジュン「黙ってきいてりゃ言いたい放題言ってくれやがって…!だいたい正しいロックバンドのあり方とか言って、全然楽器については触れないじゃないか!」
翠「文句を言うなです。今からやろうと思ってたです。さて、さっき言った事をふまえてギターを構えたらもうあなたはロック・ギタリストの仲間入りですぅ。銜え煙草でギターを弾くと尚いいですけど、ジュンは未成年なのでタバコチョコで我慢するですぅ」
ジュン「タバコチョコでロックギター…」
翠「さて、ここにジュンが練習中のGod knows...の譜面があります。まったくジュンのくせに西川進さんの真似事をしようなんて一世紀早いですぅ」
ジュン「…なんだかんだ言いつつ、それを教えてくれるのか?」
翠「べ…!別にジュンが出来なくて困ってたからとかじゃないですぅ!勘違いして調子に乗るなですぅ!それに、ロックンローラーにこんなもの必要ないです!」
ジュン「あー!何するんだよ!」
翠「こんな時は『ファック!なにしやがんだこのあばずれ!』と言うです。それに、ロッカーは有無を言わずに譜面を窓の外へ投げ捨てるのが70年代からの掟なのですぅ」
ジュン「これじゃ練習出来ないじゃないか!」
翠「お前の耳は飾りですか?音を聴いて音を拾えですぅ」
ジュン「んな無茶な…」
翠「こんな時は出来ない時の最後の手段、ギタークラッシュをするのも手ですぅ。それを見たがってるオーディエンスも少なくないです」
ジュン「出来るか!演奏面に関してはものすごく投げやりじゃないか!」
翠「それがロッカーというものです。ほら、翠星石が助けてやるから、さっさと練習するです」
ジュン「こいつだけは…!」
~数時間後~
のり「ジュンく~ん、練習はかどってる?ちょっとお茶に…」
ジュン「ファァック!!勝手に俺の部屋に入るんじゃねぇ!3秒以内に出ていかねぇとケツの穴を増やす事になるぜ!そうすりゃ便秘ともオサラバできるな!ハッハッハッ!」
翠「完・璧・ですぅ…」
後で真紅にこっぴどく怒られたとか水銀燈に気に入られたとかられないとか。チャンチャン♪
最終更新:2006年11月23日 03:01