「フフ…何度見てもこの長編SSはおもしろいな…」
蒼星石は、今日も《あおのこ》としてVIP、ロックバンドスレにROMしている
「素敵な歌詞に曲…フフッ…このSSなんか本当に薔薇水晶をよく表してるよ」
静かな部屋にクリックの無機質な音が響き渡る
「あるコテの人に影響されて僕もSSを書き始めたんだけど…少しは…少しはスレに貢献できてるかな…?」
揺れる声とクリックの音を遮るように、一粒の涙がキーボードに落ちた
「……僕は……やだよ………」
名前欄も変わった
VIPには《最後だから~》というスレばかり目につく
…でもまとめ氏や他の人も《大丈夫だ》と言っている
でも…僕は………怖いんだ…
もしかしたら…本当に2chが…VIPが…ロックバンドスレが…
ークリックの音はもうしない
響き渡るのは嗚咽と涙の理由の形だけ…
「…グスッ…でも…泣いてちゃだめだよね…僕は……僕はロックバンドなんだから…」
蒼星石は涙を拭い、嗚咽を噛み殺し、とびっきりの笑顔でPCに向かった
悲しみに《反抗》しながらー《あおのこ》として《ロックバンド》としてーそして、このスレを愛する一人のVIPPERとして
最終更新:2007年02月19日 11:38