Story  ID:M/QrlLjq0 氏(131st take)
真紅、水銀燈、薔薇水晶はとあるトーク番組のゲストとして出場した。

司会「さて、今夜のゲストはローゼンメイデンのみなさんですッ」
銀様「こんばんはぁ~」
真紅「こんにちは」
薔薇「…こ…こん…」
司会「こんばんは、改めまして人気ロックバンド、ローゼンメイデンから
ボーカルの真紅さん、ギターの水銀燈さん、キーボードの薔薇水晶
さんです」

客席 パチパチパチ~~~キャーキャー

司会「いや~、凄い人気ですね、日本だけじゃなく最近ではアメリカやヨーロッパのほうでも人気があるみたいで、その点についてどうですか?」
真紅「嬉しいことだわ、ほかの国の人達が私たちの曲を聴いてくれることに感謝と感激の連続だわ、それに海外からのファンレターやメールが頻繁にくるようになって、私達も少し驚いているのだわ」
司会「そうですか、じゃ中には海外の有名な人からのメールなんかもあったりするのですか?」
銀様「そうねぇ~、名前は言えないけど有名な人からのメールや手紙もあるわよぉ~」
司会「へぇ~、それはぜひ知りたいですね、ここだけって感じで教えてもらえないですか?ねぇ、薔薇水晶さん、こそっと教えて下さいよ」
薔薇「……トム・ペッソーマン……」
司会「へっ?トム・ペッソーマン??」
真紅・銀様「…(また架空の人物を作ったみたいね…)」
司会「そのトム・ペッソーマンさんは海外のミュージシャンですか?」
薔薇「……ちがう…」
司会「じゃ、有名な画家とか作家でしょうか?」
薔薇「…ミネソタ生まれの……タイル職人……」
司会「タ、タイル職人?? タイルってあの~、床とかにあるタイル?」
薔薇「……そうです…お風呂の床の…タイル一筋48年……」
司会「…?…?」
薔薇「最近は…腰痛がひどくて……農作業もままならない…」
司会「の、農作業…?タイルは…?」
薔薇「……今年は…暖冬で、出荷が遅れ気味…」
司会「な、何の出荷ですか?」
薔薇「…コンブの出荷……」
司会「コ、コンブ…??コンブって海草の??」
薔薇「……はい…知床半島は…雪景色…」
司会「し、知床半島?ミネソタ出身のトム・ペッソーマンさんは?」
薔薇「…トム……誰ですか、その人?」
司会「うぅ………………orz」

真紅・銀様「…(あ~あっ、またこの放送もボツになったわね)」

ばらしーからまともなインタビューを取れる人はこの世にいるのだろうか?
と思う真紅と水銀燈であった。




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最終更新:2007年02月04日 00:46