Story  ID:PYk3vEJ30 氏(178th take)
「おなかが空いてきたわ」
「ん~、確かにスタジオにこもって6時間も収録していたらお腹もすくね」
「じゃ、チビ苺が買出しに行くですぅ~」
「雨降ってるからい~や~な~の~ッ!」
「しょうがないわねぇ~、こういう時に限ってマネージャーの金糸雀は会議中だしぃ~、ジャンケンで決めるぅ~?」
「それが公平でいいわね」

さーいしょはグー、ジャンケン、ポンッ!!

「……負けた」
「私はサンドイッチと紅茶ね、ばらしー」
「私はぁ~なんでもイイから乳酸菌飲料よぉ~」
「ヒナはうにゅーがいいのぉ~」
「僕と翠星石は、そうだね、お茶とおにぎりでいいよ」
「…解りました…行ってきます」

そして20分後 コンビニ袋をぶら下げた薔薇水晶。

「ちょっとぉ~、乳酸菌飲料って言ったでしょ~なぁに、コレ?」
「……コーヒー…」
「まぁ、ばらしー、私は紅茶とサンドイッチって言ったのに、コレは何?」
「……コーヒー…」
「ヒナはうにゅーって言ったのぉ~、コレは何なのぉ~」
「……コーヒー…」
「まさか、僕と翠星石のも…?」
「…はい、コーヒーです…」

その日からばらしーに買出しを頼む時はどんなことでもメモを渡すことに決めたローゼンメイデンのメンバーでした。




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最終更新:2007年05月11日 22:54