「さて、今日こそは作るぞ」
そう言いながら今日も打ち込み作業を始める店主
何故打ち込みなのか? その原因は、今日来る客が原因だったりする
「全く、店主が打ち込みをしてる様じゃこのお店も終わりね」
「誰のせいで打ち込みをやらざるを得なくなったんだ? 真紅」
「何よ。単に録音機材を壊しただけじゃない」
「最早大破の域に達していたがな」
「む…昔の事よ」
「…で、何の用で来たんだ? 僕は今K○NAMIに提供する楽曲を作っているんだが」
「これを買いに来たのよ」
そう言って差し出したのは『HEAVEN INSIDE』通販でしか売っていない筈のCDを売っているのがこの店の凄いところである
「へぇ…まさか泉御大のアルバムとは…でもこれ」
「知ってるわよ。ギタドラのコンポーザーのアルバムでしょ? マーティー・フリードマンも参加してるって言うから買おうと思ったのよ」
「珍しいこともあるもんだ。ま、それは良いとして…2800円になります」
お代を貰う
「ねぇ…店長…また…今度は外部としてだけど…私達のライヴに参加しない?」
「…悪いな。僕はやっぱりあいつらじゃないとロックをやる気にはならないんだ」
「そう。残念ね」
「ま、またあいつらが揃えばそのうちふらりと乱入するよ」
「心待ちにしてるわ」
そう言うと、真紅は帰って行った
「さて…一仕事終わらせようか」
つづく
最終更新:2007年05月20日 22:46