アットウィキロゴ
「暇だ。外注曲も作り終えてこれからという時に暇だ」

ここはとあるCDショップ。やる気の無さそうな店長はさておき

「こんにちは…」
「おや蒼星石、なーに沈んじゃってんの?」
「あ、店長…いやね…バンドの事でさ」
「リーダーは大変だもんな」
「ねぇ…一体僕達のバンドには何が足らないの?」

店に来たのはRozen Maidenのリーダー蒼星石
どうやらバンドに関する悩みごとみたいだ

「そーだな…その前に蒼星石、ロックって一体なんだ?」
「ロックって反骨精神の上に(ry」
「…優等生の答え方だ。でも反骨精神ばかりがロックじゃないと思うんだ」
「そんな! それじゃあロックなんて成り立たないよ!」
「落ち着け。いいか? そもそも、音楽ってなんだ?」
「音楽って…急に言われても…」
「『音』を『楽』しむから音楽だろ? そこでだ。蒼星石、君達Rozen Maidenに足らないもの…それが何だか分かるか?」
「…それが分からないから聞いているんじゃ…」
「ま、それはそれとして…宝の持ち腐れなんだよ。Rozen Maidenは」
「え?」
「超絶技巧派ギターの水銀燈、発狂ドラムの翠星石、職人技が光る蒼星石、7色の声を操る真紅、究極のデスメタラー雛苺、そしてオールジャンルの薔薇水晶。これだけの素材がいるんだぜ」
「持ち上げ過ぎだよ」
「蒼星石。君に足らないのは自信だ。話を戻すが、君は真の持ち味を活かしきっていない気がするんだ。どんな高級食材でも、コックが駄目なら話にならないんだ」
「持ち味を活かしきっていない…か」
「ま…あくまで僕の価値観な。でも、持ち味を活かすからと言って観客を置いてけぼりにしちゃあならない」
「そうだね」
「ライヴってのはな、アーティストが創るんじゃない。そこにいる皆で創るんだ」
「店長…ありがとう」
「なぁに、暇だっただけだ」
「今度、店長のバンドについて詳しく教えてくれないかな?」
「ま…自ずと知る様になるよ。上へ行けば…な。だろ? あおのこ」

店の中で笑っている店長を尻目に赤面するあおのこ◆s/roZeN.m4が居たそうな


つづく





タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年05月22日 23:10