Story ID:DhOYFJol0 氏(197th take)
新曲に向けてスタジオにこもっているローゼンメイデンのメンバー。
時計の針は正午に差し掛かっていた。
「ふぅ~もうお昼ですぅ、翠星石はお腹がすいたですぅ」
「そうだね、僕もすいたよ」
「じゃ、近くのラーメン屋にでも行ってみるぅ~?」
「そうね、冷やし中華もやっている時期だわ、行きましょう」
「ヘイ、らっしゃい!! 何にしましょう?」
「私は冷やし中華だわ」
「じゃ、私もそれでいいわぁ~」
「カナは味噌ラーメンかしら~」
「翠星石は塩ラーメンですぅ、あっ、蒼星石も同じですよぉ」
「……きつね…うどん…」
「ちょっとぉ~、ばらしーここはラーメン屋よぉ~」
「……じゃ、チャーシューメンに…する」
「ヒナもチャーシューメンがいいの~」
注文の品がカウンターに並ぶ。
どんぶりからほんのりと香り沸き立つ湯気。
濃厚でありながらクセのないスープは細麺に絡み、つるりと舌の上を転がっていく。
ズズズッ~~~、ズズッ
カウンター越しに緊張した面持ちの店主。
それもそのはず、今この店のラーメンを食しているのは人気ロックバンド、ローゼンメイデン達なのだから。
そんな店主にスープを1口飲み、細い麺をゆっくり噛み締めた雛苺は笑顔を向けてこう言った。
「麺は最高なの~具も最高なの~でも、オジサンの腕は最低なの~~」
超人気ロックバンド、ローゼンメイデンのコーラス兼ボーカルである雛苺。
彼女は歌もさることながら食に対する拘りはロック界でNO1であった。
最終更新:2007年06月13日 19:39