Story ID:Yvtz3Nlz0 氏(225th take)
「はやく、はやく手続きをすますかしら~」
「あぁ~ん、ゴメンなの~」
「ほら、早く行くのだわ、雛苺」
「そうよぉ~、後がつかえてるのよぉ~」
「飛行機に乗り遅れるですぅ~」
人気ロックバンドのローゼンメイデンはツアーやTV出演のため秒刻みのスケジュールをこなしていた。
当然、移動手段は飛行機を多用することとなる。
「うぅ~、どうにか間に合ったですぅ~」
「そうね、危ない所だったのだわ」
「ふゅ~、あれぇ~?」
「どうしたのぉ~雛苺ぉ?」
「あのね、あのね、ばらしーがいないのよ~」
「えっ!本当だ、ばらしーがいないよ」
飛行機に乗り遅れた!そう思ったメンバーは頭を抱えた。
しかし、空港についても薔薇水晶から連絡もない。
それどころか、その日はついに薔薇水晶は見つからなかった。
そして次の日の朝……………1本の電話がかかってきた。
「…もしもし…」
「あっ、ばらしー、どこにいるのぉ~?」
「…警察……」
「警察ぅ?どこの警察にいるのぉ?」
「……メ…メキシコ…」
「メキシコぉぉ~~?」
「…うん……サボテンが生えている……」
「どうしてメキシコにいるのぉ~?」
「……解らない……飛行機に乗ったらメキシコにいた……どうしよう?」
「パスポートはもっていたのぉ?」
「…もってない……どうしよう?」
「日本大使館に連絡しなさい~」
「…うん、解った……」
そして6時間後………………
「…ただいま…」
「あっ、ばらしー!どうやってメキシコ行きの飛行機に乗れたですかぁ?」
「……解らない…」
「か、帰りが早いわねぇ~、本当にメキシコに居たのぉ~?」
「……うん、これお土産……」
「テ、テキーラだね」
「それはそうとメキシコからどうしてこんなに早く帰ってこれたのかしら?」
「……外務省の…偉い人が専用に飛行機を…用意してくれた」
「本当なのぉ~?」
「…うん、名前は知らないけど……大臣とか言ってた……」
パスポートもなしにどうやって国際線の飛行機に乗れたのか疑問は残るのだが、とにかく「彼」が外交の力を使って短時間に薔薇水晶を日本まで送ったのは秘密になりました><
最終更新:2007年08月08日 00:09