剣士クラース-1
1
601 名前: あ~ 投稿日: 2005/08/22(月) 13:51:01 [ NxgoQ2As ]
まだ太陽も見えない朝の闇の中、たいまつの光に照らされた
5人の勇者の姿とハノブの村の全ての人々が門の前に立っている。
僕は石につまずきながらも父のそばに駆け寄って
「がんばってね!」
幼い僕はそんな一言とこの日のために作っておいたお守りを
父の手に渡し、顔を見てみる。
父はニコッと笑うとその手造りのお守りを首につけた。
父を含む5人の勇者はいくつもの災害から村を守ってきた。
オーガの集団が襲ってきたときも5人は先陣をきって村を守ってきた。
どんなときも命をはって大事な宝物を守ってきた5人は
みんなから勇者としてみんなから慕われていた。
5人がこの村を出発してから早くも12年がたっている。
父の子供として必死こいて剣術を勉強し、今ではハノブの村1番の
剣士になった彼の名前はクラース。
「こんな所にいたのかよ」
「うわぁ!!」
突然後ろからしゃべりかけられ滑り落ちるクラース。
「屋根なんかに登ってな~にしてんだよ」
「・・・ラルドかよぉ。びっくりさせるなよなぁもう」
突然しゃべりかけてきたのは、クラースと兄弟のラルド。
「もう。じゃね~よクラース。母さんが呼んでるぞ」
「母さんが?」
「今日はお父さんが出かけてからちょうど12年目だから
ちょっと買い物に行ってきてくれない?」
「わかった」
「俺もいくよクラース」
ラルドは親を亡くした孤児だった。そんなラルドを拾ったのが
クラースの両親だった。
『いってきま~す』
元気良く言って2人はドアを開けようとしたその時、
母さんが床に倒れてしまった。
小説を書くのは恥ずかしい(つ∇<)
誤字、脱字のチェックよろしくお願いしますm(_ _ )m
2
602 名前: あ~ 投稿日: 2005/08/22(月) 18:51:10 [ NxgoQ2As ]
第2章
クラースとラルドは古都ブルネンシュテルグの先にあるバヘル大河へ
急いで向かっていた。
「母さんは大丈夫ですか!?」
ハノブの医者であったフリーマンのところに飛び込んで入ってきた
2人は母の状態を教えた。
「これは・・・」
フリーマンは口ごもった。
「野良犬の感染病だ」
「野良犬の?」
近頃物資を手に入れるために木を切っていたのだが、そこより北に
感染病をもっている野良犬がいるのだが、それが人間をも
殺せるほどの菌をもっているんだが、やっかいなことに木に
うつってしまったんだ。
フリーマンは全てを話すと悲しそうにうつむいた。
「このままでは・・・」
「母さんを救うことはできないんですか?」
「出来ないこともないがお前たちも感染病にかかってしまうかもしれないぞ」
「教えてください!」
クラースとラルドの目は本気だった。
「・・・わかった。ここより東の古都ブルネンシュテルグに行き、さらに・・・」
ようやく古都についたころには日も暮れ、2人の足はパンパンだった。
「・・・ここが古都かぁ」
「すげぇ・・・」
クラースとラルドは口をポカンあけていた。
「ひとまず宿を探そう」
と、ラルド。
ハノブにはないにぎわい方。ハノブも栄えていたほうだが、こことは
比べ物にならなかった。
『ドン』
「おっとゴメンよ~」
「あ、すいません」
親切なラルドはきちんとあやまった。
「や、やっとついたぁ・・・」
大きすぎた古都に迷ったあげくようやくついた宿。
ベットにぶっ倒れる2人は死人のようだった。
朝になり、2人はどうするか話し合っていた。
「まず装備を整えよう」
ラルド。
「ご飯が先だろ」
クラース。
ご飯にした2人はお金を分けようと財布を取り出そうとした。が・・・
「あああぁぁぁ~~~!!!」
財布が・・・なくなっていたのだった。
最終更新:2008年07月07日 23:35