紅き破滅の石
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690 名前: 変な生き物 投稿日: 2005/08/27(土) 14:01:54 [ N4zmkGOk ]
人類が誕生して以来、人類は様々な力を手に入れ、文明はその力に従い進歩していった
ではRED STONEほどの力は人類にどのような文明を生み出すのだろうか?
俺は知っている、あの石の正体を
……あの石は神になるための鍵なんかじゃない、ましてや人類に栄光を呼ぶ物でもない。
RED STONEの導く先は混沌と破壊でしかない。
丁度、2年前の事だったな
俺がRED STONEの作る運命に巻き込まれたのは。
俺の出身は民村パレトナ…って誰もわからないか。
スマグの側にある、山の谷間に位置する民村だ、武器もないし防具も、道具屋もない民村
更に魔物の数そのものまで少ない為、地図にはほとんど載ってないだろう。
スマグ産の地図でもないかぎり載っているとは思えないな…もっとも、スマグ産でも、もう載ってないだろうが。
当時、俺は15歳でスマグの魔術指導を受けていた、ちょっと遠かったが馬車と距離が近いおかげで
さほど移動に時間はかからなかった、魔法の腕前?…ま、まぁまぁ・・・かな。
ただその日は魔術練習中に寝てしまい帰るのが夜遅くになってしまった。
家につくやいなや杖やコートを放り捨て、食事を作り始めた
親はどうしたって?…いないな、俺が12の時、事故で兄姉父母共あの世行き
なんでも崖からの落石で死んだそうだ、まぁとにかく俺は一人暮らしだったんだ。
確か夕食は時間がないからシチューとパンだったっけな、それを食べて風呂に入れば一日が終わる
…筈だったんだ。
突然外から壮絶な爆音が響き、外が紅く燃える。
それに驚いた俺は家から外へ飛び出した。
外には見たこともないガーゴイルが徘徊し、村を片っ端から破壊していた、そして人も・・・
俺は恐怖に怯えた、人が魔物に惨殺されるのを見るしかなかった
そして俺の目の前に村を襲う魔物のなかでも特に巨大なガーゴイルが降りてきたのだ。
そして俺は気がついた、街を破壊するガーゴイルには見覚えがあった、ある書物に書いてあったのだ。
俺は情けなくも恐怖で腰が抜けた、目の前に降りたデビ・ロンに恐怖した
「何人とも傷をつけられなかったと言う伝説の死神」と対峙したのだから当然といえば当然か。
そしてデビ・ロンは恐怖で顔がゆがむ俺の腹部に尻尾を叩きつけた。
俺は弾き飛ばされ、木に叩きつけられた…
痛みは感じなかった、ただ腹部の感覚が消えただけだった
今思えば、あばら骨や肺、心臓がやられてショック状態だったと思っている。
それを見たデビ・ロンは満足そうに空に飛び上がり、殺戮を繰り返そうとしていた、が
突然苦しそうに羽ばたき、いきなり地面に落ちて果てた、砂となっていく体から紅い石だけを残して・・・。
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691 名前: 変な生き物 投稿日: 2005/08/27(土) 14:03:53 [ N4zmkGOk ]
周囲は燃え上がり、唸り声や悲鳴、崩れる建物の音を聞きながら紅い石にはいずりよった。
ただ本能的に、体が熱くなるがまま動いた。
俺は本能的に、この石が何であるかを理解したのだ
…デビ・ロンがここに多数存在する以上、別に不思議でもなんともなかった。
命絶え絶えに石へ近づき、石に指が触れたとたん、周囲が白黒の逆転した世界へと変わった
…紅い石から声が聞こえたような不思議な感覚を覚えている、なんと言ったかまでは覚えていない。
そして俺の体に異変が起きた、全身に凄まじい激痛が襲いかかった
まるで自分自身の全てが書き換えられるかのようなおぞましい感覚だった
激痛のあまり無意識のうちに満月の輝く夜空に咆えた。
…そこからは覚えてない、ただ気がついたら村は跡形もなかった。
紅い石もなく
人の姿もなく、魔物の姿もなく
人間の姿をした俺もいなかった
もはや村にいるのは狼だけだった。
あれから2年、俺は古都ブルネンシュティグの一軒家を知人に借りて生活している
ベッドで横になりながら自分の、狼の手を眺めた、明らかに毛深くて長い爪のある5本指の手
そして鏡にうつる狼の顔、毛深い身体、立派な尻尾。
…俺は別に元の体に戻ろうとか、考えてなかった
まぁ確かに多少の種族差別があったりするが、この姿の生活には慣れていた。
だが未来も希望もない、これが「お先真っ暗」ってやつかもしれないな。
ぼーっとしている中、扉からラフな格好をした男が出てきた。
「おーい、ルエアス起きてるか?」
「起きてるぞボルウィン、やけに食材を買いに行くのが早かったな」
気さくに話しかけてくる知人・・・いやボルウィンが嬉しそうに言った。
「いやな、興味深い依頼があったんだ、報酬も高い」
「なんだ、またクエストか、俺は降りるぜ…この前なんか難癖つけられて『臭い』とか言われ
報酬が全然もらえなかったからな」
「いやいや、ルエアスが興味を持ちそうな依頼だ、しかも確かなスジだ」
もったいぶってからこう言った
「紅き石、レッドストーン捜索に関する依頼だ、場所も明確」
「前言を撤回させてもらう、すぐに行く」
俺はベッドから俺はすぐに側に置いてある仕込み式鉄の爪が付いたプロテクターを腕に付けた。
……紅き石が始まりなら、終わりも紅き石なのかもしれない それに俺は知りたいんだ、あの事件の謎を……
ま、あまり期待は出来ないなどと思いながら、アーアーを装着し終えて部屋を出た。
後書き:長文駄文すみませんわ(‘A`) んでもってお初にお目にかかります
なんつーかその御免なさい長くて、長すぎて全体画面じゃないと変に… ||| _| ̄|○ |||
短編物も書くかもしれんです、っていうかスレ汚しすみませんわ(´・ω:;.:...
最終更新:2008年07月08日 02:35